オブリガード!スコラーリ!
ポルトガル代表監督としてのスコラーリの最後の言葉だ。ルイス・フェリペ・スコラーリ「FPF(協会)にはベスト4を約束していたので、それが果たせず、失望している。」「ポルトガルにはそれを達成できるだけの力があった。」「バラックがファールを犯して点を取ったことを言い訳にしたくない。」「選手はよくやったし、それを誇りに思っている。」「晴れ晴れとした気持ちでここ(ポルトガル代表監督)を離れる。」「私は常にベストを尽くしたし、今日も例外ではない。」「選手にもベスト尽くすことを望んだし、選手もそれに応えてくれた。」5年半に及ぶスコラーリ体制が終わりを告げた。地元開催のユーロ2004では準優勝、ドイツW杯ではベスト4進出、そして今回のユーロ2008では決勝トーナメント進出という結果を残し、確実に2002年にポルトガルが味わった悔しさを過去のものにさせてくれた。いや、それだけではない。多くの思い出を代表と共に作り上げてきた。この5年半の日々をここで語り尽くすことはできない。だから、これだけは言いたい。オブリガード!スコラーリ!