東京でスクラップブッキング3日間!
スクラップブッキングざんまいの3日間を過ごしに、東京に行って参りました。写真を装飾するスクラップブッキング、アメリカでは数多くの雑誌があり、そしてイベントがあります。有名なのが「CKU」、クリエイティング・キープセイクス・ユニバーシティ(CKU)。 「クリエイティング・キープセイクス」というのは、雑誌の名前で(ちなみにキープセイクは記念品というような意味)、『ここから生まれたセレブたちや、スクラップブッキング界の才能あふれる講師たちから、さまざまな材料を使った最新のテクニックを直接指導してもらえる、とても貴重な機会』だそうで、アメリカではいろいろな場所で年に何回も開催されているよう。 その日本版「CKU-J」の第一回が、東京・池袋で開催されたのです。 アメリカから8人の講師がやってきて、3日間に8つのクラスを受講して、8つの作品を作るのです。ミニアルバムもあれば、12インチの作品も。 作品はキットになっているのですが、それぞれに個性やアイディア、テクニックがあって素晴らしかったです! しかしそれより何より、今回の講座で感銘を受けたのは、「ジャーナリング」について。 スクラップブッキングの作品は、「写真」「タイトル」そして「ジャーナル」でできています。「ジャーナル」というのは、写真に添える文章のことで、これは必ずつけるものなのです。 どうも写真をきれいに飾るデザインの方に気持ちが向きがちですが、そして字が下手で作品を台なしにしそうで、なかなかうまくジャーナルをつけられないのですが、この「ジャーナル」の存在こそが、スクラップブッキングを「単なる写真集」ではなく「スクラップブッキング」たらしめているのです。 今回、「自分」(ME)というタイトルのミニアルバムを作るに当たって、「自分が誇れること10」「自分が将来やりたいこと10」を考え、リストにしました。なかなか自分についてリストにすることはないものですが、これをジャーナルとして、「自分」というタイトルのアルバムは完成するのです。 スクラップブッキングの多くは、「家族」「子ども」などをテーマにすることが多いですね。そして来日した先生のほとんどが子どもがいるお母さん(&お父さん)。家族について、きっちり文章で考え、文章で表現する、その過程が、スクラップブッキングを、非常に情緒的なクラフトにしているのではないかと思います。 また日常生活のなかに、写真やテーマの素材がある、そうした何気ない日常を大切にするという、気持ちのこもったものなのですね。 そのうえで、レイアウトの感性、テクニック、デザイン性などがその作品を高めていくってことなのでしょう。アメリカで受けたのは、こうしたメンタルな部分だと思うのですが、日本でもスクラップブッキングのなかに、「飾る」だけではない、「思いをこめる」という部分、それをコトバにして表現するという部分を、うまく持ちこめたら、と思ったのでした。 それにしても、アメリカから来た先生たちは、本当にステキな人ばかりでとても気持ちが良かったです。また全ての先生に、専属の通訳がつきましたが、その通訳を勤めた皆さん(多くはスクラップブッキングの先生)も本当にステキでした!アメリカ人の先生たちは、全部の生徒(240人)に、サインして一緒に写真に写ってくれました。 途中でいろいろプレゼントもありました。 また、CKCというコンベンション(販売会)もあって、うっかり大量に買い物してしまったわ!だって、富山にはステキな紙も装しょく品も売っていないですから! 送った荷物は明日(31日)届くので、そしたら写真アップしたいです。まあ、いままであとで写真をアップすると書いてアップした試しがないですけどね・・・すみません・・・