21人の弁護団
何度かこのブログでも取り上げた「山口県光市の母子殺害事件」今朝のニュースの映像を見て、弁護団のあまりにひどい主張内容に呆れてものが言えなかった。「甘えたかっただけ?」「精子で生き返ると思った?儀式?」「誤って締めすぎた?」.....バカにしとんのか?この裁判の主任弁護人を務める「安田好弘」は「オウム真理教事件」「和歌山カレー殺人」「耐震偽装事件」などなど誰もが避けようとする弁護をあえて引き受ける変わり者であるが、本件における彼の目的は、犯罪者の弁護という手段を使って、自らの「死刑廃止論」を全うしたい目的のために、犯罪者を利用しているようにしか見えてこない。昨日の公判でも明らかに弁護の内容はバカバカしく、被害者の本村さんをあまりにも侮辱したものである。犯罪者の死刑さえ回避できれば裁判の内容などどうでもよいという姿勢に怒りを覚える。私が本村さんの立場なら、この21人こそ死刑に値する犯罪者と主張するであろう。こんなヤツラが弁護士のバッジをつけて正義ぶってるのに腹が立つ。めちゃくちゃ頭にくる。に反して、本村さんの冷静な態度、筋の通ったコメントに、心から敬服した。どうかこの本村さんの8年間の人生を無駄にしないで欲しいと思う。死刑廃止という持論を通す目的のために、いたずらに裁判を混乱させるのはいい加減やめてもらいたいと思う。いずれにせよ、テレビをみているほとんどの人は、この裁判、そして弁護のあり方に怒りを覚えているでしょう。そして、本村さんに同情の想いを寄せていることと思います。妻子を惨殺され、死刑廃止論者に裁判を悪用され、8年間という長い長い年月を戦ってこられたその姿は、今後被害にあわれるであろう方々に、大きな勇気を与えるものと賞賛いたします。頭のイカレタ弁護士の奇奇怪怪なテクニックに惑わされることなく、司法の正義のあり方に期待します。でなければ、今後ますます増えるであろう凶悪犯罪に、我々はどう立ち向かっていけばいいのでしょう。アメリカ社会のように武装し自衛するしかなくなります。あだ討ちという形で、被害者の無念を晴らすしかないのでしょうか。加害者よりも、被害者の家族の苦しみをもっと考慮するべきです。幸せな家庭が、ある日突然、犯罪者の欲望のために壊される。その被害者の方々は、一生報われることはないのです。その気持ちをもっと深く汲み取ってあげられる法、そして社会であって欲しいと願います。