[■高橋がなりイズム■]の記事一覧 | 縮れ毛～から直毛－に

がなり塾回顧録－結局教わった事－

アイカンパニーにおいてがなり塾のWebページをすべて作り終えました。自費で受講しつつ、写真も撮り、文章も考え、Webのコーディングまで。いわゆるがなり塾のWebページに関するすべてを担当したのですが、それを作り終えて、少しの感慨深さと頭の中で何かがかみ合ったような感覚が私を襲いました。がなりさんから教わったものは沢山あったのですが、「教わったもの、それは○○」と自信を持って言えなかった。。。結局なんだったのか？とずっと思っていたのですが。遂に分かりました。「客体を意識して主体的に動くこと」これこそががなりさんから教わった本質です。がなりさんが講座の最終回で朝まで飲み会に付き合って下さった時、あれだけのご多忙にも関わらず、私たち受講生と居て、一度たりともあくびをしませんでした。次々に飛んでくる塾生からの質問を皆さんもご存知、あのがなり節で回答し、「俺ってできる人間だよな」なんて自己満足とも照れ隠しとも取れる言葉を残して、帰られました。勿論その夜、一度も財布は開いていません。そういえば今日、3月4日に「高橋がなり強く生きる言葉」という本が発売されます。主にがなり塾での言葉を集めて、文字にして、紙に記したものです。がなり塾に少しでも興味を持った方は読んでみてください。がなり塾は私にとって、生きるための「余裕」を与えてくれました。少しだけ余裕のある社会人になって、いつか懐にも余裕が持たせようっと★以上

がなり塾回顧録　～優秀な人の山選びと山登り～

仕事始めの後に、がなり塾に通っていたＴさんとサシで飲んだ。彼から見て、私達の班はうまく回っていた班らしく、その理由としては「リーダーがいっぱいいたこと」だそうだ。Ｔ「あの班は、担がれ役、ネタ出し役、盛り上げ役、支え役、　色々な人が、自分の役の領域ではリーダーとなり、他の領域では補佐になる。　そんなリーダーの分業ができていたことが良かったと思う。　僕の考える最高のチームは『リーダーがいっぱい居るチーム』だからね。」船頭多くして船山へのぼる私はずっとこの考えで、「リーダーは一人」論者だった。話は飛ぶ、就職活動では「グループディスカッション」と呼ばれる、初めて会った人同士で、議論をする選考があった。5～10人で議論を進めるのだが、議事進行役、いわゆる「まとめ役」を複数人が取り合う事態が、しばしばあった。発言数が多く、試験官へのアピール度も高いと考えての行動だろうが、それは「議論の熟成」というより「我船頭にならん」と、山のてっぺんの取り合いのようだった。当時の私に、その場を収拾する能力はなく、その光景を見ては、何か場を荒らされたような気になってしまい、選考後、帰りの電車に揺られながら、「リーダーは唯一、一番のまとめ上手がやるもんだー」なんて、半ば涙目で反芻していた。話を戻す。彼の言う、「多くのリーダー」は「チーム」という一つの山を登らない。「役割」という自分だけの山を見つける。そんな「役割」の山々が連なり、山脈になれば、背の高い一つの山より、良いものができ、すごい組織になる。とはいえ、言うは易し。刻々と変わるフィールドで、自分の山を見つけ、登り続けることは、とても難しいし、そもそも、この形態はお互いを信頼していないと成立しない。私の属していた班の人たちは見ず知らずの状態から、これを半年間やってのけた。うーん、とっても優秀。皆さんも自分の山を見つけてみて欲しい！そこからの景色は結構気持ちいいから。以上

がなりさんへの手紙ができるまで

18時で仕事を終えた。というより無理やり終わらせた。仕事はもうやってられない。なぜって？まだ、がなりさん宛の手紙を書いていないから。２時間後の20時には手紙を渡すのに、まだ、文章を考えてすらない。私はもともと、行き当たりばったりの人間。ぎりぎりの焦りが自分の力を最大に引き出すと思っているので、このようなことを、結構楽しめたりする。「よし、書く！」とばかりに30分で仕上げた。（実際の文面はこちら）しかし、書きあがった文章はワープロ打ち。いくらなんでもこのままではがなりさんをナメているとしか思えない。新宿の東急ハンズに行く事にした。封筒に入れれば何とか格好が付くだろう。会社を出て、時計を見たら19時まであと5分だった。世間は韓流ブームだが、新宿ハンズは純日本風を前面に押し出していた。そこで、純日本風な和紙の封筒と思しきものを買った。どこにも「封筒」と書いていないので、何か妙な不安があった。埼京線に乗り、一路恵比寿へ。その電車内にて、「さて、手紙をキレイにたたんで、封筒に入れるか。。。」買ったものを取り出し、開けてみたら血の気が引いた。封筒じゃない。。。中身は…1、ふたつ折になったぶ厚い細工和紙（クリーム色と浅い緑）2、色の違う、ちょっと厚い和紙（赤）3、和紙10枚商品名を見たら「懐紙」と書いてあった。。。そもそも懐紙って何よ？終了した。。。私のがなり塾は終了した。あんなにおごってもらったのに、良くしてもらったのに裸の4つ折のワープロ書き手紙を渡すなんて、恩知らずにも程がある。もう、戻って買い直す時間なんてないし、いっそ風邪ひいたことにして休んだ方がまだ良いのではないか。そんな後ろ向きなことばかり考えていたが、電車が渋谷駅で少し長めに停車したことで、少し落ち着いた。「あ、これは、がなり塾の最後の課題なんだ」とりあえず今あるもの、1、懐紙2、ワープロ打ちの手紙、３組これで、かっこいい、手紙を作る。さて考えた。すぐひらめいた。冒頭でも書いたが、私は行き当たりばったりの人間なので、こういう事態には実は慣れっこ。私の真骨頂だったりする。和紙だし、和だし。1、10枚の和紙を糊付けしてじゃばら状にする2、そこにワープロ打ちの手紙を段落ごとにはさみで切って、和紙につける3、硬い細工和紙で文面を隠すように包み込む4、赤い和紙を硬い細工和紙に貼ってアクセントカラーにする以上早速、恵比寿のコンビニではさみとのりを購入。そのまま、スタバのオープンデッキで風に和紙が飛ばされるのをいちいち気にしながら製作。和紙をじゃばら状にして、そこに、はさみで切った言葉を貼るというのが、結構良かった。なんか脅迫状みたいで。よくもまあ、ワープロ打ち裸手紙が、化けたなー。と自画自賛。その後、ン万円の料理を気持ちよく食べれたのは、手紙のおかげ。以上

高橋がなりさんへの手紙

がなり塾という塾に半年間通っていた。講師は高橋がなり氏、受講料は５万円なのだが、夏はソフトオンデマンド（がなりさんの会社）本社屋上でのビアガーデンに毎週行ったり、センチュリーハイアットのワインバーでほんの２センチくらいしか入っていないのに、１杯２５００円もするナポレオンを飲ませていただいたり。その他、飲み会は数限りなく開かれ、その度におごって頂き、完全に元が取れて、多分プラスが出ている。そんながなり塾、講座最終回は「お前らが行ったことのないような店に連れて行ってやる」結果的に、ドアマンがいるようなレストラン（クラブハウス）でン万円の料理を食べたのだが。そんな講座最終回。がなりさんに手紙をあげるという企画が生まれ実行する事となった。その手紙を放出します。高橋がなりさま正直、迷った。さかのぼること１週間前、付き合っていた彼女は新しい男を作り、去っていった。会社でも、上司と折り合いが合わず、苦労していた。「そういえば今年は厄年だなぁ」と理由を付けても、気持ちが落ち着くわけがない。何か、自分を変えなければ。。。「がなり塾」と書かれた、ホームページ。矢印は「申し込む」の上。私の人差し指がボタンを押せば、高橋がなり。絶対怒られるだろうなー。俺の価値がノーマネーだろうなー。そんなことを考えていた時、高校の友人の言葉を思い出した。「好きな女の子に初めて電話するときはな、こうすれば良いんだ。まず、携帯でその子のメモリーを呼び出す。その子のメモリーをじっと５秒くらい見る。その後、『ぽちぃぃぃーー』　と言ってボタンを押す。これでOK」つまり　「考えんな、やってみろよ！」そうだそうだ！もうやるしかない、いけー。静かな部屋で「ぽちぃぃぃーー」という声が響いた。３分くらい経って、とっても後悔した。「やべー、絶対怒られる。さらし者にされる」・・・そんな６月の夜。それから、半年で私は色々なことを学び、様々な人に会い、今、ほんの少しだけ、成長を実感しています。がなりさんは「金の使い方」とか、「おごる」とか、「生き方」とか、「向上心」とか、色々教えていただきましたが、結局、がなりさんから学び取れた、１番のことは「人への優しさ」です。だめ出しをしろというのが、規定演技ですので、言わせていただきますと、SOD（ソフトオンデマンド）社員はガツガツ殴るのに結局、受講生を一度も殴らなかったのは、まだまだです。殴れたときに、本当の意味での「塾」になったかと思います。私は最年少ですが、世代的にもぜんぜん殴られて、大丈夫です。塾生全員、殴られる環境なんて、もうないでしょう。そういうところもアマノジャクになって欲しかったです。「俺、高橋がなりに殴られたぜ」なんて土産話を５年後にしてみたかったなぁ～。でも、満足です。剛毛。

高橋がなりに叱られました

今日高橋がなりさんに叱られました。理由は飲み会のしょっぱなで、皆がビールと言っているときに、俺「カルピスサワー」と言ったからです。がなりさんがが「さっき、カルピスサワーって言ったやつ誰だ？」私（きまり悪く手を挙げる）我「お前かー。こういう時は段取りってモノを考えろよ、俺はそういうところをしっかり見てるからな」叱られている時、自分がかっこ悪くて、情けないと思いました。帰りに私「失礼します、今日はカルピスサワーの件、申し訳ありませんでした」が「お前、今日は良い経験したな」この言葉の後、ふっと小学校時代を思い出しました。あの頃は、ちょっと勉強ができるからって、言いたい事ばかり言って、自分の授業と勘違いしていました。それでよく先生に叱られて皆の前でとても恥ずかしい思いをしました。でも、今にして思うとそうやって、色々勉強してきたような気がします。褒められて、伸びる子ですが、叩かれたり、恥ずかしい思いをして覚えることも多かったです。今日久しぶりにがなりさんによって昔の自分をさらけ出させてもらいました。本当にありがとうございました。あの方にはやはり何か魅力があります。しばしばきつい事を言いますが、とてもヒューマニストだと思います。私はタイプが違いますが、人のことを良く見るという部分でとても勉強させていただいています。帰りの電車の中、叱られたのに何だか今日は良い思いをした気分でした。以上