「花鳥風月」&「晴耕雨読」@大吾郎201
「きょうのひとコマ」雑草との戦い、準備完了。画面右下の緑はほうれん草、Y字形の細い木がななかまどの苗木です。 世界の政治的情勢、経済の動き、悲惨な(航空機等)の事故、大自然の脅威(地震)等いろいろな出来事が起きていますが・・・ これから話題にするのは、余りにも、みみっちい話です。・・・ ごみ処理センターのえらい人が、自分の自宅を引越しするときに出た粗大ゴミを部下に頼んで処分してもらった。報道によると本当は有料で8,800円費用(トラック3台)がかかるそうです。きょうお詫びの報道がありました。 公私混同、なので良くないですよね!でもこれって、思わず、やってしまいますよね。そりゃ、良くないのはわかってますよ。 これが、民間なら5,000円くらい出して仕事の区切りに、お茶など出せばそれですんだような気がします。 官庁の場合ちょっと難しいか?(部下の場合、上司に頼まれたら凛として・・・難しいですね!) 「ばれないようにすればいいのにねー」 話のスケールが変化しすぎて申し訳ないのですが私は、この話をきいて二・三年前に聞いたある講演会の話を思い出しました。 タイトルは、「歴史に学ぶ」でした。講師のお名前は忘れてしまいました。「すみません」 いろいろな面白い話をされながら話の核心に近づいてきました。 信長は、三千の兵で万を超える今川義元と戦って勝利した。通常これだけの兵力差があったなら勝負にならない・・・信長の負けです。 ここで講師の先生は、なぜ勝てたのか?と話した。 話の中に答えがあるのですね。 講演会の中で質問の時間が用意されていました。勇気ある人が質問しました「なぜ信長は勝ったのか、まだ先生は話してくれていません」 ここは、つらかったですね。私が発言すれば、それですむけど、勇気を持って質問したひとをコケにしかねない。でもそれでよかったです。今考えれば・・・ 軍事とは、そこに駐留したときに、そこの人々に向かえ入れられるか?ということです。 万を超える兵力で来ている今川軍、それだけの兵がいるということは、当然しかるべき数の偵察要員もいるということです。 信長軍の動きは、その偵察隊によって、今川方には手に取るように判っていたはずです。しかし織田領のそこにいた住民は今川方に織田方の動きを教えなかったということですね。 偵察隊を出して調べていたから、安心して(なにしろ絶対的に兵力差があったから)桶狭間という戦略的にはきわめて不利な場所で野営をして、暗くなったから一杯飲んでいたのです。だから、奇襲攻撃が出来たのです。 日本では、あまり認識がないのですが、陸軍とは遠征軍と言う意味なのですよね。国軍が砲火を交える場所を自国に選ぶのはまずいでしょ!外国へ行って大砲をぶっ放さなければ・・・! 空軍、海軍は乗り物がありますから、当然よそでやります。だから、陸軍には遠征軍と言う意味のフレーズが入るわけです。 (日本では、その辺をぼかして、陸上自衛隊、海上自衛隊、航空自衛隊と表記しています。) これは、ヨーロッパでは当たり前の話ですよ。朝日新聞社などでも、出来たら報道してほしいですね。 この講演会は、自衛隊がイラクのサマワに派遣されることが決定して、まだ行っていない時の講演でした。イラク乃至はサマワの人達の心を日本軍がどれだけつかめるか?理解してもらえるか?それは単に自衛隊の方々だけの努力ではなく、この国を本当に思う人達全員の努力なのです。 現地に行かなくても、政治家は政治的に・・・世界にアピールできますから・・・「フォローアップが肝心なのです」 戦争反対! だとか 平和憲法! だとか武器を携帯するな! だとか 言っている極楽トンボはほおっておいて・・・ 自衛隊の皆さんは、無事に(いろいろオープン出来ないことはあると思いますが)任務を果たされて、本当にありがとうございました。 これだけ、しゃべると・・・梅割がうまいですよ。おやすみなさい。