夜に生まれた
星野リリィさんの新刊『夜に生まれた』を買いました。星野さんのBLはかなりお久しぶりで、しかも私の大好きなファンタジーだったので狂喜乱舞♪4,5年前の作品ばかりでしたが、全部で4つのお話が収録されていたので満足できました。<contents>1.夜に生まれた (呪いをかけられた魔獣と人間の物語)2.南の島の神様 (神官と職人の恋物語)3.香獣ラーラーガー (原始人もの。香獣と人間のビーストラブ)4.歌唄い (この本唯一の現代もの。高校生ラブ)で、好きな順をあえて書けば 3>1>2>4「香獣ラーラーガー」は可愛さと可笑しさが一杯で、原始人のくせに草食系な兄と、おそらく肉食系な妹が笑えました今回のコミックは 星野さん独特のラブリーな絵と、センスのよい服装や髪型がファンタジーの雰囲気にピッタリで、 正に絵で読ませる漫画本なのでリリィ本は、現代ものより人外が出てくるストーリーにけっこう嵌る私。内容も単純で心優しく、癒し系お伽話のよーで心に残ります♪でもこれが男×女で描かれたものだったら少々平凡かも・・。男×男だから滅法楽しめました(腐)。星野さんは最近BL離れな気がするのですが、もう第一線で活躍するつもりはないのでしょうか??大好きなBL作家さんなので、そうだとしたらかなり残念。同じジャンルばかりだと飽きたり、ネタがつきたりイロイロあるとは思いますが・・よしながふみさんもそうですが・・できれば二足の草鞋をはいて欲しいです~。