リーマンショック後の銘柄変更
割安株というか資産株が相対的に値を保っていて、成長株が地の底に叩き落された印象がありました。そこで、勝負したのは、成長株+ほぼ無借金(不動産ならまず倒産しない比率の会社)でした。今までの割安株をなげうって、成長株にシフトしました。結果的にはこれはGJでした。 今まで主力で持っていた簿価26万円の創通を22万円で神様が買い取ってくれます。8000株くらいでしょうか。本当に助かります。もし、あの時、創通を22万円で8000株買ってくれる人がいなかったら、私は破産してました。まあ給与で1年くらいで返済はできたと思いますが、2009年にかかるバク上げ期間にまとまった資金をつっこんでいなかったことになるわけですから、その稲妻が光るタイミングを逸していたことになります。それを考えると恐ろしいです。創通という銘柄は確かによかったと思います。ただ、市場は何が起こるかわからないので、売って買えた自分もよく決断できたと思いますが、そもそも、ラッキーだったということを忘れてはいけないと思ってます。民事再生したREITを大量に持っていてもおかしくなかったわけですから。資産超過だと思ってましたし、現にそうでしたが、一時紙切れになりました。ここで、・まず倒産しない株・成長性のある株・下がりまくっている株にだいたいあてはまる株を買います。SBIのネットローン100万円、(プロミスは審査のみ通過させて50万円、オリックスが100万円、待機資金用)、株が600万円、信用1300万円といった状態が一番きつかったときです。銘柄は、アークランドサービス、DVX、は今でも保有している大当たり株。不動産は倒産しそうにないというB/Sの日神不動産、タカラレーベンに切り替えほかにもバラバラと買い、いったん新興市場が落ち着きを取り戻します。(本当はここで、フージャースを買っていれば会社を乗っ取れるくらいの儲けになっていたのですが、破たん→自己破産が見えてしまってこの勝負までアグレッシブにはいけませんでした。これは後悔してます。ヒアリングもかけて大丈夫そうだとわかっていたので。)2008年の年末には、確か株資産1400万円、信用2200万円、ネットローンは返済済みとなってました。2008年は、当初2000万円で、ありったけのCASHをつぎ込んで1400万円って、いったい?と思いますが、これでもリーマンの底の時からは3倍近くに戻ったわけです。いまでは考えられませんが、自分の人的資本という観点からはそんなに金銭的なダメージをくらっているわけではないと理解しようとしてました。2009年の初めころ、さらにスクリーニングで、コメ兵を発見します。遅れて下がってたものですから220円くらいで買えました。一息ついた感じです。そこから、TOPIXが最安値をつける2009年3月をむかえます。