剣道バトン & 長男の事
楽天仲間のmarichan95014さんから剣道バトンなるものをもらってしまいました。でも私ね、始めたばっかりだから、答える事なんかほとんどないぞ。(涙)Q,剣道暦はどれくらいですか? 去年の10月からだから5ヶ月めです。Q,剣道を始めたきっかけは? 私は全然やる気がなかったんだけど、息子達がやりたがり、6歳の次男はまだ早いのでお母さんが一緒だったらいいよ、と言われ、はじめました。ま、カラダを動かす事が気持いいので今は毎週エクササイズのつもりで通ってます。Q,かまえは何ですか? 初心者ですからそんなものはありません。Q,得意技は? ありません。Q,一番気持ちの良かった一本は? ありません。稽古で上級者の面を打つ稽古をしたとき、やはり人の頭を打つというのは抵抗があり、うっかり「Sorry」と言ってしまいました。うーん、気持がよくなる事はあるのだろうか。(笑)Q,忘れられない思い出の試合はありますか? ありません。Q,剣道をやめようと思ったことはありますか? まだ、ありません。私は一度始めた事は簡単にやめる方じゃないのでそれなりには続くとは思いますけど。Q,剣道のおもしろいと思う所はどこですか? うーん・・・・・カラダを動かしながら声も出せる事。(笑)でもそれはマーシャルアートに共通した事だし。うーん・・・よくわからない。半年も経たないのにわかるわけがありません。今通っている道場は最初に竹刀を買うだけ。稽古着も防具もアドバンスになるまでいらないので、合理的で良かったです。私は実は「まずは道具から」という考え方が苦手なので竹刀1本、ジャージで勝負、というこの道場はとてもシンプルで実質的な感じがして好きです。最近、お古の稽古着をいただいたので今は着ていますけど。防具などは実力も精神力も伴わないうちは買うつもりはないです。高いし・・・。2-3年はビギナーで基礎の稽古だけでいいです。Q,強くなる為に大切な事はなんだと思いますか? まず強くなるという事がよくわかりません。試合、という意味でしたら、あまり大切な事だと思っていません。自分自身の精神力、ということでしたらものを習うという態度や謙虚な心かなあ。茶道でいつも言われる言葉ですがやはり「五常」仁、義、礼、智、信ということが剣道においても大切なのではないかと思います。そのために自分や子供に貸しているのは- 背筋を伸ばす- おしゃべりをしない- 先生の話をきちんと良く聞く- 稽古の時間に遅れないといったことかなあ。だから上級者に敬意は表しますが、私自身はあまりレベルに興味はありませんね。Q,最後にこのバトンを回す人を5人どうぞ いないぞ!だいいちこんな一般的ではないバトン、拾ってくれる人もいないと思うぞ。(笑)ところで、先日長男を合気道のクラスに参加させてみた。お試しクラスだったので、長男もリラックスして楽しんだ。これ、多分長男にはこっちの方が合っているかと思った。他の武芸と違って、合気道は受け身のものだ。攻撃性のあるマーシャルアーツはやはり長男には向いていないような気がするのだ。剣道も今のうちはいいけれど、アドバンスになると打ち合いになる。今でもたまに上級者が面をつけて面打ちの稽古をしてくれるのだが、長男はどうしてもうまくたたけないようで、他の子供が「バシッ」と力強く打つ横で長男は「ぱこん」というへなチョロな音しか出ない。その度に先生からどやされている。これはもう性格なので仕方ないのだ。昔から長男は争い事を苦手とする。クラスでも友だちとケンカする事はないし、何か言われて傷ついてもめったに言い返す事もない。ちゃんとケンカできるのは弟相手の時くらいだ。学校の休み時間にクラスの男の子がいつもボールゲームをして遊んでいるが、長男は滅多に参加しない。あまり得意でないというのもあるが、本人曰く、すぐに誰がやったどっちが勝ったと言い争いになるのが嫌なのだそうだ。毎週カブスカウトのあと、体育館でドッジボールがある。人数が多いので目立たないが、当てられたくない長男はいつもすみっこのほうでこそこそと人の後ろに控えている。そしてボールを拾っては近くの子に渡しているのだ。終わった後は必ず次男と私に「今日も一度も当てられなかったよ」と自慢する。当たり前だ。人の陰に隠れているんだから。やさしい、とも言えるし、弱虫とも言える。(笑)こんな長男が剣道を続けていくのはひょっとしたら無理があるかもなあ。次男はあれはあれで遠慮がちなところもあるのだが、「戦いごっこ」も好きだし、向いているかもしれない。でも長男はもしかしたら合気道の方がいいかも、と思い始めている。ま、何にしてもすぐに飛びついたりすぐにやめたり、というのは避けたいので少なくともあと1年は様子を見ようとは思っているけれど。逆にそういう経験をして、もう少し自信をつけて精神的に強くなってほしい気もするし。今のままじゃなあ、主張大国アメリカではたくましくやっていけない気のする、カラダだけはでかい長男なのだ。