結婚式の思い出は熱海のATM
2008年夏、結婚式をすることになりました。毎月40万円入金してるんですよ、それでも1月に2000万円だった純資産は確か1400万円に減ってました。私は手元が減ればその分信用も損切りして、1:1.5くらいを保とうとしてましたからお金を入れては毎月損切りしてたわけです。すでに1000万円以上損しているはずですが、あまりきっちりは計算しようとはしませんでした。なぜか?それは精神を保つためです。で、結婚式にもやっぱりお金がかかるわけで、なんとかして工面したお金で払い込み、共働きだったので、半分でよかったのですが、ご祝儀はすぐに自分の分は回収し、新婚旅行は社割で新幹線の帰り道にある熱海激安ツアーにしたので、そこの熱海のATMで追証回避の入金をしました。これで一息ついたのは今でも内緒です。 結婚式のスピーチで社長が「彼はそんじょそこらの証券会社の社員よりも株に詳しい。本業のようだ。」なんて持ち上げて奥さん側の会社の人からどよめきが起きます。ウケ狙いで言われて私は苦笑い。本当は、結婚式どころではありませんが、幸せな顔をしなければいけません。2次会では、「いくら儲かってんの?」とか「給料高いんでしょ?」とか聞かれましたが、資金が溶けまくっているなんて言えるはずもありません。意外と株をやってる人って少なくて、今の辛さを誰にも言えません。 株1400万、損は多分1000万円をだいぶ超えてて、信用1800万円くらいで、リーマンショックに突入します。もうやけくそですよね。