サッカー南アフリカワールドカップ:失われた時が動き出す
まずは岡田監督に謝ります。申し訳ございません。 実は全く今回のW杯には期待していませんでした。余りに期待していなくてブログに全くUPしていなかったほど(笑) 実は、私の中では代表に対する想いというのは4年前のあの時に止まったままでした。オシムさんが監督になって病に倒れてその時以来、岡田監督に対しては、「オシムさんであれば」という気持ちと「良く困難な状況で引き受けてくれた」といういわばアンビバレントな気持ちに揺れていたのです。 だから、岡田監督を批判できないし、今回はあきらめて次回に期待しようかと。。。 そしてその気持ちを後押しするかのように強化試合を見る限り全く期待できない内容というか余りに酷過ぎる内容。 実際、予選リーグにあたっての私の予想はトータル勝点3を取れれば御の字というもの内訳は、勝利は望めないので3引き分けでというもの。勿論、予選リーグ突破なんて夢にも思ってはいませんでした。 しかもその条件として以下の3つの幸運が重なったらという条件でした。即ち、以下の通り。 1.日本代表のコンディショニングが完璧に仕上がる 2.対戦相手のコンディショニングが失敗 3.遠藤ヤットの完全復活 しかしながら結果はそんな私の予想を上回る完璧な形での予選リーグ突破。何故突破できたのでしょう?どうしてでしょう? 色々語られていますし様々な要因があるとは思いますが、勝利に歓喜する日本代表と負けて呆然とたたずむデンマーク代表の表情を見ていて気付きました。その要因とは単純でありますが、これも4年前に置き忘れてきた感情。つまり、 『W杯に出場するということの誇り』 これに尽きるのではないかと思います。 4年前の何かが欠けていた代表(今でも個々のレベルでは今の代表よりも上だと思います)からは伺えなかった4年に一度、23名しか出場することを許されないこの重みを選手各人が心に持っていたからの勝利なのだと思います。 W杯に出場するってこんなに凄いことなんだ。当たり前でありますが、大切なことを今回の日本代表は思い出させてくれました。 4年前、ドイツの地で止まったままだった私の中の何かが動きだしました。ありがとう日本代表!! そして歴史を塗り替えてくれ!!(あ~サッカーの記事を書くのはやっぱり楽しいなぁ(笑))※この記事はアメブロでもアップしています。