テーマ:輸送用機器(62)
カテゴリ:輸送用機器
【特色】樹脂とエアバッグが2本柱のホンダ系自動車部品大手。売上高は日産とホンダ向けが拮抗
【連結事業】ハンドル17、エアバッグ41、樹脂部品42、他0 【海外】47 【強含み】自動車樹脂、エアバッグは特に日産向け増勢。下期国内減速カバーし大幅増益。退職金など特損一巡。12年3月期も中国が牽引、ホンダ向け多い北米も出直る。国内低迷、原料高こなし利益強含み。税軽い。 【中 国】今春中国・武漢で新工場稼働、日産向け中心に供給。同国南部でも能力不足続き拠点拡充を検討。各国で側面衝突関連法規改正でサイドエアバッグに動意。 (会社四季報2011年3月発売号より) ------------------------------------------------------------ 【上記の感想】 上記は、日本プラスト(7291)について書かれたもの。 最近まで保有していた銘柄である。 まず、売上高の推移をみてみる。 単位は百万円。 2008年3月期 105719 2009年3月期 93263 2010年3月期 70015 2011年3月期 85466 2012年3月期の予想は、未定。 主として、自動車樹脂とエアバッグを日産とホンダに供給するため、自動車メーカーの影響度が大きいことは想像できる。 売上高のブレが目立つのは、仕方がないところか。 次に、配当性向と純資産配当率をみてみる。 2010年3月期 -18.0% 0.8% 2011年3月期 4.7% 0.8% 配当性向だけを見ると、利益のブレにより不安定な感じがする。 しかし、純資産配当率を見ると、不安定な印象はなくなる。 次に、株価と指標をみてみる。 現在値は、627円 予想PERは、6.09倍 実績PBRは、0.61倍 予想利回りは、1.2% 1単元保有時の予想総合利回りは、4.39~4.51% 最後に、日本プラスト株を売却した理由を書いておく。 ・株主優待制度を新設したり、廃止したり、復活したりというのが、最近の3年間の状況であること。 ・買値よりも10%安くなったら損切りというルールを設けているが、既に25%以上安くなっているため。 ・最近の株安局面では、総合利回りは5%以上、欲しいため。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2011/06/09 11:05:56 AM
コメント(0) | コメントを書く
[輸送用機器] カテゴリの最新記事
|
|