3751日本アジアGの信用取引で気をつけること
昨日の続きです。野村證券の信用取引の説明書(ちなみにみなさん同意ボタン押してます)には以下の費用がかかると記載があります。・管理費信用新規建の約定日より1ヶ月ごとの応答日を経過する都度、管理費が発生します。費用は1株(または1口)につき10.5銭(税込)です。ただし、1ヶ月あたりの最低金額は105円(税込)、上限金額は1,050円(税込)となります。・・・電子化してるのにその手数料体系はひどいんじゃね?大和証券は同一銘柄同一日同一信用であれば一律210円なので、まだまし。ここは使い分けで、1株単位銘柄(ヴィレッジバンガードとか)は、大和でのまとめ買いで冬眠すべし。まだ、この管理費は加減と上限が決まっているので今回はましです。・名義書換料買建玉がある状態で当該銘柄の権利付最終日を越えた場合には、名義書換料が必要となります。名義書換料は、最大で売買単位あたり52.5円(税込)です。・・・この名義書換料って、手書きで書換してたときに、いちいち1000株とか100株ごとの証券に事務手間が発生してたからとっていたお金なら納得できます。しかし、このインターネットで電子的に処理しているくせにそれを残していている証券業界全体がこりゃやばいよねえ。昔は一株の株なんてなかったからこういうことにはならなかったのですが、たとえば、2500円で買ったアジアGの株はなんと4月決算につき、権利付最終日(4月末の3営業日前)をまたぐだけで、2%の手数料を支払わないといけなくなる計算です。3500株*52.5円=183,750円 こんなぼったくり取引あるんかい!別に野村だけが悪いわけじゃなく、業界全体ですけども。ま、同意ボタン押してるんだからいやならやめれば、て話なんですけども。でも、上限金利違反に該当する恐れがあるので、金融庁様なんとかしてくれませんかね。例)日本アジアGを1株2500円を10株購入。経費:金利3%=750円、管理費105円*10*12=12600円、名義書換料52.5円*10=525円 実質金利相当額 13,875円よって、実質金利 55.5% (驚き)となります。 あれ、日本アジアGって配当ないけど権利付最終日ってやっぱり名義書換料必要だよねえ、そりゃ議決権あるもんね。じゃあ、中間決算はどうなんだろ、やっぱりいらなそうだ、配当ではなく、議決権のことだよねえ、でも臨時株主総会を日本アジアGが開いたら?またとられそうだよねえ、18万円。。。信用取引の教訓:1株単位の5万円以下の株式は現物で持つべし