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テーマ:最近観た映画。(40087)
カテゴリ:最近見た映画
映画「キングダム」を観る 「日経トレンディ」4月号で、「キングダム式最強の仕事術」という特集が組まれていた。絶大な人気を誇るという「キングダム」というマンガも知らなかったが、たまたま作者の父君からその話を聞いてまず「日経トレンディ」を買った。 「日経トレンディ4月号」 「キングダム」は2006年に週刊ヤングジャンプに連載が始まっていて、単行本はすでに53巻発行されている。作者は佐賀県出身でその父親の方とは、ある組織の役職を一緒に勤めている。知らなかったが、2012、13年にはNHK BSでアニメ化されていて、地上波でも再放映されたという。 そして、今回そのマンガの実写版が封切されるというので今日出かけた。普段からマンガを見ないので、今回は原作本は見ないでまっすぐ実写版を観たことになる。 「館内のポスター」 舞台は古代中国の春秋戦国時代の末期である。中国統一を目指す秦の王、「政」(紀元前220年に始皇帝を名乗る)と、それを支える「信」を中心とする群像劇である。数多くの個性ある人物が登場する点は、同じ佐賀県出身の北方謙三の小説「水滸伝」(北宋末期の12世紀が舞台で、文庫版で19巻という長編)に似ている。 「日経トレンディ」には、「キングダム」が若い経営者、特にベンチャー企業のリーダーによく読まれていると書いてある。その理由は、リーダーのあるべき姿について参考になる点が多いからだそうだ。 グローバル化による混乱、宗教や民族の対立、民主主義の抱える問題とその危機、ネット社会の危機、AIの発展など、社会は加速度的に変化している。リーダーの資質も時代への対応が問われている。しかしその答えは当然一様ではない。 「日経トレンディ」では、キングダム式仕事術として次のような視点をあげている。その要旨を引用して簡略に示す。 〇 ビジョンを明確に打ち出すこと(トランスフォーメーショナルリーダー)
「キングダム」の作者原泰久は会社員として、3年間ほどプログラミングやSEを経験している。この会社員時代の経験が役に立っているという。映画化については、原作と違うシーンも登場するが、自分も脚本に参加することで映画作りの過程において新たに学ぶこともあったようだ。 中国ロケを実施して、大掛かりなセットを使っている。エキストラの数も1万人という。戦闘場面やアクションシーンも、原作がマンガだからといって奇をてらってはいない。素直に入り込める楽しさがある。これはヒットしそうな感じがした。 今回の実写版「KINGDOM」は、単行本の5巻の部分で終わっている。ということは、今回の興行成績如何によってシリーズ化も視野に入ってくる。楽しみである。
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Last updated
2019/04/28 06:53:28 PM
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