ワールドカップ開催ならず!
FIFAのジョセフ・ブラッター会長は、2018年と2022年のワールドカップの開催地がそれぞれロシアとカタールに決まったことを発表した。このことにより、2018年のワールドカップ開催招致を進めていたスペインとポルトガルの夢は崩れ去った。前評判が決して高くなかった両国が開催地に選ばれた。なんらかの力が働いていたと思えなくもないが、この決定が覆ることはない。投票の経過が発表されたが、スペイン・ポルトガルはロシアに次ぐ得票数。善戦したと讃えたいが、次の開催を目指すことを考えると気が遠くなる。特に、ロシアに決定した後のエウゼビオの表情からその心情を伺うことはあまりに酷である。将来、ポルトガルでワールドカップが開催される日が来るのだろうか。この夢はしばらく胸の中にしまっておくことにしよう。