アントン・コービンの写真
今日、買い物のついでに立ち寄った書店で手にした雑誌に見慣れたカッコいい写真があるので食い入るように見てしまいました。写真家の名前はアントン・コービン(リンク先で作品が見れます!)はっきり言って今まで名前は知りませんでした。しかーし!ワタシの大好きなバンド、Depeche Modeのヴィジュアル面を大いにサポートしたと紹介してある。もちろん、Depeche Modeはなんてったって音がカッコよいのですが、レコードジャケットやプロモーションビデオがこれまたしゃれていたんですよ。音と同様にちょっとばかりダークでミステリアスな感じなのですが、ブリテッシュのそーゆーのが大好きだったもんで(^^;) 彼ら以外にもU2,David Sylvian,Tom Waits,David Bowie,Peter Gabriel,Joy Divisionその他のミュージシャンの写真が掲載されていました。写真って不思議なもので現実を切り取っただけのものなのに自然とそこに写るものの本質みたいなものを浮かび上がらせるんですよね。どこから沸いてくるのかわからないけど何かしらの感情を抱かせるもの。ま、写真がそれだけのインパクトを持ったものに限られると思いますが。しばらく前にもとても印象に残る写真を雑誌で見つけたのですが、その写真家はアンリ・カルティエ・ブレッソン(こちらはドキュメンタリーがあります!) 彼はマリリン・モンローや詩人のエズラ・パウンドや作家のトルーマン・カポーティなどのアメリカの有名人を撮っていたのですけど、どちらかというとけだるくて不機嫌な表情というか着飾っていないありのままの人物を映し出していました。ほんと、写真っておもしろいですよね。人物もいいけれどすごく印象に残っている写真があって、それはモノクロで魚を何匹も重ねたりして作られた形(イカでできたスニーカーとか魚のブラジャーとかのオブジェ)を撮影したものだったんですが、たしか今道子さんだったと思います。少々グロテスクなんだけどモノクロなので生々しくはなくて、魚の銀鱗がなんだか美しいのですよ。(この本ではないのですけど・・・) 文章でいろいろ書いていてもピンときませんね。どこかで機会があったら見てみて下さいまし。