足反射家庭療法師【4】
仕事返りに師の元へ。今日は、別の反射区を教わる日でし。しかし疲れた...2日連続日勤は伊達じゃない。入浴誘導は、リーダーの次にキツイのよ。遅番なら、入浴介助後に10分休憩できるけど、日勤は2時間半歩きっぱなしの後でも休みナシだもんね。ま、おやつ介助(離床、おやつ、すぐ臥床)やらなくて済むのは、いいんだけどさ、見守りしながら入浴者のカルテ書いて、オムツ交換後ゴミ捨て、夕食の離床開始なもんで、ほんと、慌ただしいんだよね。家に帰って、シャワー浴びて、ギリギリ間にう、19:30からの指導。^^;「もう、疲れたぁ~、さっきまで施術しててさぁ、今日、足裏ゴリゴリだと思う」すっごく長い施術で、汗だくだったんだとか...。だよね~、いつも、時間以上やってるもんねぇ。マンツーマン指導の場合、お互いの足を使って指導、学習をする。本日の反射区は、大脳、目、耳、甲状腺、副甲状腺。それぞれの機能に、手技手法と盛りだくさんの1時間半。学習時間は、結構アバウトで、2時間の時もあれば、それ未満の時もあり、割と自由。お互いの都合に寄りって感じ。ここが学校と異なるところで、学習に於いては、いい師につけるかどうかで、弟子の基礎力量が決まってくる気がする。そこん所、オイラの師匠は、意欲ある教えたがり~なので、大変、助かっている。脱線しまくりで、なかなか本編が進まないが、指導料以上のモノが手に入る。って事で、指導開始。学習に於いて、骨格図と人体解剖図は不可欠である。骨がこうなってて、内臓がどんな風に、何処にくっついて、どんな働きがあるか、どんなモンが分泌されてるか等、はっきり言って、医者並に詳しいし、そこらの医者より論理的。相当、勉強しないと、ここまで来ないんだろうなぁ...。(ちなみに師匠、中華人民共和国の国家試験受かって、国際資格持ってます)日本だと、この分野に国家のお墨付きは無いし、ちょっと前までは、紛い物として扱われていたようなモン。しかし、世界的に見ると、西洋医学の普及率は20%でしかないと言う。日本で西洋医学が普及したのは、お金があったから。国も国民も、お金を持ってて、機材も買えて治療も出来た。それで、どんどん発達して、その他の医学が廃れていく結果となった。まあ、西洋医学に比べると「怪しい」が表面化される事も多いので、致し方ないと言えば、それまでなのだが、ここ60年で、かなり研究が進んで、西洋医学のように、理論立てて学習出来るようになったのも事実で、中国では、戦争で焼けてしまった、古代の貴重な資料を、色々な所から集めて再編成する事もされたりして、徐々に体制を整え、現代に至ってるらしい。固定と思われがちな東洋医学も、日々、進化してるもので、新たに発見されたツボもかなりあったり、効くと言われていた場所が実は違っていて修正されたりと、西洋医学同様、日進月歩であると言える。反射区も変更された為、副甲状腺の位置が変わっているから、新しい場所を書いて於いてくださいね。^^;って、新たな反射区で学習しとるしな。まずは、足拭き、リラックス、基本反射区の復習。大脳、目、耳、甲状腺、副甲状腺と、疲れ切った体にムチ入れて、力いっぱい施術しますよ、師の足に。「ん、ちょっとズレてる、もうちょっと水平に入れて、床と平行」「そうそう、...入れ過ぎ、痛い、痛いよ、圧抜きして」どうも、オイラ、力が強いらしい。素人は始め、ここまで圧をかけられないんだそうだが、体重が乗ってる分、きっちり圧がかかるそうで、今後の課題は、適度な「圧抜き」。(^^;)あと「大脳」をうまく。大脳、目、耳は、ちょっとコツがいる。この反射区は、なかなか施術しづらい。クリームのつけ具合でも、かなり影響する。足裏って、しっとりしてる人もいれば、乾いてる人もいて、やってる内に汗かいてくる人、やたらクリームを吸収しまくる人、なかなか個人差が激しい上に、その時の体調でも違う。見誤ると、滑って微妙な所の施術が困難に...。そう、疲労困憊の今夜の師の足は、しっとり冷たく、流れ滞ってます的な足。施術の1歩は、足の見分けから。反射区だけ、やりゃ~いいってモンじゃない。足がこうなってるから、ここら辺を重点的に、ちうのまで見る事が出来ないと、どうにもならないんですよ。もう、ここら辺は職人技の域だな。数こなしたモン勝ち。オイラが知ってる足と言えば、師匠と足裏モデルのUさんの2名のみ。^^;もうちょっと進んだら、同僚の足でやらんとね。いくら何でも基本反射区のみ出来るだけで、同僚の足やってやろか?とは言えないもんね。^^;って事で、へろへろの師と弟子、今夜の学習終わります。