『600万人の女性に支持されるクックパッドというビジネス』 上阪徹著
8月5日(水)『600万人の女性に支持されるクックパッドというビジネス』 上阪徹著こんばんは。Kentです。書評ブロガーにして、カリスマ料理パパ(?)である私。以前の料理記事を見て頂くとわかるのですが、そのレシピの9割以上はCOOKPADのレシピを参考にしたもの。なぜならば、使いやすくまいう~なレシピが揃っているから。この本はCOOKPADを知らない男性ビジネスマンに向けて、男性は知らない「COOKPAD」というお化けサイトがあり、その強さの秘密は?というのに迫ったもの。COOKPAD愛用者としては読まずにいられまへんがな~~読書の目的:なぜCOOKPADがこんなに愛されるのかを知る読書の目標:COOKPADの顧客思考とは何かを探る 目標T\:1.5T\ → 実際にかかったT\:1.4T\※T\とはTIME×YENの略であり1T\は1時間である。目次:序章 女性なら知っている。料理サイト「クックパッド」第1章 就職を選ばなかった男が、辿りついた目標第2章 クックパッドは、なぜ「女心」をつかんだのか第3章 細やかなサービスを実現するのは、テクノロジー第4章 広告を見た人から「ありがとう」といわれるサイト第5章 六〇〇万人を呼び込む「経営」と「マネジメント」感想:顧客思考、顧客思考とどんな会社でもいわれていると思うけれど、ここまでその言葉を体言化した会社があるのだろうか?読み終わってまず感じたことはそうしたことでした冒頭にも書いたように男性ですが、かなりCOOKPADを愛用している私にしてもまさかここまでやっていたのかという驚きを禁じえない。セブン・イレブン関連の本を読んだ時にも「徹底」の凄さを知りましたが、同じような凄さをこのCOOKPADというサイトから感じました。だからあんなに使いやすいのねぇ(タメイキ)また、章立ても非常に良く出来ていて、そろそろどうしてCOOKPADがお金を儲けているのが知りたいな、というタイミングでそうした話が出てくるのも良いです。まだまだ面白いビジネス、面白い会社っていうのはたくさんあるんだね。気になったポイント:★それこそ自分なりのちょっとした工夫で、おいしくできた料理。 それをたくさんの人に味わってもらいたいというのは、料理を 作る人すべての「夢」ではないか。★佐野の好きな言葉に、優れたドアノブは押せばいいか引けば いいかがすぐにわかる、がある。著者紹介:上阪徹(うえさか・とおる)1966年、兵庫県生まれ。89年、早稲田大学商学部卒。リクルート・グループなどを経て、95年よりフリー。経営、金融、ベンチャー、就職などをテーマに、雑誌や書籍などで幅広く執筆やインタビューを手がけている。インタビュー集に累計40万部を超えるベストセラーとなった『プロ論。』(B-ing編集部編/徳間書店)シリーズ、『外資系トップの仕事力』(ISSコンサルティング編/ダイヤモンド社)、『我らクレイジー★エンジニア主義』(リクナビ NEXT Tech総研編/講談社BIZ)がある。著書に『新しい成功のかたち 楽天物語』(講談社)。※この記事はアメブロでもアップしています。まとめると:<顧客思考が身に付く教科書>↓ポチっとお願いします。