【写真付】 JALグローバルクラブの会員タグがやってきた。
先週の週末に、JALからグローバルクラブの入会に伴うノベルティとして、自分のイニシャルを刻印した以下のようなバゲッジタグとパスポートケースが届いた。(ちなみに自分のイニシャル部にはぼかしを入れてあります。)2003年に米国社費留学から帰国して、従来に比べて海外出張に高い頻度で出かけるようになり、2004年から丸5年が経過した2008年に、やっとJALグローバルクラブ会員規定をクリアしたことになる。このJALのグローバルクラブ(以降、JGCと略記)については、ネット上で非常に多くの方が正確かつ魅力的な情報を提供しておられるので、詳細な解説はそちらを参照頂くとして、簡単に書けばJALを純粋にフライトでよく利用するJALカードホルダ顧客への事実上の永久会員資格提供システムである。取得資格は、所謂フライトに限って付与されるFLY ONポイント(所謂マイレージとは異なる)を、年間50,000ポイント以上貯めるか、年間50回以上15,000以上のFLY ONポイントをマークしたJALマイレージ会員(JMB会員)に、まずは『サファイヤ会員資格』が提供され、このサファイヤ以上の資格を取得した会員に、JGCへの入会案内が来るという、言わば2重のハードルをクリアすることが必要となる。もっとも、JGCの審査通過には、JALカードのClub-AゴールドカードもしくはClub-Aカードのホルダであることが必須で、それまでのJALカードの利用実績や年収等も加味されるという。。。この、前提となる『サファイヤ資格』 つまり年間50,000マイル以上のフライトをクリアするというのは、海外営業やその他の渡航専門職種でないとなると、なかなかもって難しい。なんせ、よく行く米国西海岸SanFranciscoと東京の往復でさえ、割引無しの正規ノーマルEconomyチケットで飛んでも、10,000マイル(=10,000FLYONポイント取得相当)ちょっと。つまり、単純にSanFranciscoと東京の間を、ノーマルチケットで5往復しなければならないが、このご時世、正規ノーマルEconomy料金でのみ飛び続けるのはビジネスマンにとって易しいことではない。いや、むしろ難しいと言ってよいだろう。これがPEXとなると、上記取得ポイントの70%まで減少してしまうため、JGCの達成基準である『サファイヤ』資格を取得するのは、さらに難しいということになる。ましてや、FLY ONプログラムの定義上、フライトを伴わない日々の買い物等でマイレージを得ている限りは、この『FLY ONポイント』は絶対に獲得できないため、年間50,000FLY ONポイント取得は そんなわけで かなり難しい基準となってしまう。。。かくして、私の場合も、過去4年続けて、年間30,000~40,000FLY ONポイントまでしか到達せず、万年『クリスタル会員(クリスタル会員の資格はこちらを参照)』の様相を呈していたが、2008年はフランス行きと米国中部への出張が入ったため辛くも達成に漕ぎ着けた次第。。。海外出張が多くなってくると、このJGCによる無条件のラウンジ使用権利や引率者をラウンジに呼び入れてあげられる権利、同様に専用ファストセキュリティ・レーン・サービス、機材への優先登場(これはクリスタル会員でもあり)やプライオリティパッケージ・サービス(これもクリスタル会員にもあり)や重量超過荷物重量枠の拡大、専用カウンタ(国際線ではファーストクラス・カウンタ、国内線ではJGCカウンタ)でのチェックイン・サービス、前日迄に空港に荷物を1箱無料配送するサービス等、数々の実務面でのサービスが大変魅力に映る。。。 ※ 会員のサービス一覧はこちら。(実はこの他にもアンオフィシャルな特典がいくつかあります。。。)折しも不況のまっ最中、海外渡航は厳しく制限されている中、今年2009年の行使のタイミングはいつになるか分からないが、得てして大変タイトな日程でこなさなければならない海外出張の実務面での利便性向上を多いに甘受したいものである。。。