19番の独り言

[ま行の作家さん] カテゴリの記事

全87件 (87件中 51-87件目)

< 1 2

• 

  「日本一メルセデス・ベンツを売る男」　前島太一著

  7月22日(火)「日本一メルセデス・ベンツを売る男」　前島太一著日本一メルセデス・ベンツを売る男何で読もうと思ったかすっかり忘れてしまった(爆)まあこれだけ読んでいればそういうこともあるさ・・・と勝手に納得してみる。この本を読んで学んだのは以下の点。即ち、メルセデスベンツを買う人はそれなりのステータスの人たちだから、当然それに合った営業方法がある。まあ当たり前と言えば当たり前なんだけど重要なことだよね。吉田さんの方法を全ての人が真似できるわけではないし、その売る方法をどのように考え実践しているのか。またはそうした方法が自分の仕事に対する考え方にどういう影響を与えるのか。そうしたことを考える契機となれば良いでしょう。それ以外に特に気になった点はありませんでした。↓ポチッとお願いします。

  2008.07.22

  コメント(0)

• 

  御社の「売り」を小学5年生に15秒で説明できますか？　松本賢一著

  7月21日(月)御社の「売り」を小学5年生に15秒で説明できますか？　松本賢一著御社の「売り」を小学5年生に15秒で説明できますか？タイトルを見てすぐに借りる手続きをしました。もうずばりタイトルどおりの内容です。と言うかそういったメッセージを簡潔に分かりやすくするよう指導している著者の本であるから当たり前か(笑)15秒と言うのはお客が黙って売り手側の話を聞ける許容時間。そして小学5年生と言うのは・・・後は是非読んで欲しいな！！気になった点は以下の通り。・独占販売ができるということは、それを広めていく作業も　その会社がほとんど担っていく必要があります。またよく　知られていない商品は顧客心理からしても最初は敬遠され　ることが多いため、オンリーワン商品を扱ってもうまくい　かない会社が多いのも現実です。・「商品、サービス」のメッセージ作りにおいては、自分が　言いたいことをいうのではなく、あくまでもお客が知りた　いと思っていることをメッセージ化していく必要があります。↓ポチッとお願いします。

  2008.07.21

  コメント(0)

• 

  「夢をかなえるゾウ」　水野敬也著

  7月11日(金)「夢をかなえるゾウ」　水野敬也著夢をかなえるゾウ先日のあの大雨の千葉戦の際に友人のトロ遺跡さんが読書好きの私の為にわざわざもって来てくれた本。トロちゃん、ありがとうとっても面白かったですぜ！！ある日、平凡なサラリーマンの主人公の前に一匹の象が現れる。その名もガネーシャ。何故かばりばりの関西弁を操る神様だ。この神様、神様とは思えない我侭で色々な無理難題を主人公に吹っかけていく。ぶつぶつ文句を言いながらも従っていく主人公は愚直にその言いつけに従っていくうちに・・・ベストセラーになるのも良く分かるね。非常に読みやすい。そしてシンプル。それでいて巻末のリストを見ても分かるように古今東西の名著の成功エッセンスをぎゅーっと濃縮しているので非常に為になる。さあ今日からあなたもガネーシャの教えを始めましょう！！↓ブログランキングに参加しています。押して頂けると励みになります。

  2008.07.11

  コメント(2)

• 

  「仕事と人生に効く100冊の本」　松山真之助著

  6月29日(日)「仕事と人生に効く100冊の本」　松山真之助著先日読んだ「レバレッジ・リーディング」の本田さんが松山さんのメルマガを購読していると書いてあったので早速チェック。そうしたらまさにそのメルマガをまとめたと言う本があったので入手しました。とりあえず15冊ほど興味がある本がありましたので早速メモ帳に転機。借りられるものからどんどん借りていこうと思います。こうして読む本のストックを増やしていかないとあっと言う間に無くなっちゃうのでこういう本は本当にありがたいです。↓ポチッとお願いします。

  2008.06.29

  コメント(0)

• 

  「なぜ、あの占い師はセールスが上手いのか？」　森下裕道著　石井裕之監修

  6月14日(土)「なぜ、あの占い師はセールスが上手いのか？」　森下裕道著　石井裕之監修「コールドリーディングとは、会話的・心理的なトリックを使って「信頼関係」を作るテクニック！欧米では、カリスマ占い師、霊能者、教祖、カリスマ・コンサルタントなどの「限られた人たち」のテクニックとして知られている。日本では本書の監修者である石井裕之氏の著書『一瞬で信じこませる話術コールドリーディング』『なぜ、占い師は信用されるのか？』などで紹介され、多くのマスコミに取り上げられた。本書は、そのコールドリーディングのセールス版。」楽天ブックスよりとちょっと聞くと怪しそう？な本だけどそんなことは全然なくて至極まともでかつ為になる本です。タイトルに「セールス」と書いてある通りに売る為のテクニックが満載だけれど、売るに限らず生きていく上でのコミュニケーションとしてもとっても役立つと思います。いつものように気になったのは以下の点。・相手に触れているつもりで話す。・お客様に出来るだけたくさんの「イエス」を言わせる。・否定疑問文を使って、相手のことを言い当てる。　例)まさか、(首をかしげながら)最近、カレと喧嘩するなんて　　ことはなかったよね？・BUTの使い方に注意する。順番を間違えると印象が大きく変わる。　具体的には最後に良いことを持ってくる。・相手のメールのカタチをそっくりそのままマネする。もっともっと知りたいぞ～↓押して頂けると励みになります。

  2008.06.14

  コメント(2)

• 

  「世界の富める男達のお金と愛情の法則」　マダム・ホー著

  5月7日(水)「世界の富める男達のお金と愛情の法則」　マダム・ホー著世界の富める男達のお金と愛情の法則とある書評で著者の本が絶賛されていたので読んでみました。ごめんなさい。もし書店や図書館でこの本を見ても「うーん、眉唾」と思って手にも取らなかったでしょう。だってさカリスマ華僑とか怪しい感じじゃない(笑)しかし今の読書生活においてインターネットの存在は不可欠なものなので昔であれば手当たり次第に読まなければ良書にめぐり合わなかったのに、今はこうして普通にめぐり合うことが出来る。本当に読書人としては良い時代になりました。まあそういう書き方をしているのでお分かりのようにやっぱり普通に素晴らしい本でしたよ。著者は日本人で夫が東南アジア出身の華僑。だからマダム・ホーな訳。著者は十分にお金を稼いでいるけれど祖国日本への恩返しの意味も込めて日本での活動を行っているとのことなので、そうした方の書いた本であれば素晴らしくもなろうと言うものです。世界のできる男達はどのように生き、育ち、学び、成功するのか？そのような視点で描かれているけれどどの項目も興味深い。夢中になって読んじゃいました。じゃ、いつものように気になった点を。・食文化の豊かさと言葉の美しさが、その国の文化の高さを　示す一つの目安である。今の日本はそうした原点とも言える　アイデンティティーを見失っているように見えてならない。・お金には2種類あり。即ち「生き金」と「死に金」　「生き金」を使うのが投資家、「死に金」を使うのが消費者。・失敗から建設的に学ぶことが大事。過保護に育つと、自分の　頭で考えないようになる。・ねたまない。やっかまない。これらの感情だけはもたないよう　にする。・金をみせびらかさないのは生活の知恵。・大切な彼女へのプレゼントは、リスク管理として換金性を常に　考える。　※この辺は殆ど迫害らしい迫害を受けたことのない日本人には　　一番苦手な考え方だと私は思います。・80対20の法則。「80％善い行いをしたら、めでたし、めでたし」　と言うスタンスで行動する。・信用と的確なお金の知識と行動力があれば、あなたはどんどん　資産を増やすことができます。それは難しいことではなく、　「約束や時間を守る」「逃げない、ウソをつかない」「あいさつを　きちんとする」と言った小さいことの積み重ねが「金のなる木」　を育てます。・3つの年齢バランス。肉体年齢、精神年齢、お金年齢。　そのバランスを取るための3K(困難、気づき、感動)特に「生き金」「死に金」の件はもう知っておいて良かったと本当に思える知識。今後、自分がお金を使う際にこれを意識するかどうかで大きく異なると思います。あなたは「死に金」と「死に時間」を使っていませんか？↓ポチッとお願いします。

  2008.05.07

  コメント(0)

• 

  「成功思考公式」　村山涼一著

  5月3日(土)「成功思考公式」　村山涼一著アイデア発想、コピー・ネーミング発想、図解企画戦略、プレゼンテーション攻略の4つの章からなっている。アイデアの出し方について非常に参考になる本である。特に最初の章のアイデア発想については非常に興味深く読むことができた。著者の本の中からエッセンスを抜き出して再構築を行ったとの事なので非常に読みやすくかつコンパクトにまとまっていて面白い。いつものように興味を持った点は次の点、・ネーミングの発想で「矛盾」。例として「無冠の帝王」・朝専用缶コーヒーのワンダモーニングショットの競争戦略。　すっきり飲みやすい味。他の缶コーヒーと同じ価格設定。　(買う時間を考えて)コンビニ、自販機への集中投入。・ターゲットを論理的に考える。誰がどこで買うか？・ビックカメラが東京に進出した際、高島平の巨大団地群に　集中してチラシを投げ込んだ話。(一点集中)・好意の返報性＝相手に好意を持って話せば、プレゼンが自分　優位に進む。発想のきっかけをつかみたい方にお勧めです！！↓ポチッとお願いします。

  2008.05.03

  コメント(0)

• 

  「下流社会」　三浦展著

  1月18日(金)「下流社会」　三浦展著下流社会多少、論旨が強引かな？と思われるところもあったけどなかなか面白かった。最初に断っておくとこの本は下層じゃない。下流と言う生き方、またはその下流に甘んずる人々について豊富なデータを元に書いた本だ。最近の若者達の動向、または就職、結婚、子育てと言った人生のイベントに直面する人たちには是非お勧めの本ですね。人は生まれた場所や育った環境により左右される。そしてその「階層」(と著者は言う)に応じたライフスタイルを送る。そんな中でコミュニケーション能力や生活能力、働く意欲、学ぶ意欲つまり人生への意欲が低く結果として所得が上がらず未婚のままですごす。なぜ彼らはそういう風になったのだろう？答えらしい答えは推測するしかないけれどちょっと身につまされる点はあったのでオイラも下流に甘んじないようにしないと。。。ん、十分下流？？？(爆)

  2008.01.18

  コメント(0)

• 

  「にぎやかな天地　下巻」　宮本輝著

  12月4日(火)「にぎやかな天地　下巻」　宮本輝著にぎやかな天地（下）文句なし感動作ですな。なんと主人公はオイラと同い年(←しらべんなよ・笑)そう言えば輝さんの作品で同い年って始めてかも。なので感情移入しまくりでやんすよ。やっぱり時代の空気と言うかその年齢の時になにをしているかって言うのがわかるのって良いじゃない。主人公の職業は珍しい豪華本の作成を司る職人(？)。そんな彼が手がける本。日本の発酵食品についてを軸に、彼のまわりの人間模様が描かれる。舞台の殆どは主人公の実家のある神戸と現在の住まいである京都。なので当然出てくる人物達の言葉は関西の言葉。それが我々関東出身者には非常に良いのよ。げに恐ろしきは発酵食品って感じで例えば鰹節。例えばお酢。それを作る為に微生物が働くわけだけどこんなにも凄い工程を経て作られるのだと驚かされました。主人公の祖母は幼い子を残して再婚した人なんだけど、そこから複雑な人間関係が生まれる。具体的に言うとその幼い子は主人公達の近くに住んでいたということが分かる。そこから生まれた複雑な人間関係下で彼は恋に落ちる。それがまたなんとも言えず良いのよ。これからの主人公がどういった方向に進んでいくのか？そんな余韻を味わいつつ物語は終わる。うん、名作でした。輝さんワールドを久々に堪能しましたん。

  2007.12.04

  コメント(0)

• 

  「にぎやかな天地　上巻」　宮本輝著

  12月2日(日)「にぎやかな天地　上巻」　宮本輝著にぎやかな天地（上）感想は下巻を読んでから！！

  2007.12.02

  コメント(0)

• 

  「地下街の雨」　宮部みゆき著

  11月27日(火)「地下街の雨」　宮部みゆき著地下街の雨そりゃもう宮部みゆきさんだよ。未読のものを見つけたら何を置いてもゲットすると言うのはオイラだけではないだろう。この短編周も面白かった～。それぞれほろっとさせる話や不思議な話。大どんでん返しがあったりと飽きさせない。やはり優秀な人は何を書いても面白いのよね。あっという間の読了でしたん♪

  2007.11.27

  コメント(0)

• 

  「催眠」　松岡圭祐著

  11月17日(土)「催眠」　松岡圭祐著げに恐ろしきは自分の記憶力の無さ(笑)勿論、この本も既読ですよ。でも内容すっかり忘れていた。以前にも書いたように千里眼シリーズを再読しようと画策しているんです。でも彼の作品は文庫になるとお互いがリンクするらしいのでじゃー出版年代順に読んで行かねばと借りました。そして冒頭のセリフになるとです(苦笑)内容についてはご存知の方も多いと思うので端折りますが、どう考えても超常現象としか思えない出来事を精神病理の世界と照らし合わせて解決していく手法はもうのめり込むのめり込む。登場人物がそれぞれ抱える葛藤が最後、キレイにまとまって行くのは勿論だけどそれがなんとも爽やかで良いね。ただ、主人公の嵯峨ってこんなに青臭い人物だったっけ？それはオイラが年取ったと言うことなのかしら？？？まあやはり面白い。名作ですな。

  2007.11.17

  コメント(2)

• 

  「デフレとお金と経済の話―あなたを幸せにする経済学」　森永卓郎著

  11月7日(水)「デフレとお金と経済の話―あなたを幸せにする経済学」　森永卓郎著何となく手にとった本だけど面白かった～。著者得意のデフレはいかに危険かと言う話から話は派生していく。特に面白かったのが後半。「ハレ」と「ケ」の違い。ハレ・・・祭りケ・・・普段の生活大きく分けると以下の区切りなんだけどその観点から見ると非常に面白い物が見えてくる。ケの代表がユニクロであり、マクドナルド、吉野家(2001年の本なんで）そんでもってハレの代表がいわゆるブランド物ね。あるいは巣鴨地蔵通り(？)安くなくちゃ買わないって言う人たちがなぜブランド物には金を使うのか？そしてお婆ちゃんの原宿、巣鴨がどうして集客力がすごいのかなーんて言う興味深いテーマに彩られている。ケで儲けていくには大変だけどハレの商売をすればどんどん儲かる。でもそれが何かを探す目が必要となってくるんだね。読んで納得だけどこれはやっぱり自分の目で見ないと駄目だね。そうそう巣鴨は勿論だけど原宿の竹下通りも相変わらず若者を集めていると言う。オイラ自身、中学の時行きましたよ～。田舎の中学生なので原宿に行っただけで結構ヒーローでした(笑)キディランド行って、ロッテリアでご飯食べて、竹下通りでTシャツ買ってってね(笑)20年前と変わらずひきつけるにはその時代に応じた何かがあるんだろうね。竹下通りと巣鴨地蔵通りは実際に行かなきゃなぁ。そこで何らかのヒントを得たいなと。でもいい年したオッサンが竹下通り歩くと違和感あるんだろうなぁ(爆)

  2007.11.07

  コメント(2)

• 

  「マジシャン」　松岡圭祐著

  10月19日(金)「マジシャン」　松岡圭祐著ご存知、「催眠」、「千里眼」シリーズの松岡さんの作品。実は松岡作品をちょっと一気読みしようと思っているんです。出ている順番どおりに読もうと思ったんだけどついつい未読なので借りちゃいました。まあ一言で言って世の中に蔓延る詐欺行為をマジシャン沙希がそのトリックを見破りばったばったと切っていくと言う内容なんだけどまあその内容が凄い。こりゃ騙されるわと言う詐欺の数々の見破り方が爽快でいつの間にやら読み終わっていた。松岡作品は文庫本はそれぞれの作品がリンクするので順番通りに読んで行かなくちゃ。とにかく一度読み始めたら止まらない面白さはさすがの一言でした！！しかし、マジシャンと言うとどうしてもＴＲＩＣＫの山田奈緒子(仲間由紀恵が浮かぶのはオイラだけではないはずだ(笑)

  2007.10.19

  コメント(2)

• 

  「痛快ビンボー主義！」　森永卓郎著

  8月6日(月)「痛快ビンボー主義！」　森永卓郎著この場合のビンボー人とは悪い意味ではなく以下のようなくくりで書いている。自分の好きなことを仕事にしている人。そのことにより金銭的には必ずしも恵まれなくても楽しい生活をすごしている人。そして10人のビンボー人を紹介することでサラリーマン達に夢や希望を与えると言う内容だ。出てくる人達は皆、凄い。本当にその仕事が好きで好きでたまらなくてその結果としてその仕事で飯を食べている。世間的な評価で言うと必ずしも高い評価を得られないような人達であるが、好きなことを仕事にしているので皆明るい。そしてバイタリティがある。うーん、目から鱗かも。誰もがやりたくてでも出来ない楽しい仕事。それを実践している人達がこんなにもいることをうらやましく感じる。オイラは今の仕事は決して嫌いな仕事ではない。でもそれだけ好きかと言われれば明らかに「ノー」自分が本当に好きで好きでたまらないことは何なのか？そんなことを考えさせられる良い本でした。

  2007.08.06

  コメント(0)

• 

  「家計破綻」に負けない経済学　森永卓郎著

  6月13日(火)「家計破綻」に負けない経済学　森永卓郎著これもサラリーマン必読の書である。小泉改革の強者優遇政策によりサラリーマンも自己防衛しなければならなくなった。著者は「年収300万円～」にて給料が上がらない状況下でも生活の方法や考え方を変えることにより幸せな生活を送ることは可能であることを書いていた。しかしながらその見通しは甘く年収100万円の世代が急増していると言う状況になっている現在の日本。非正社員化が進むことにより年収100万円の世帯が増加している。その中でどのように自分を防衛して行くか？について書いてくれている。そのどれもが参考になるけど特に都心を離れた田舎に住むことの進めや変動型住宅ローンの怖さについての章は必読でしょう。

  2007.06.13

  コメント(4)

• 

  「年収300万円時代を生き抜く経済学」　森永卓郎著

  ５月３０日(水)「年収300万円時代を生き抜く経済学」　森永卓郎著　おほほ～面白かった。やっぱり何事も読まず嫌いはいけないね。SAPIOなんかでコラムを読んだことはあるけど本を読むのは初めて。だって生理的に受付けない顔なんだもん(笑)冗談はさておき、内容としては小泉改革華やかりし頃の改革の内容に関して物申すと言うもの。内容的にはこんな感じです。・デフレ万歳の世の中に対して行き過ぎたデフレは世の中を特に　勝ち組になれない殆どの人を不幸にするよ。・日本が目指しているアメリカ型の社会では少数の勝ち組とそうで　ない大多数の間での賃金格差が非常に大きくなる。・日本人の平均的な給料は世界でも群を抜いて高い。しかし今後は　そうそう給料は上がらないのでタイトルのように年収300万円と　言う生活を受け入れ、その中でどれだけ幸せに暮らすことができる　かを模索する必要があるのではないか。オイラとしては全面的には賛成できない部分もある。例えば銀行がつぶれると大変みたいな記載。オイラは不健全な銀行なら潰れても良いと考えている。だってどんな会社だって潰れる時は潰れれる。銀行だけが国のお金で生きながらえるなんてちょっと許せなく感じている。それにもし銀行が潰れればもっと健全な企業(トヨタのような)が銀行業に乗り出すのでそっちの方が良い。と言う大前研一さんの説に賛成しているので上記記述はどうかなと思う部分があった。しかしながらそうした点を差し引いても非常に分かりやすい例えを使用してくれたり、給料が上がらないと言う状況下での幸せな生活の方法を提言してくれている点が非常に面白い。夢中でページをめくって気づいたら1日で読み終わっちゃいました。↓給料が上がらない！！とお嘆きのあなたはぽちっとお願いします。

  2007.05.30

  コメント(0)

• 

  「会社人間の死と再生」　村上龍著

  5月17日(木)「会社人間の死と再生」　村上龍著色々悩み多き年頃のオイラ達。ふと振り返ってそろそろどんな人生を歩んでいくのかなんて言うのが気になってくる。そしてそんな時に一番重要なのは仕事。この本は村上龍さんが開く座談会を本にしたもの。それぞれ都市銀行、ゼネコン、中堅商社、外資系ＩＴ企業などなど各企業に勤務する人たちの話を引き出すと言う作りだ。他の人がどんなことを考えているのか？どんな仕事をしているのか？その辺を興味深く読める本だと思い手にとって見ました。村上龍さんの本は殆ど読まないけれど、彼の考え方や言葉には非常に共感できる部分が多いので楽しく読めました。特に同じ仕事としてくくっても色々あるなと言うのが実感。対談の中には転職経験者やフリーターなどの会もあった。オイラ自身も転職経験者なのでやっぱり転職した人たちの話に感情移入がしやすかった。会社に入り、その中での暖かい人間関係にどっぷりとつかり、お嫁さんもその中で見付けて、仲人も上司に頼む。そんな生き方は否定はしないし、出来ないけれどオイラ自身はそういう生き方は無理。逆にそういう人たちからすればオイラのような生き方は理解出来ないと思う。なーんてまじめなことを考えてしまいました。やはり印象に残ったのは特殊法人の会の異様さとフリーター、企業家の会の明るさだったりしました。うーん面白かった。

  2007.05.17

  コメント(2)

• 

  「黒猫の三角」　森博嗣著

  3月28日(水)「黒猫の三角」　森博嗣著所謂Vシリーズの最初ってことで良いのかな？今までのS＆Mシリーズと随分と違っているねぇ。正直最初は話に入り込めなくて入り込めなくて辛かった。森さん独特の事件の考証描写が疲れた身にはだるくてねぇ(笑)結局なんだかんだで読み終わるのに2週間かかりました。その間に馳さんの小説や東さんの短編集なんかも読んでいたのだけれどそっちの方が先に読み終わっちまった。オイラの場合、電車に乗る時に読むものがないというのは耐え難い状況なのである。だから読み終わりそうになる本がある時はそのタイミングに合わせて2冊持って出るのか、違う本を持っていくのかが結構難しい(←たいした悩みではない)さて本題の内容だけどちょっと不思議な感じのキャラ描写でしたね。これからどうなっていくのかのりサーチを一切していないので彼らが今後どのように出てくるのかが非常に楽しみ。紅子さんの不思議キャラがどういう風に炸裂していくのかな？ただ今までのシリーズに比べて正直トリックの面とかは？な部分があった。だけどそれはオイラが疲れて心がささくれ立っていたからかしら？うん、そうに違いない(笑)これだけ読むのに時間がかかった作品も珍しい。でも次に続くラストが印象的な一冊でした。

  2007.03.28

  コメント(2)

• 

  「地球儀のスライス」　森博嗣著

  3月11日(日)「地球儀のスライス」　森博嗣著久々の短編集。でも掲載時期を見ると初期のものもあったりしてって感じなので順番どおりと言うわけでもないのかな？オイラの好きなアシモフの「黒後家蜘蛛の会」を意識したと思われる作品なんかがあって結構楽しめました。ただちとオチが分からなかった作品があったのも事実。ま、さくっと読めるから短編は良かったです。

  2007.03.11

  コメント(0)

• 

  「夏と冬の奏鳴曲」　麻耶雄嵩著

  ２月２８日(水)「夏と冬の奏鳴曲」　麻耶雄嵩著うーんちょっと期待はずれ。デビュー作が面白かったので期待して読んだのだけれど今ひとつ理解できず。所謂孤島物で設定としては面白かったのだけれど、途中あまりにもぐだぐだしすぎ。そして最後の結末もオイラが馬鹿なのか知らんが理解できない。？？？メルカトル鮎の言葉も今ひとつ理解できないしどういう結末だったのだろう？うーんわけの分からない小説でしたん。

  2007.02.28

  コメント(0)

• 

  「有限と微小のパン」　森博嗣著

  ２月２４日(土)「有限と微小のパン」　森博嗣著いやあ久々の森作品。滅茶苦茶堪能しちゃいました。長い小説だけど一気に読了。舞台はハウステンボス(って言う名前じゃないけど)。萌絵たちが到着したのを待つかのように事件が巻き起こる。消えた死体。飛ぶドラゴン。そして「全てがＦになる」で登場したあの大天才の面影が。。。。事件と言うか話の全体を通してバーチャルリアリティ(ＶＲ)と言うのが非常に意味を持ってくる。そして読んでいるうちに萌絵同様読者自身も「現実って何？」って言う不可思議な気持ちになるんじゃないかな？少なくともオイラはなりました。事件の解決では意外な事実を提供して、さらにその先に驚愕の事実を・・・って所がたまらなく面白かった。いやはやミステリーの面白さを堪能した１冊でした。

  2007.02.24

  コメント(2)

• 

  「格闘する者に○」　三浦しをん著

  2月3日(土)「格闘する者に○」　三浦しをん著直木賞作家のデビュー作だ。しかーしオイラは直木賞をとったからではなくどこかの書評を見て凄く評価の高い作家さんだと言うことで予約。やっと読めたけどどういう背景で読んだのか忘れちまったよ(笑)作者の就職活動の話を元にしていると言うことなのでどこまでが真実でどこまでがフィクションなのか分かりかねるけど面白かったですよん。漫画が大好きで何となく有名大学に通っている主人公が就職活動を通じて成長するって言う話・・・では全然なくて何となく日々が過ぎていく。どもその過程が楽しいんだよね。しかも彼女は普通の女子大生だと思ったら実は○○○の娘だったり70歳過ぎの爺さんと付き合っていたりとその設定もやるなぁと言う感じ。うん、評価が高いのも分かる気するね。どんどん読んで行こうっと。

  2007.02.03

  コメント(2)

• 

  「翼ある闇」麻耶雄嵩 著

  1月31日(水)「翼ある闇」麻耶雄嵩 著この作者の本を読むのは初めて。オイラには珍しく「このミステリがすごい」の2005年度版だったかな？を参照して知った。この作者の「蛍」と言う作品が凄いとの評判だったのでならばデビュー作からと。正直余りに人が死にすぎるので覚えきれない点がありましたが(笑)かな～り面白い小説でした。これがデビュー作と言うことなら恐るべしって感じです。途中の絵画や音楽などに関する薀蓄やら歴史問題なんかが最後の最後で・・・あ、ネタばれするからやめようっと(笑)正直途中のぐだぐだはあったけど最後の謎解き、どんでん返しは最高に面白かった。次作以降が楽しみじゃね。

  2007.01.31

  コメント(2)

• 

  「数奇にして模型」　森博嗣著

  １月１６日(火)「数奇にして模型」　森博嗣著またまたアップが遅くなっちまったい。このシリーズも９作目かぁ。感慨深いぜい。模型マニアの人たちの中での事件の話。マニアであるって言う事が非常に重要な意味を持ってくる。このシリーズは大好きなシリーズなんだけど忙しい時は途中のだらだらがちょっと辛くなる(笑)最後のあたりのスピード感がもっと多ければよいのになぁとちょこっと不満を言ってみたりして。まあ十分に面白かったんだけどね。

  2007.01.16

  コメント(1)

• 

  「今はもうない」　森博嗣著

  １月２日(火)「今はもうない」　森博嗣著正直に言おう。途中読んでいて「もう止めちまうかなあ」と言う気持ちにさせられて。この作品は主人公でない青年の一人称で進み、それがちょっとぐだぐだでなかなか読み進めるのが辛かったのだ。しかし、最後まで読んでその評価は激変。うーやられた・・・なるほどねぇ。こう来たのか。事件それ自体はそんなに面白い物ではないし、トリックも複雑すぎてよく分からないと言うのが本音。でもそれでもこうした本が存在して騙されたのはなんだかニヤニヤさせられてしまう。新年早々やられちゃいました。

  2007.01.02

  コメント(2)

• 

  「夏のレプリカ」　森博嗣著

  12月5日(火)「夏のレプリカ」　森博嗣著いやあ面白かった。前作「幻惑の死と使途」と表裏をなす、と言うか同時進行で進んだ別の事件を描いている。萌絵の高校の同級生が出てきて彼女が事件に巻き込まれる。事件自体の不思議さよりもその一族の秘密の方が興味深かったりする展開。ラストの刹那さとラストの後のさわやかさが程よくミックスされた素敵な終わり方だった。

  2006.12.05

  コメント(0)

• 

  「幻惑の死と使途」　森博嗣著

  12月1日(金)「幻惑の死と使途」　森博嗣著やっと読み終えた。なかなか読書タイムもない今日この頃。次作の「夏のレプリカ」と同時期に起こっている別の事件を描いている。森さんのことだから物凄い仕掛けがあるのだろう。今から楽しみでしょうがない。

  2006.12.01

  コメント(0)

• 

  「東京奇譚集」　村上春樹著

  １１月１８日(土)「東京奇譚集」　村上春樹著久々の村上春樹さん。タイトルに東京と出ているからまあ東京が舞台なんだろうけど読み終わって気がついたりして(笑)ちょっと不思議な話の数々でそこかしこに彼のエッセンスが紛れ込んでいてファンならそんなに気合を入れないで気軽に読めるって言う感じです。特に書き下ろしの「品川猿」。物語の舞台に品川区役所が描かれていたりして元区民としては凄く懐かしい！！しかしタイトルどおり品川の猿とは思いも着かなかったよ(笑)短編は一気にと言うよりは時間のある時にちょこちょこと読む傾向のオイラ。読み始めたのは２週間くらい前だったけどやっと読み終えました。久々の村上ワールドを堪能できる１冊でした♪

  2006.11.18

  コメント(4)

• 

  「まどろみ消去」　森博嗣著

  １１月１５日（水)「まどろみ消去」　森博嗣著いつの日記やねん(笑)あーやっと更新できた。この作家は短編も面白い。今日も手抜きで申し訳ない（ペコリ)

  2006.11.15

  コメント(0)

• 

  「封印再度」　森博嗣著

  １０月１１日(金)「封印再度」　森博嗣著うおー忙しい！！行き帰りの読書タイムだけがオイラの時間。はあ。そんな中やっと読み終わった四作目。これは面白い。特にツボのトリックは秀逸。あんな結論だったとは・・・今日は手抜き作文で許してね(笑)

  2006.11.10

  コメント(0)

• 

  「詩的私的ジャック」　森博嗣著

  １０月３１日(火)「詩的私的ジャック」　森博嗣著このシリーズも４作目。今作は非常に面白かった。特に密室のトリックすら・・・って所が秀逸だね。相変わらず進展しない二人の関係も微妙な温度差が出てきてこれからの楽しみを盛り上げてくる内容だったね。ま、シリーズ物なので感想はこれくらいで(笑)

  2006.10.31

  コメント(2)

• 

  「笑わない数学者」　森博嗣著

  １０月２３日(月)「笑わない数学者」　森博嗣著うーんやっぱりシリーズ物は安心して読めるね。これで３冊目か。まだまだ先は長い。今回は館がテーマ。と言うと綾辻先生を思い出すけどそんなことなくて館自体がトリックに大きな役割を果たしていると言うところが面白いね。所で、オイラはタバコを吸わないから分からないのだけどやっぱりタバコを吸うと考えが整理されるのかしら？？なんて下らないことを考えてました。ただトリックに比べると動機の部分がちょっと弱いかなぁ。まあ人間関係と言うか登場人物のあり方そのものにも謎を残したラストだから仕方ないのかな。まあそうは言っても上質のミステリーであることには変わらないのだけどね！！

  2006.10.23

  コメント(0)

• 

  「冷たい密室と博士たち」　森博嗣著

  ９月２４日(日)「冷たい密室と博士たち」　森博嗣著あー面白かった。これも既読だったにも関わらずすっかり内容忘れとった(苦笑)タイトルどおり所謂密室物なんだけど最初は正直展開がぐだぐだしていて物語に入れない。但し、途中からのスピード感は凄い。そして論理の帰結と動機に対する納得感。なんでそんな状況で殺人を犯さなければならなかったのか？わざわざそんな所でやらねーよ！！ってな気持ちを持つ事が多い本格ミステリだけど森さんの作品はそんなことはない。次も楽しんじゃうよん。

  2006.09.24

  コメント(0)

• 

  「優駿　下巻」　宮本輝著

  ９月１１日(月)「優駿　下巻」　宮本輝著世の中には名作って言うくくりでは簡単にくくれない素晴らしい物語があってこの優駿もまさにそんな１冊。話としては色々な人の運命を背負った馬、オラシオン。スペイン語で「祈り」って言う意味なんだけどそのオラシオンがダービーで勝つまでの軌跡とオラシオンの周りの人の人生を描いている。オラシオンの産まれて牧場の跡取り息子。オーナー。オーナーの娘。オーナーの部下。騎手と言った主要登場人物の視点から見ること。また章ごとに主人公をかえることで読者はその世界を色々な角度から垣間見ることができる。これが大成功。登場人物が魅力的。そして最後はハッピーエンドで終わる。でもその中では悲しい話は人間の性、エゴと言ったものを見ることが出来るのはやっぱりこの作者ならでは。次に読むのは40代に入ってからかしら(笑)この本を読んだことのない人がうらやましい。だってあの感動をまっさらな状態から味わえることができるんだもん。・・・と言う気持ちにさせられる珠玉の１冊です。大満足の再読でした。ちなみに映画は見ていまへん(笑)

  2006.09.11

  コメント(2)

• 

  「優駿　上巻」　宮本輝著

  ９月９日(土)「優駿　上巻」　宮本輝著久々の再読。１０年ぶり以上だね。でもやっぱり名作は名作。とてつもなく素晴らしい作品だ！！詳しい感想は下巻を読んでから。

  2006.09.09

  コメント(0)

• 

  「すべてがFになる」　森博嗣著

  8月30日(水)「すべてがFになる」　森博嗣著このシリーズ実は再読である。以前に4巻か5巻まで読んだのだけれど当事のオイラは予約システムを利用していなかった為、なかなか続けて読むことが出来ずに断念していたのだ。しかしこのシリーズの主人公犀川と萌絵はオイラの大好きなキャラ。しかも理系ミステリと言われるような非常に理にかなった展開に非常に心惹かれるのである。よっしゃせっかくだから読もうっつー事で久々に読んでみました。読んで見て驚き！！自分が頭が悪いのもあるが忘れている忘れている(笑)何せ一番肝心なFが何かっつーのすらすっかり忘れとった(爆)いやあ久々に楽しませて頂きました。この物語のトリックと犯罪に至るプロセスには少しの色あせも無かった。やっぱり良いものは良いのである。良質のミステリーを読むのは本当に楽しい。それがシリーズ物ならもっと楽しい。そんな幸せを噛み締める今日この頃です。さーて読んでいくぞい！！

  2006.08.30

  コメント(2)

全87件 (87件中 51-87件目)

< 1 2