カテゴリ:輸送用機器
【特色】油圧機器大手。自動車の衝撃緩衝器で世界2位、建機油圧シリンダー首位。2輪や航空機向けも
【連結事業】油圧製品97(4)、システム製品3(3) 【海外】47 【増 益】急復活の油圧機器は建機向け受注が上振れ。人件費増こなし増益幅拡大、増配。12年3月期は油圧機器が一段増。緩衝器も国内横ばいだがアジア好調。値引き圧力をはねのけ営業増益。為替差損見込まず。 【中 国】需給タイトな油圧シリンダーを11年内に4ラインへ倍増(国内は5ライン目が稼働済み)。受注残なお豊富で、12年の増強を検討。CVT部品も11年末に稼働へ。 (会社四季報2011年3月発売号より) ------------------------------------------------------------ 【上記の感想】 上記は、KYB(7242)について書かれたもの。 保有銘柄ではないが、少々興味をもっている。 まず、最近の株価。 震災後は低迷しているが、2009年3月に110円をつけ、2011年2月に745円をつけている。 2年近くで7倍近くに上昇したのは、目を惹いた。 トヨタやホンダのような完成車メーカー株を買うならば、売られた時に部品メーカー株を買うほうが、リターンが高そうだ。 最近知ったことは、上記にも書かれているとおり、同社は、自動車の衝撃緩衝器で世界2位のシェアを持つ。 なぜ、そんなことを知ったのかというと、震災後の計画停電により、電気の安定供給を失うと、部品メーカーにとっては大変困るという記事を見たため。 部品の製造では、熱処理のように電気が絶えず供給されて成り立つ工程があるそうだ。 では、業績はどうか? 3月決算なので前期の決算発表はもう少し先になるが、経常利益予想を前期は3度上方修正している。 よって、前期は好調に推移したと言えよう。 ちなみに、経常利益予想は、次のように変化した。 2010年5月11日 11200百万円 2010年8月5日 18800百万円 2010年11月8日 20000百万円 2011年2月8日 22100百万円 それでは、株価と指標を見ておく。 現在値は、595円。 予想PERは、7.17倍。 実績PBRは、1.66倍。 予想利回りは、1.34%。 貸借倍率は、1.5倍。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2011/04/10 05:15:04 AM
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