【新婚旅行3日目】 @谷閉温泉
本日は、ほぼ台中市の方向までまた戻り、途中で温泉街で泊まる。当初の噂どおり、山道は6年前の地震を主に、その後の土石流などのため、崩れていたり、元々細かったりして山道ドライブは結構大変である。しかも現在も修復のために日々工事を行っており、その中を観光用の2階建てバスが頻繁に走っているのである。無謀極まりない。台湾では、上海に比べ非常に交通マナーがよくほぼ日本のマナーと変わらない。が、この1件はさすがにびびった。明らかにすれ違いの出来ない細い道。向こう側で工事をしているのだ。譲りの精神で辛抱強く、向こう側が通り過ぎるのを待つ。区切りが出来たところでゆっくり前進すると猛スピードで大型トラックがつ込んできた。我々はすでに工事現場も通り越しているのでこれ以上下がるのは不可能に近い。が、トラックの運ちゃんは下がれ下がれと合図する。もぐら君・しぃな「いや、まじで、それは無理。」仕方なくちょっとずつ後退するがこれ以上は無理と言うところで見かねた工事現場スタッフが誘導してくれる事になった。前へ、前へ!もぐら君・しぃな「ま、まえですかっ?!」1台がぎりぎりで通るところをすれ違おうと言うのだ。よく見ると目前のトラックは前輪が溝に落ちている!!もぅ、どうにでもなれ、というつもりで我々も前進。ガードレールとの距離は、10cm、5cm、4cmと縮まりついに、3cm!!しぃな「3cm!!すとーーーーっぷ!」間一髪でトラックと我々がすれ違う。もぐら君「こっち側も3cmだった・・・(ーー;」冷や汗をかいたドライブも終盤に。途中でのどかな牧場があったので大好きな羊を『遠まわしに』眺め、記念撮影を済ませ、再び走る。セメントを運ぶ車が多くなってきたと思っていると、『谷閉温泉』の文字が見えてきて無事到着。部屋にはなんと専用温泉が付いており、ベッドの上にはバラの花束が。まずは大浴場をチェックしたかったので、早速水着に着替えGO。ナトリウム温泉で無色無臭。台湾では、温泉は、温泉プールみたいな感じで男女一緒に水着を着て楽しむ。泊まった宿には、タダでは入れる野外温泉があり、25℃~48℃までの様々なジャクジーや温泉があった。これならもぐら君とも一緒に入れるので途中で飽きる事もなく楽しい。温泉街自体は非常にこじんまりとしているので特にやる事はない。だらだらと温泉に浸かりご飯を食べ、散歩をする。途中で見つけた郵便局からクリスマスプレゼントを実家に送り、再び散歩。いわゆる寂れた温泉街である。しかしながらのんびりとした時間を過ごす事が出来る街でもある。