「私」であるための地球憲法 前文
「私」であるための地球憲法 前文埼玉県和光市 父親6年 保湿 鐘郎 (母なる地球が子供たちを叱るように...)大地をさら地にして、また始めからやるのも大変なので、これからはみんな仲良くしなさい。殺しあう道具を溶かして、それで農具を造りなさい。水の豊富な国は水のない所に分け与えなさい。食べ物のない所には食べ物を分けてあげなさい。世界のお財布を一つにしなさい。情報と倉庫、畑と工場と漁場を共有しなさい。医療の技術、産業の技術を共有しなさい。女性を対等として、政をさせなさい。災害があった地域の人々を助けなさい。恨み事はひとたび水に流して、怨まれた者たちはその分、相手の子孫に慈しみでお返ししなさい。みんなの信じる神を尊重しなさい。それぞれの持つ言語を大切にしなさい。綺麗事を思いつくだけ並べ、それを行いなさい。そして、自分が子供であったことを忘れずに生きなさい。 ★。、:*:。.:*:・'゜☆。.:*:・'゜★。、:*:。.:*:・'゜☆。.:*:・'゜★。、:*:。.:*:・'゜ 「私」であるための憲法前文選挙権を持たない10代の少年少女、約120人が自分の言葉で書き上げた未来を託せる日本の姿。編・著:大塚英志 出版社:角川書店