４５才からのぐうたら生活

[ぐうたら日記] カテゴリの記事

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• 風評か真実か

  母から電話があり、５号機と６号機もいづれ、ドカンといくと。５と６は、１～４の比じゃないくらいデカイそうで、それがどうにかなったら、ここも終わりだから、みんなを連れて新潟に行く。あなた、あんな汚いんじゃ恥ずかしいから、家を片付けておいてねと．．．マジか！いや、来るのは全然構わないのだが、ウチは、近隣でも小ささには自信のある、如何にも小市民な家。一族中の何処よりも小規模な事は、承知の通りと認識しておりますが．．．。そこに、２０名近い親戚を連れて来るとなると、入るスキマが無いような、つーか無いです。避難所よりギュウギュウな気がするんですけど．．．。布団だの食糧なんか、オイラの金が尽きるまで何とでもなるけど、面積だけは何ともなりませんので、さて、どうしたものか。オイラの部屋を明け渡しても、足りない、絶対に。てか、そんな事態になったら新潟も無事じゃないんじゃ？と思いつつ、このバカみたいな物質量を、何処へ仕舞い込むか検討中です。「９割は、君の物だから自分で片付けなさいよ」「無理です(--;)」昨日の会話です。大丈夫だと思うけど、一応、覚悟はしといて。と言う事で、何考えてんだか、全く分からない、うちの母ですが、知ってる所に避難したいと言う心は、理解できますので、何とかしたいと思うております。原発がどうにかなって以来、マスコミが、全然騒がなくなったのを不思議に思いつつ、これから、どうなるんだかねぇ、しそんな事、誰にも分からないよねぇ。取り敢えず、炊飯器で作ったパウンドケーキを持って、夜勤に臨みます。

  2011年03月20日

• 一族郎党引き連れて

  本日、連絡が取れなかった親戚の無事を確認しました。家が一部、倒壊しただけで、避難所にいるそうです。原発の近くなので退避区域に入っており、避難していたけれど、そこも範囲に入り、もう他の避難所も入るスキマも無く、被曝の危険もかなりあるけれど、どうしようもないそうです。他の親類の家に避難していた伯父一家は、そこも退避区域に指定された時、一族連れて、オイラの実家へ移動を始めたと連絡がありました。最初の地震の時から、マスコミが報道してるような、呑気な状態じゃないそうで、早いトコ退避した方がいいと判断、ただ叔母は残ると言って聞かず、来なかったと母が言っていました。もう疲れたからいいと、何度も説得したがダメだったと。最後に、従兄弟が脱出して、こちらに向かっていると連絡があり、取り敢えず近親の者は、ほぼ脱出できました。海外で、原発勤務した経験のある母の友人が、早く退避して正解だと言ったそうです。昨日、母から電話があり、何とか食いつないでるから大丈夫だと。オイラも様子を見に行きたいですが、１日たりとて、いらん食い扶持が増えてもいけませんので、当座の生活費を送りたいと思うておりまする。これから先、どのくらい退避していなければならないのか、落ち着いたとしても、彼の地に戻れるのか、全く分からないので、避難した人の不安は募るばかりです。新潟にも、多数の避難者が来ており、何処もいっぱいで他県へ行かざるを得ない人達がたくさんいます。また、避難所にいる人達には配給があったりするけれど、個人宅に退避している人には何も援助は来ない事にも問題があり、益々、複雑です。１日、たかだか３時間の停電や、電車の本数が減っただけで、ぶーたら言う人の気が知れません。もっとはっきり言わせて貰えれば、ＩＴ企業が１日休めば、かなりの電力節約になるから、交代で休め、ばかたれが！とも思います。（この考えは間違っているかもしれません）時間を選べば、風呂にも入れる、物資が無いと言いつつ、いつもより少ないだけで、何かしら食べる物はある。日頃の贅沢三昧が出来ないだけで、ガタガタ騒ぐな！と思いつつ、家では、鼻水が垂れるまで暖房をつけない。寒くても、震えながら猫と寝る。職場では、いらん電気を消し、オムツも節約。←入ってこないから利用者様には、食事を残すなと説教しとるオイラであります。認知症相手に、マジ怒るオイラって一体．．．。でもね、みんなで少しずつ節約すれば、電気だって止まらないんだよ。物も回っていくんだよ。買い占めは、自分の首を絞める事だって気づかない頭の悪い人が大勢いると、物資が滞るんです。日本は、先の戦で焼け野原状態から立ち直り、幾度も被災しては、立ち直りしてきた強い人達のいる国です。国民がしっかりしているから、国がすかぽんたんでもやって来れたと、オイラは思っています。一族郎党引き連れて、祖の地を離れたとて、きっとやって行けると信じています。え～、当面の問題は、一気に大家族となった、我が実家。米足りるかな？

  2011年03月17日

• 老健だよ～ん！【154：オムツが足りない】

  ちょっと前、事務から連絡があり、オムツもパットも入手困難、今ある限りだから節約しろと内線があり、早速、怒るオイラ。対応が遅い！フロアリーダーであった為、本日業務の一部を変更。16時のオムツ交換しません、便の人と尿量の多い人だけにしてください。外カバーの多少の汚れも、交換しません。入浴時も同様です。しっかり拭き取りお願いします。と担当フロアに通達、上が文句言ったら、激怒します。上司は、すっ飛んで来て指示出さんかい！！呑気に休んどる場合か。と、ぷりぷり怒りながら指示を出すオイラにビビったのか、誰も逆らいません。上が惑うと下は混乱します。その指示が間違ってようが何だろうが、自信を持って出しましょう。そして、デカデカと紙に書いて、ステーションの利用者からは見えない所に貼る。その他の物資も入ってこないと言う事なので、危機管理の出来る同僚がマスク１箱を隠して報告してくれる。もしもの場合に、とっておくから、ほんとの緊急時に使おうって。了承する。施設でオムツが無いと言う事態が、何を意味するか、働く皆が知っている。臭い汚いだけでは済まない、感染の危険。しかし、無い物は仕方がない。節約して使い、それが無くなったら、何かで代用するしかない。加えての停電。昼間はいいとして、夕方からの停電は、かなりの大打撃。上が集まって対策を練り通達。今のところ、停電中止になっているが、いつ実施されるか分からないので、気が抜けない。また、介護士の災害派遣の話しもきているようだが、常に人手不足、ギリギリの状態で回している施設から、人を出せと言われても難しい。行きたいと言う職員は、結構いるが、出して貰えるかどうか分からない。そんな不安定な状況の中、考える事も多く、ストレスは溜まるばかりだ。そして、どんどん太ってゆく。(--;)

  2011年03月15日

• 地震か．．．

  夜勤明け、寝ておりましたら、ゆらゆらと覚えのある横揺れが来まして、それは船のような揺れで、2,000tクラスの護衛艦に乗るとこんな感じで揺れるんだよねぇ、中越地震の時と同じだなぁ、と思いながら、割と長い間続く揺れに、前回同様、起きもせず過ごしたワケですが、夕方、太平洋側が壊滅的な状況になっている事が分かり、実家もその中に入っていて、災害時は全てが麻痺してるもんで、無駄な事はせず、取り敢えず、メールだけ入れて、後は連絡待ち。でもって、今日は送別会です。電車止まってるし、連絡しようにも、当然のように携帯は繋がらない、メールもかなり遅れて到着しているようで、取り敢えず車で、同僚を拾いに出かけ、現地へ。新潟は、ここ１０年の間に、２度の地震と水害と、大きな災害を経験しています。こんな時、どうすると言うノウハウが、多少なりともある為か、落ち着いております。同じ新潟でも、オイラの住んでいる下越は、今のところ、震度４までしか揺れてません。地盤が緩いので、余所で大きな地震があった時は、ゆらゆら大きく横に揺れるのが特徴です。ちなみに、中越の時は、机に掴まって、転倒しない様にしていました。同僚の何人かは、家が無くなりましたが、普通に出社していました。なるようにしかなりません。時たま、ゆらゆらと横揺れの来る中での送別会。辞めていった同僚の新たな門出を祝いつつ、日本の未来を案じつつ、自分を取り巻く現状や今後の方針を肴に色々と。そんなワケでまあ、オイラの周りは無事です。

  2011年03月11日

• どんだけ不況か分からない

  今日は休日。怠い体を引きずって銀行へ。家賃を納めに参りますぅ～。じうたくろーんと言う名の家賃でございやす。今月も無事、お金が払えました。近頃のオイラは、ダルダルで、何事もやる気が起きず引き籠もり。疲れ切って、やる事出来ずにイライラ、焦る心、そして鬱気味の悪循環。なんとかせねば、しかし、あと半年は身動きが取れぬときたもんだ。がんばれ、あと半年。半年後に何が起きるのか？実務経験３年を満たすのが半年後。これさえクリアできればもう、後はどうとでも出来るのだ。って事で、あと半年。がんばれ～、オイラ、ここで引いたら何にもならん。ならんのだぁ～。と日々、心に言い聞かせ、職務に励む毎日です。しかしなぁ、なんつーか、この仕事に就いて以来、めっきり世の中の動向に疎くなっちまって、一体、どんだけ不況か皆目見当もつかんようになってもーて、新たに商売始めるにしても、リスク管理が、いまひとつ。さて、どうしたもんか．．．。無用の長物、介護保険が後ろ盾の収入ってすごいなって、つくづく思う今日この頃。安さ爆発な給料でも、公務員並の安定感。利益無用の仕事ってな、人をダメにするですよ。如何なる時代でも、決して無くならない顧客、それは老人。病人と老人は、この世からいなくならない。ここをターゲットにすると、一生、食えると思ったオイラは、邪道だけど正解です。とか思いつつ、よろっと行動開始せなあかん時期で、考えなくちゃならない事が多すぎて、色んな事をクリアしていかねばならないプレッシャーとか、その他諸々あったりして、めっきり鬱気味。考える前に行動なバクチ打ちは、何処へやら、元がダメ人間でしょう。新潟で言うところの「のめしこき」なんですわ、アタシ。じうたくろーんと言う、起爆装置を抱えている身では、なかなか思い切った事も出来ないしぃ～とか考えだすと、いかん事になるので、そこは考えず、行動あるのみ！と自分に言い聞かせとる今日この頃でございやす。

  2011年03月01日

• 研修に行ってきました。

  益々、理想と現実のギャップはデカいと思い知らされました。そりゃ、アンタの言っとる事は正しいよ、でも現実を見てみろよ。と思いつつ、やっぱり医者は嫌いだと再認識しつつ。もう、この協会主催の研修は、受けなくてもいいや。はい、本年度の義務終了。身にならない研修なら、受けなくてもいいです、時間の無駄。毎回、思うんだけど、すごくよかった！って研修無いね。これで金取んの？ってのばかりで、はぁ。アタシの知りたい事は、そんな事じゃないんだ、もっと突っ込んだ所なんだってば！目から鱗を落としたい。他の施設の職員の話聞いた方が、余程、建設的で為になる。異業種交流ならぬ、他施設さんと交流したい今日この頃。同僚へは、くだらない研修で、１日、体が休められるなら、それもアリか、とメールしたら、バカと夜勤だから後でヨロシク～、と、メンテナンスの催促が返ってまいりやした。はいはい、後でいじってあげます。体が資本だからね。研修で仕事をサボって骨休め。来年度も研修がありますんで、なるべく、くだらないの受けて大いに骨休めたいなぁと腐った根性で臨もうか、真面目にいこうか考えとります。今回も、なるべく内容の濃い、身になりそうな研修を選んだつもりだったんですけどねぇ．．．。

  2011年02月19日

• 勉強しましょ、でも変わるって？！

  ああ、この法律の数が半端じゃないわ。何が何法に規定されているかは、覚えとかないとダメで、覚えないと、引っかけ問題に引っかかる。なぞと思いつつ、のろのろ、ちょこちょこ始めた、お勉強。しかし現実逃避しまくりで、なかなか前に進めない。風邪を引いて以来、全く勉強していない。マジかお前！落ちる気、満々だな。しかも同僚からの情報によると、今年、大幅に教科が変わるとか、ちょっと待て、じゃあ何か？今やっても無駄だってか？余計にやる気を無くす。だってさ、例年のノリでいくと、参考書が出るのが、早くて７月じゃん。そこから勉強始めて、学習期間が半年しかない。去年は、実技講習が無くなるとか噂になったけど、結局、無くならなかったし、もう、どーなってんの？って感じ。実のところ、机上の人が高い理想で決めた事に、全然、現場が追いついてないってヤツで、講習やるったって、受け入れ体制は整わないわ、人手不足の現場から半年も研修になんか人出してる余裕なんて全く無いわ、現実問題山積み過ぎて、にっちもさっちもいかないところを、どう解決するつもりだったんでしょう？ってのに加え、福祉で金儲けしたい人も多いもんで、余計に収集つかなくなってる感があるのは確かだよねぇって、現場の誰もが思うですよ。介護福祉士になるのに、どんだけ金かかるか。まあ、愚痴り出したら止まらないってのは、どの業界でも同じだと思いますが、今回の学科改定も、一説には、ボリューム出し過ぎて実務とは、かけ離れてきた為、方向を修正するみたいな事を聞きました。５年くらい前は、実務さえきっちりこなせる人なら、もっと簡単に取れたとも聞いたもんで、学科の詳細が出るまで待機ですな。って事で、心置きなく、ちくちくタイム。じゃなくて、変わりそうもない所から学習しましょう。と自分に言い聞かせ、なんとか勉強グセをつけたい所存であります。理想と現実のギャップに、むっちゃ腹を立てつつ、「介護概論」を読むと、５分で入眠。いかん、いかん。医学一般、老健だとね、ここいらはナースがやるんだよねぇ。たまーに、聴診器で自分のグル音聞いて遊ぶくらい。オイラ２日も、うんこ出て無くてさぁ、どーなってんかちょと確認。確かに動いてないなぁ、なんちて。そんな事をやりつつ、ほとんどの時間を現実逃避で費やしつつ、いや、なんだね、オイラはどこへ行こうというんだろう？目標が見えない。

  2011年02月17日

• 老健だよ～ん！【153：同僚と飲みに行く】

  と言っても、飲んだのは同僚だけ。オイラが運転したからよ。クソ田舎、徒歩で飲みに行ける居酒屋は存在しない。必ずシラフの運転手が必要。来た時から思ってたんだけど、ほとんどの新潟県人てば、底ナシなもんで、いくらでも飲みやがる。完全なる割り勘負けですよ、ほんとに。まあ、楽しいからいいんだけどね。しかしコイツ、酔ってんだか、酔ってないんだかよく分からない。本人は、「酔ってない」と、言い張るけれど、大抵の酔っぱらいは、必ずそう言うもんで、話は半分程度に聞いておく。そうか、コイツこんなヤツだったのか．．．。真面目なヤツには、嫌われるタイプだな。同僚のナースが、毛嫌いしていたもんで、まあ、気持ちは分かる。根はいいヤツなんだけどね、見てくれと言動がいかんよ、社会人として。ヤツ曰く、就職したら、職場に不思議な人がいて、それがオイラだそうだ。そうか、前にも別の同僚に、何を考えてるのか全く分からない、敵か味方か判別不能。と言われたが、やはり得体の知れないヤツと思われていたらしい。そうだよな、この間は、２回ほど飲みの誘いを断ったしな。理由は簡単、翌日の仕事に差し支えるから。昔から、仕事最優先グセがついとるもんで、ちょっとでも不安があれば、絶対、遊ばない。そもそも酒を飲まなきゃ仲良くなれない人とは、仲良くならなくていいと思っているもんで、仕事がらみの酒席には行くが、表面上しか打ち解けない。酒宴はビジネス、プライベートは１人でってので来とるもんで、大勢でワイワイを楽しいとは思わない。だから、一緒に行っても、おもろないで、と言ってみたが、それでも行く言うもんで、物好きやなと思いつつ、居酒屋へＧｏ。うん、オイラ、極度の人見知りなんだけど、おめさんは、平気だわ。で、飲みまくる人を見ながら、ちょこちょこ食べてたんすけど、まあ、ちょっと食っただけで、お腹が一杯になりまして、オイラも食が細くなったなぁと溜息が出ちゃいましたです、ハイ。お通しと、焼き鳥数本、おにぎりでアウトとは、いくら何でも酷すぎる。コーラ３本、ウーロン２本しか飲んでません。マジかよ、お前！と思いつつ、こりゃあもう、飲みとか言う以前のレベルだわ。昔のオイラ、何処いったーっ！！！まあ、話し的には、昔、相当グレてたらしく、いろんなやんちゃ話しやら家の事、バイクなんつー共通の話題もあったから楽しく話せたのかもしれない。しかし、酒グセちょい悪、まあ、普通の酔っぱらいです、はい。さて、店も終わるし、そろそろ帰ろうと言うと、もっと飲むとか言いやがるもんで、ばかやろー、明日の仕事に差し支えるだろ、帰るぞと言って、お勘定。車の中で、ずっと、もっとどこか行くぅ～、とうるさい。「オレだって明日、日勤だぞ～」そうか、じゃあ尚更、帰れ、飲み過ぎて、翌日、お役に立たないなんて許さん。強制送還。また、一緒に飲むぅ～、とか言っていたがほんとか？愛想の悪いオバハンと飲んで楽しいのか極めて謎だが、酔っぱらいが、また誘うと言うので、ハイハイ、バイバイ、明日ちゃんと来いよ～。そう言や彼、オイラより１０コも下だった。だって、小学生の時、読んだマンガってヤツが、オイラが高校生の時のだったんだもん。いや、何だね、そんなに離れてないと思ってても、結構、離れてるもんだねぇ。子供の時で換算すると、驚くよ。近頃、職場で出会う男と言うと、大抵、年下になった。１０コ上となると、適度にガタ来たオッサンしか見あたらない。お互い、深夜まで遊ぶよなトシじゃないしなぁ。オッサンとオバハンで酒飲んでも、たぶんすぐ終わるし。←１杯飲んだら帰るぢょだからみんな無理して若い子と遊ぶのかな？意識してなかったけど、結果的に、全く世代の違う若者と居酒屋へ行って、もう、若者のパワーには勝てないと実感した日でした。おばちゃんもう、やんちゃ出来ないんだって分かったから、大人しくお家で、ご飯食べるよ。

  2011年02月16日

• 老健だよ～ん！【152：風邪を引きますた。】

  いや、参った。いきなり鼻の奥と喉が痛い。こんなんなったの、すごい久しぶり。どんなに同僚が、風邪っ引きでもインフルでも、絶対、うつらなかったのに。（バカだから）まさかこの、夜勤の詰まった２月に来るとは．．．。２月は２８日しかないから、９日間の休日をさっ引くと、もう夜勤の連続となるワケで、だいたいみんな、４連チャンなんですよ、これが。ウチの施設は、子育てとかの理由が無い限り、だいたい月４～５で夜勤が入る。ナースなんか月７って時もあったらしい。死ぬわそれ。常に人手不足です。しかもオイラは、リーダー、這ってでも行かなくちゃなんねぇ．．．。しかし、インフルだとヤバイ。熱は無いし症状も違うけど、確証はない。医療機関は休み。←世間は３連休ウチは老健だからね、最低限の医療と薬があるよ幸いに。ＰＬとフロモックスを貰って飲む。取り敢えず、これでダメなら夜間救急行って、電話しまくりだな。大汗かいて爆睡したら、翌日、ちょっとはマシ。って事は、やはり風邪か。夜勤は、ガッチリ、マスクして、会話は必要最低限。本音は休みてぇ．．．具合の悪いときに、人の世話はツライのよ。これから、ナイトミュージアムが始まる。（本日、認知フロア担当）深夜まで暴れる、ばあちゃんが２名、内１名は、眠剤飲んでてフラフラ。いたずらしながら徘徊１名。（勘弁して）コール連打１名。（オシッコ行ったばかりやないの！）入れ歯がないと騒ぐ人１名。（ポリデント中です、はい）休憩中、爆睡。上がってくと、ナースが半べそ。「ごめん、何も出来なかった、カルテも書いてない」「あはは」車椅子乗車で、ステーションに横付けになってる常連さんが体動活発。ふん縛っときたいが、それは出来ない。「さっき、追加で飲ませたけど、寝るか分かんない」「了解、アレは？」「ああ、ごめんなさい、手が回らなくて、取り敢えず放置」「ういっ」廊下を、いざり徘徊中の、今日は寝ない人。このままだと、褥瘡になる可能性があるが、転倒の危険が無い分、優先すべきはこっち。送りを聞いて交代。体動活発くんは、車椅子から立ち上がり、カウンターの上の布をいじってる。よく見ると、脱いだ自分の下着。（上シャツ）上着は着てたので、また素っ裸になったと思われ。着せてもすぐ脱ぐから、面倒になって上だけ着せたか、自分で着たか．．．。その隙に、徘徊中の人を寝床に戻すが、５分と経たない内にまた出てくる。まあ、危なくなけりゃいいわ。人の居室に入ってったり、椅子を引いて倒したりしないように、注意してれば、取り敢えずよし。引き続き、見守りながら仕事していくしかない。あちこち見ながら、残ったカルテを片付けて、入れ歯を洗って、運のいい事に、今日は、センサー踏み踏みくんが、２人共眠っているから、マンツーマン対応できちゃうもんね。体動活発くんも、３０分位すると、ウトウトしてきて、カウンターに突っ伏しそうになるくらいになったところで、居室に戻してみたら、大人しく横になってくれたので、センサーつけて退室。これで大人しく寝てくれればいいんだけどね。後は、あそこの徘徊くんを何とかしたいが、スイッチＯＮ状態で、眠剤も全く効果ナシ。灯りに寄ってくる習性があり、さっきは廊下の向こうの灯りに反応していざっていたので、消すと、今度は、ステーションの灯りに反応して、いざって来る。人を見ると、大声を出すので、ステーションの灯りも消して、カウンターの影に隠れて見守る。フロア内をいざったり止まったり、しつつ過ごしている。寝床に戻ろうとはしない。基本的に人が好きな方なもんで、たぶん淋しいのかと思われるが、車椅子に乗せて隣に置くと、大声で叫び出すもんで、他の危険人物を起こさない為にも、ここは、ひとつ、放置で．．．。灯りに向かってくるってのは、「明るい＝誰か居る」ってので来てるんだと推測される。申し訳ないが、たっぷり１人に構ってられる程の余裕、老健には無いのだよ。夜間は、１人で４０名の重度と言える認知症他を見守る。１人では何をもならない人も多い。不安定な精神疾患の方もいる。ちゃんと息してる？オムツは大丈夫？体交しなきゃ、リハビリ評価、カルテに書類も書かなくちゃ。トイレ誘導、コール対応、その他の雑用もたっぷりある。「傾聴と共感」と言うけれど、これを徹底的に教え込まれたけれども、残念な事に実行している時間的余裕は無い。５分でいい、ゆっくり話しを聞く時間が欲しい。本音である。本来であれば、現役引退後は、ゆったりのんびり、楽しく好きな事やって過ごしていける時間を、このような形で送らなくちゃならないってのは、ちょっと悲しい。現代社会で、自立は、ほんとに大事な命綱だと、実感する。元気に独居死。オイラの目標です。夜勤が明けて、職務上、仕方なく医者へ行く。医者は嫌いだ、特に内科は大嫌い。本来なら、風邪などで医者に行ったりなぞしないのだが、まさかのインフルだとヤバイ、てか、夜勤しといて今更何言ってんだと自分でも思うが、職場の同僚のほとんどが、お前は風邪だろうと言っていたので、まず風邪だろうけど、医者で確認してきたという実績が無いといけないもんで、普通さぁ、福利厚生として職場の医療を活用してさぁ、インフル検査できるじゃん、無料でやれよこんくらいよぉ、と思いつつ、医者でやっぱり風邪ですたぁ！と確認をしてきました。爆裂愛想は悪いが、丁寧な先生だった。この人、言葉の重さを知ってる人だ。知らない事は、はっきり知らないと言ってる。必要最低限の薬しか出さない。きちんと家にある物を聞いてきた。いらんうがい薬や諸々を、出したりしなかった。しかも安っ！薬込みでこの安さ．．．思わず、こんな商売しとって大丈夫か、先生。と心配になるくらい、今どき珍しい昔のニオイのする医者であった。まだ数年しか経っていない開業医なのに、備品もなんか年季入っとる感じだったしなぁ、でも、拘る所は拘って金掛けてるんだよねぇ、偏屈と見た！出てきた薬は、やっぱり抗生物質だけど、この医者は信用できるので、飲む事とする。初めて見る薬で、おもしろそうだから飲んでみよって興味も大きいしね。「インフルじゃないの～」とか言ってくる同僚に、威張って、風邪だと伝えよう。風邪は根性で治す！だって、特効薬って無いんだも～ん。大金かけて医者に行っても無駄だも～ん。実は、危険な病のひとつだよね。

  2011年02月14日

• 受験生の憂鬱

  学生時代から全く勉強して来なかったオイラ。いまいち勉強に力が入りませ～ん。(T-T)えーと、思い返すとぉ～、学生時代、まぁ～ったく勉強せず、試験の時は、一夜漬けで８０点くらい取れてたもんで、持続力っつーか、そーゆうのが全く持って無いんですわ。だから、この膨大な範囲を頭に入れ込むには、どしたらええのん？重いわ、かなり。目下、楽しく無理なく受験勉強できる手段を模索中であ～ります。ちなみに、よく知らない人の為に言っときますが、介護福祉士の試験科目は、以下の１３科目あるです。１.介護概論２.介護技術３.形態別介護技術４.医学一般５.老人・障害者の心理６.精神保健７.社会福祉援助技術８.リハビリテーション論９.レクリエーション活動援助法10.家政学概論11.社会福祉概論12.老人福祉論13.障害者福祉論この中でぇ～、実践で身につくところゆーたら、１～５くらいかしら。概論系は、勉強しないとね。でもって、老健勤務で一番弱いところは、「家政学概論」。全く使わない。栄養科あるし、調理しないし．．．。レクで調理するったって、ホットケーキ作ったり、溶けたチョコ、型に流したりするだけだもん、しかもレク委員がやるから、お堅い委員会所属のオイラは、ノータッチ。何をも考える必要が無いわさ。夏祭りの夜店だって、栄養科が作ったモン出すだけだしなぁ、そんなんで家政学が身につくワケなかろう。だいたい、早番の日は、カップ麺って人が多い老健。今日は遅番だから晩飯はチャーハンだぞ、とか言うヤツが、３０品目食ってると思うか？プロテインでタンパク補給しとるよーなヤツが？グループホームに就職を躊躇ってる理由が、調理面倒だからって．．．。それくらい人のメシ作るのが嫌いなのに「家政学」ってあーた。大嫌い！とか言いつつ、ムカつきつつ、まあやるしかないので、自己暗示しつつ、ぼちぼちと進めていきたい所存であります。先は長いのだ。同僚も勉強してるって言ってたけど、３０分と持たないらしい。ええトシこいた大人が、過酷な労働しつつ受験するというのは、案外骨が折れるもんですな。一応、無理のない程度にって事で。じゃなくて、やるんです！オイラは出来る、オイラは出来る。←ＰＧ時代から使ってる呪文いや～なんつーか、新しいスクロールフレーム来たしぃ～、新作に着手したからねぇ、現実逃避ちくちくタイムが増える増える。(^^;)もう、朝、起きたらメシ食いながら勉強して仕事に行くっきゃないかもしんない。今年、受験した同僚は、職場に来るなり、「あたしダメだわ、来年一緒に受けよう」って言ってたけど、きっと受かっとるよ。ああ、受験資格が欲しい、今すぐ！やっぱ、３年は長いよね。がんばれ、あと８ヶ月、８ヶ月で受験資格が得られる。と、日々、唱えながら仕事に励むオイラであります。

  2011年02月03日

• みすや忠兵衛全国ツアー

  絶対、行かなくちゃ！新潟は、3/16～3/22とある。よっしゃ、この日は休みを入れるぞ。欲しい物があるの。みすや針ってば、１度使ったらやめられないもんで、もちょっと仕入れたいのよね。針の滑りがいいと言うか、鋭いつーた方が感覚として合ってる気がする。一旦、滑り出してしまえば、何処までも滑ってくって感じで、全く力がいらない。慣れない内は、よく、指を刺すけど、刺しても、すぐは痛くないんだね、これが。すいっと入ってくから。^^;刺して、痛っ、といくまでに、タイムラグのある針です。注射針か、お前は！とツッコミ入れたくらい。ただひとつの難点が、針穴への糸通し。これが、非常に困難で、スッと通った試しが無い。不満な所は、そこだけ。あとは、何だろう？この針から出るオーラちうか、なんちうか、魂あるモノって感じで、反物同様、自己主張するんだよね。あたしを、ちゃんと使わないと許さないわよ！みたいな．．．。針持つと、適度に緊張するっつーか、うまく呼吸を合わせないといけないっつーか、そんなオーラを放つ道具は、今どき少ないもんで、本当におもしろくて、会話しながら縫うとか言うと、お前、頭おかしいんちゃうか？と言われそうだけど、まさしく、そんな感じで、楽しく縫えるんだよね～。時間を忘れる。ほんと、そんな感覚です。オイラが持ってるのは、「みすや忠兵衛」さんの針。裁縫箱買った時に、セットされていたもので、数種類入ってるから、試しに使ってみるには、いい道具と思う。京の都には、もうひとつ、みすや針を作っている所があり、「三條本家みすや針」さん。こちらの店のクロスステッチ針を愛用しとります。日本で、同じサイズの針をまとめて買える所って無いので、ものすごく助かってます。これ見つけるまで、ドイツ製の使ってた。（今も使ってる）クロスステッチ言うと、そこら辺の手芸店では、セット針しか見かけないんだよねぇ。使う針は人それぞれだから、セットしか無いと困るんだけど。初心者が最初に買う分には、いいけど、慣れた人には無用の長物。最初、何故だろう？と不思議に思ったんだけど、そんなヘヴィに縫い物する人が、実は、そんなにいなくて、道具に拘る人も、そう多くない現実があるようで、プロか、頭おかしいんちゃう？くらいの人に限られるようです。キット付属の針１本で、こなしてる人も多いようで、１作品に、平気で100本くらい同時使用する人って、比率から言うと、そんないないみたい。オイラの使い方と言えば、１色３～６本通しといて、オーガナイザーにスタンバらせておくから、10色あると最低でも30本いる計算になる。糸替えも多いし、同色でもすぐ刺し終わっちゃうもんで、１色ずつなんて、面倒でやってられない。何より、糸替えで、刺すテンションを中断されたくないのよ。だから、買うときも、100本単位になっちゃう。使う布は、14ct～18ctだから、針は、26番しか使わない。みすや針なら「寸１」。一番、細くて短い針ね。色々、使ってみて、それ以外、いらないと言う、結論に達した。だから、同サイズの使いやすい針を、常に置いてある店は貴重です。あるようで、無いんですよ、これが。いつまでも、残って欲しいと思います。そして、手縫いの耐久性と良さが、もっと広がればいいと思う。

  2011年01月31日

• 勉強しましょ。

  「介護概論」の過去問を解いてみたら、満点だった。この辺りは、実務でやっているので、分からない方がおかしいか．．．。ホームヘルパー２級所持で、実務経験あれば出来て当然だよね。って、同僚も言ってたなぁ．．．。介護概論と技術は、さらっと流す程度でＯＫだよって。変更されたところくらいやっとけばいい感じなので、油断しない程度に、ちょろちょろ復習。問題は「社会福祉概論」。こいつは手強い。だって、実務してても全く身につかないところなんですもの。いつ誰が何をしたとか、４つのＰとは何かとか、そんな事覚えてどーする！的な事がほとんどの科目なもんで、覚えたとしても実務に反映できない。唯一、法令部分が使えるかって程度だよねぇ、講師にでもなるなら別だけど。「老人福祉論」のが、まだ使える。ってな感じで、ぼちぼちと勉強を始めましたが、短期集中型のオイラ。２時間と持ちません。「介護概論」を読むだけでもう、飽きちゃってます。どぼじよう．．．。

  2011年01月24日

• 老健だよ～ん！【151：思いつきを叶える衣裳さん】

  本番、２日前に台本が来ました。セリフ、多っ！しかも、適度にギャグ路線。衣裳は、アレでよかったかも。監督、何も考えずに思いつた事を宣う。他のメンバー、監督の妄想を実現すべく奔走。そんな感じの我が班。夜勤明け、集まって衣裳合わせと軽い打ち合わせ。いつの間にか、チンピラから、悪代官に昇進している悪者。悪代官の衣裳なんて用意してないんすけど．．．。他の班の為に購入した、キンキラキンの羽織があるのを見つけた監督。「オレ、これがいいです、これ着たい」って、そりは着物じゃないから、えーと．．．。早速、羽織ってはしゃぐ。キラキラ具合が大変、気に入った模様。コイツ、まごう事なきＢ型だ。Ｂ型以外に、あり得ない。男のＢ型は、一番始末に負えないタイプです。我が儘の極み。まともにお付き合いすると、大変疲れますので、好きにしろ的ノリで、適度にスルーすると良いでしょう。肝心な所で、首ったまを絞め上げるのを忘れずに。また、責任感の強さは、いっちょ前以上なので、おだてて、調子こかせると、よく働きます。って事で、衣裳を合わせて足りないモン作って貰って、監督の策略で、事務職を味方につけたもんで、話しが早いし、細かい雑用もお願いできるのは、よかったかも。Ｂ型の男、甘え上手。ゴロゴロにゃ～ん、な手管で女を手玉に取るのは得意です。Ｂ型男全般に言える事ですが、これは天性の武器。しつこいようですが、まともに取りあうと大やけどしますんで、真意を見極めてから言う事を聞きましょう。で、ココ戦うって書いてあるけど、殺陣を練習せんで、ええんか？みんな衣裳を着けた時点で満足し、リハーサル終了、解散。オイオイ。貰った台本を家で読んできてね的なノリで、折角、夜勤明けに出向いたのに．．．おばちゃん３時間しか寝てないから、眠いよ。(--;)貰った台本をチラ見して寝ました。もう、どーでもいいや、本番で何とかするわ。←やはりＢ型

  2011年01月16日

• 老健だよ～ん！【150：取るだけムダか？介護福祉士】

  ２０１１年、生物の９割が滅びると言う。え？　２０１２年じゃないの？どうも研究者の計算間違いらしい。正しくは２０１１年だと言う話しだ。じゃあ、介護福祉士なんか取ってもムダぢゃん。あ～、どうしようかなぁ～、３年延びたのになぁ。なんか、やる気なくすなぁ。と、ＴＶを見て思う。年明け早々に、技術講習受けて、お勉強しなきゃと思ってたんだけど、狂うなぁ．．．。ぶっちゃけ、実務経験すると、わざわざ大金かけて介護福祉士になる意義が薄らボヤけて、よー分からなくなるちうのが正直なところだが、実際問題、取らねばならぬ。何故かって？転職する気、満々だから。既に、介護福祉士資格の無い者を採らない施設が多くなっている。オイラが入った頃が、ギリ、ヘルパー２級で正職員で入れた感じ。ま、ウチの施設は大丈夫だけどね、余所様はダメだね。で、無駄な事が大嫌いなオイラ。本当に滅ぶの？マヤの予言は、当たるんですか？ってのが、気になるところで、そうなら、何もせずに遊ぶんだけどさ、どーなん？３年以内に滅ぶなら、受けないよ、介護福祉士。同僚と相談してみよう。

  2011年01月13日

• 老健だよ～ん！【149：衣裳さんふたたび】

  残りの衣裳を調達しようと、買い物に出向く。演出の話しによると、いつの間にか配役が増えている。それも２人も！おまいら、いい加減にしろ。着物ってヤツぁ、高いんだぞぉ。それに加えて早着替えたぁ、ええ度胸やんけ！そうなんです、自力で着られもしないクセに、２人も早着替えする設定になっています。一体、誰に着付けて貰うつもりなんでしょうか．．．オイラ舞台に出ずっぱりで、人の着付けなんてしとるヒマありませんが．．．。だからね、着物を着るのに時間がかかるからってんで、ウチの出し物は、最後にしてもらいたいと催事責任者に頼んでおいたんだけど、早着替えあったら意味ないじゃん。もう、がんばって、自力で着てちょうだい。女物の広襟を、端折らずに、うまく着られるもんなら着てみやがれってんだ。予算の関係で、買える着物は、女物だけ。この際、裄も身丈も全く無視で、柄だけ合わせて買ってきてんだから、後は、着付けで調整するしかないのだよ。古着屋で悪役っぽい衣裳を探すのに四苦八苦。そんな着物、ありませんからっ。今どき、チンピラが着そうな木綿の着物なんか売ってねーっつーの！地紋のある絹物じゃなくて、ウールかなんかのバチ襟で、えーと、うーんと、派手な紗を見つけたから、もうこれでいいや。下に同色着て誤魔化すわよっ。男の子が着るには、全く持って裄が足りなく、オイラですら、つんつるてんな昔の着物。でも仕方ない。これはギャグだから。いつの間にか、寸劇から、お笑いドタバタ路線に進路変更な衣裳さん。悪役と町娘が、すごい事になっとるけど気にしない。デブの大男が、派手なピンクのつんつるてんで、お姫様。悪者が歌舞伎役者ばりの黒地に黄色の文様。まあ、「それっぽい」ただそれだけでＯＫです。なんせ、買えそうな着物が、それしかありませんから。衣裳合わせで、何とかしましょう、うん。って事で、おじい役の女史を掴まえて、合わせてみる。オイラの拵えた衣裳を着付けて、うん、ＯＫかな。取り敢えず主役は、違和感ナシ。ほぼ、頭の中で描いてた通りの仕上がりです。まあ、予算的に見て、これが限界だろう。小物が効いてると同僚が言ってくれたので、作っといてよかった。事務の子に、ちょっとした作業を依頼して、てか、オイラが仕切ってるけど、いいんか？そんな権限、無いんだけんども、全部やっちゃってるよ、オイ。あとは、もう、ぶっつけ本番。セリフは、アドリブらしい。取り敢えず、YouTube見て何か言える様にしておこう。他のメンバーとシフトが合わないもんで、いまひとつ打ち合わせが．．．。本番、がんばろう！

  2011年01月08日

• 謹賀新年

  明けまして、おめでとうございます。今年も、ぼちぼちとやっていきますので、ひとつ、よろしくお願い致します。

  2011年01月01日

• 老健だよ～ん！【148：世間は正月か．．．】

  この仕事をするようになってからこっち、一般のカレンダーが、イマひとつピンと来なくなって久しい。やたらと、道路が空いていたと同僚が言っていたのを？？？と思ったら、一般の会社は休みだったんだね。そうか、年末か．．．。何ら変わりのない生活。大掃除なんか、やってるヒマも無い。←貧乏神常駐決定！夜勤の為の弁当を作り、さあ、出発だ。利用者様の「年末年始帰宅一覧表」を確認して、ハァと溜息。これだけしか帰らないのか．．．。正月くらい家で過ごせるといいのに、日帰りでもいいから、連れてってやれよ、と思うのだが、よくよく考えると、ただでさえ忙しい年末年始、田舎に帰省してくる兄弟、親戚も来る、客も来る、加えて、挨拶回りもしなくちゃならねぇ、となると、かなり凄いレベルに当たる認知症やらその他諸々に帰ってこられたら困るって気持ちも分からんでもない。無理に帰れとは言えない施設側。だったら、面会くらい来い！とも思うのだが．．．。せめて、正月気分だけでもと、室内の飾り付けに、食事も正月っぽくキラキラに。明けましておめでとうのカードまで付けて、すごく喜んではくれるけど、それでも、家族との外出には適わない。特別な事なんかしなくていい。車で、そこら辺を１周して来るだけでいいんだ。たったそれだけで、気分が違うんだから、是非、お願いしたいと毎年思うし、預けたきり放りっぱなしの所には、憤りも覚える。世間で、何かある度、複雑な気持ちになる職員一同です。特に、皆が集まるとか、そういった類の行事にはね、一瞬でいいから、仲間に入れてあげてよ、と思うですよ。今日も年末恒例の夜勤。入る前から、無事に明ける事を祈りつつ、元旦が休みになるので、お笑い番組なぞ見つつ、ぼへっと過ごせる喜び。新春を言祝ぐ日が１日あるだけでも、えがったえがった。つー事で、行ってきまふ。

  2010年12月30日

• 老健だよ～ん！【147：武士の刀】

  ダイソーに売っていました。「対象年齢６才以上」条件は、クリアしています。購入。サティと言う所に、大きなダイソーが入っています。誰かが、１００均に行けば、刀売ってるよ、と言ったので、行ってみました。最初「忍者の刀」を見つけたけど、鞘が赤かったのと、寸が長かったので、どうしようか考えてたら、隣のサーベルの後ろに「武士の刀」が隠れているのを発見。おお、ナイスッ！これなら、いい長さ、子供が差すと大小の刀になるけど、大人が差すと、本差が脇差しくらいの長さになって、調度よいのだ。２本で１００円だし、２組買って４本、悪役は小刀使えばいいよね、チンピラゆーてたから、おしっ、調達完了！ミッションコンプリートざます。任務を終えたので、腹ごしらえ。同じ敷地内に、「ビッグボーイ」と言うファミレスみたいな店舗の肉系を扱うレストラン？があったので、そこで晩ご飯を食べる事に。オイラ、腹ぺこで．．．仕事終わってすぐ来たから．．．。ニンニクが５個くらい乗ったハンバーグを食べたんすが、美味かったです。ガストより断然、美味い、今度から、ここでメシを食おう。スープバーで、コーンスープ３杯、オニオンスープ、ミネストローネを１杯ずつ飲んでから、ごはん。^^オイラ、汁系が大好きなもんで、スープなら、必ず５杯は飲むですよ。ガストだと、如何にも安っぽいスープが１種類しか無いけど、ここは３種類もあって、何より、コーンスープが飲み放題なところが感動です。デザートに、あと２杯くらいはいけそうでしたが、いい加減にしないと、益々、巨大化してしまうので、ちょっと満腹くらいのレベルでやめとこう。外は嵐、横殴りの霰の中を車に戻るです。寒いよ～。(>_

  2010年12月25日

• 地球滅亡の日まで

  欲しいよ～、欲しいよ～。久々に、クロスステッチキットが欲しくて堪らない衝動に駆られているオイラ。先週は、本を１０冊も買うてしまい、お前もう死ね！と自分に言ったばかりだと言うのに、その舌の根も乾かん内に、この体たらく。この間、ＴＶでやってたんですけど、２０１１年１０月２８日に、地球上の生物の９割が滅びちゃうって、そこにオイラも入ってると思うので、それまでに、有り金全部使っとかないといかんとです。取り敢えず、貰った薄給を全額消費するです。いや、もう、じうたくローン払った時点で、ほぼ全額消費しとるんざますが、残りの小銭をですね、楽天で、お買い物って寸法で。^^;あと、おいちい物を食べたり、仕事をズル休みしたりしたいです。地球最後の日に、夜勤とか嫌だなぁと思うので、来年の１０月の休日申請は、２８日に、お休みを入れようかと思うておりやす。家で、猫とウダウダしながら滅びたい。

  2010年12月24日

• 老健だよ～ん！【146：方向転換】

  歌の練習したいなぁ．．．。施設のカラオケで、やったら怒られるしなぁ。そだ、カラオケの日に、こっそりやろう。カラオケの日とは、週に２度ある、利用者様がカラオケで歌う日の事です。通信カラオケがあるですよ。通信ですから、最新ヒットチャートなんかも入ってくるんですが、全く使いません。歌うのは、ひたすら同じ曲です。(--;)でもってオイラ、利用者様に、「なあ、何か歌って^^」と、言われる事が多い。これだ！これしかないっ。利用者様の歌う合間に、１～２曲、歌うんですが、オイラの歌がいいと、おだててくれるもんで、調子こいて歌うワケですよ。お互い褒め合って、褒め合って、いい気持ちになるです。大抵は、リクエスト通りの歌を歌うんですが、今日は、有無を言わせず練習曲。「あれ～、なんだそれ～、聞いた事ないぞ～」と、大喜びしてくれ、しめしめ。カラオケで、初めて歌いましたが、出だしの音程が取り難く、やっぱ難しいですわ。そもそも男性が歌う曲なので、オイラの声じゃ、キーが合わんのです。監督ぅ～、どうにか監督が歌って貰えませんかぁ？(T◇T)ダメ？じゃあ、事務長か誰かに依頼して、ダメ？むぅぅぅ～。「あ、Ｔさん、おじいの役ですが、Ｎさん降板させましたから」「へ？」「Ｆさんに変更です」「ええ～っ、Ｎさんに合わせて衣裳作っちゃったよ～、Ｆさんじゃガホガホじゃん」「じゃあ、それ、俺が着ますよ」「おじいの衣裳を悪役が着てどーする．．．調整するわ(--;)　で、台本、いつくれるの？」「う～ん、今、どうしようか考えてるんすよね、出来たら渡します」「よろしく～」脚本、演出、監督は、Ｋくんが担当しているので、衣裳さんのオイラは、彼の脚本に従ったモノを拵えないといけません。まだ時間はあるので、今は、思いつく限りの物を揃えています。とりあえず、次のカラオケ日に、また練習しよっと。昼休み、その事を聞きつけた、ベテランナースのＹさんが、「え？生歌で聞かせてくれるんだぁ、楽しみ～^^」と宣ったので、益々、プレッシャーのかかる、オイラでありました。歌はいいけど、セリフがねっ。「ひ、ひ、ひ、ひかえおろー」ずっえったい、声がうわずる。オイラ、こーゆうの超苦手。裏方体質だから．．．目も泳ぐと思う。古町に大衆演劇見に行って、勉強してこようかな。てか、どんだけ、力入ってんだ、ウチの班。１ヶ月以上前から準備してんのって、ウチの班だけ。これで仕上がりが、ヘボかったらもう、目も当てられません。

  2010年12月22日

• 老健だよ～ん！【145：派遣の人】

  妊婦、産休、育休、病欠者と盛りだくさんで、かなりキツイ人手不足。もうダメだ、これ以上、踏ん張れない！皆がキレる寸前、派遣がやってきました。それがねぇ、こりゃまた、ほとんど使えない人物で。とにかく、ドンくさい。老健のスピードに、全くついて来れない。それはいい、いや、よくないけど、いいんだ、慣れてないんだから。でもね、どうやら違うらしい。最初は、慣れないから仕方ないと誰もが思っていたけれど、そうじゃないらしいと分かったのが、つい最近。彼女が来てから、３ヶ月が過ぎようとしており、そろそろ何も言わなくとも、動けるようになっていいはずなのに、全く動けない、いや、動かないが正しいか。ドンくさいのは、まあ、いいとしても、ほとんど業務を把握してないように見える。把握する気が無いんだろうか？普通、分からない事があったら、確認するなり質問するなりするでしょうに、そんな素振り全く無しの無責任さは、危険である。使えねぇ．．．。老健なんぞに派遣されて、いきなりサクサク動けるワケなぞないが、だったら自分の出来る精一杯の事をしやがれ、と思う。金貰ってんだから、当たり前。これやって、あれやって言われなきゃ動けない人は、こうゆう職種に必要ない。何かやってと言われるまで、ぼーっとしてるなら、いっそ、いらんわボケェ！と思うので、遠慮無く注意する。今日も、自分がやらなきゃならない事を放棄して、何も言わずに、どこぞへ消えて、１５分も帰ってこなかったので、何処かへ行く時は、他の職員に目的と行き場所を言ってからにするようにと言ったが、確か前にも誰かに言われてた気がする。チームで仕事してんだから、少し考えろ！と怒鳴りたいのを飲み込んだ。朝は朝で、一晩中働いてヘトヘトの夜勤者に、重労働させて、自分は、夜勤者の仕事である下善を、のんびりやっていたので、早番は臥床と誘導なので、きっちりやるよう促したのだけれど、１人を寝かせに行ったきり、１０分以上帰ってこない。キサマーッ、ナメとんのか！と怒鳴りたいのを堪える。そして、夜勤者に謝る。「すまん、あれじゃ回らん、いっそ下善させといて、ウチらで寝かした方がよかったかも」「あはは、どんまい、あたしら全然平気だから気にしないで^^」ありがとよ。そう、自分の持ち場の仕事もしないで、楽な仕事に逃げるって、クセつけちゃうと、いかんと思ったから、やれ言うたけど、１人換算出来ない仕事っぷりじゃ、どうにもこうにも、困るよ。この件に関しても、以前、主任に注意されていたのを目撃したのだが、一向に改善されておらず、やる気が無いとしか思えない。オイラと仲良しな、気の強～い同僚（ケンカっ早いんだこれが^^;）が、あまりの動きの悪さに、がっつり注意したって言ってたが、全く効いていなかった模様。周りを見て動かないと、チームで仕事できないよ的な事を言ったと聞いた。あの人が、あれをしているから、自分はこれをやろう、ってのが出来ないなら、この仕事は難しいと思う。彼女は、全くそれが出来ない。オムツ交換が出来ても、移乗が出来ても、ダメなんです。チームなんです介護は。助け合い補い合う。そこに「逃げ」は、無いんです。おやつ時、ナースは出払ってる、介護３名で、全てを回さなきゃならないのに、１人が全く使えないとなると、そのフォローもしながらの動きで、あっぷあっぷ。本日のリーダー、Ｍちゃんも相当イラついている。笑顔の目が全く笑ってない。そりゃそうだ、自分だってリーダーなりたてで、慣れてないのに、うまく回さないといけないわ、全ての責任ひっかぶってくるわ、ナースからつつかれるわじゃ、泣きたくなるってもんだ。オイラが、あれやってこれやって、促しつつ、お前なぁ、いい加減にしやがれ！と思いつつ、こりゃあダメだと諦めつつ。もー自分が動いた方が、早いっ！この考え方はよろしくないが、あのペースで動かれると、１００％、時間が押して、夜勤帯にズレ込む。それだけは避けたい。ちゃっちゃと、全ての加湿器に水入れ、ポータ掃除して、夜勤仕様に変えて、ステーションに帰ってくると、たった１人をトイレ誘導したきり、何処で何してたのか分からんヤツが帰ってきた。そこへ主任がやってきて、エプロン洗ってないと、怒られる。あのなぁ、お前のヘボい教育のせいで、リーダーとオイラは、忙しくてあっぷあっぷしてたんだぞ。エプロンなんぞ、洗っとるヒマあるかーっ！！！と言うと、子供みたいなケンカが始まるので、お前、洗ってこいと促して、オムツ交換が終わってる事を確認。帰る時刻は、とっくに過ぎているが、ここで見守りしとくから、自分の仕事してこいと、リーダーに言って、暫く残る。エプロン洗いに、何十分もかかってたら許さんぞ！と思ったら、ちゃっちゃと洗って帰って来やがった。マジかよ、帰る時だけ、速攻か？あんまり頭に来たので、利用者様家族からの頂き物のお菓子を、２個も食っちゃいました。他の職員の分も食ってしまい、大人げなかったと反省しております。その場に、ベテラン職員のＦさんがいたんだけど、「アッタマきてるから、２個食います！」って宣言したら「おー、食え食え、この間なんか、みんなに食われて、あたしの分無かったんだから、もう、遠慮しないで、好きなだけ食ってしまえ！」と言ってくれたので、がぶがぶっ。Ｆさんなんか、３個も食ってた．．．。オイラはね、決して派遣を悪く言うつもりは無い。派遣だろうが何だろうが、優秀な人が数多くいるのも知っている。しかし、彼女は酷すぎて話しにならない。なんかこう、派遣で不慣れを口実に、嫌な事や面倒な事から逃げ回ってる感じがする。若いウチから逃げグセつけたら、いかんよ。今まで派遣された所でも、そうやってたんだろうなぁ、ってのが見えてくると、契約期間きっちりで切られてたってのも頷ける。ウチと同じような仕事っぷりだったら、もう２度と、同じ所から声はかからなくなり、その内、仕事が無くなる。１度ついた評判は、消えないのだよ。いい加減で、動く気がないなら、いっそ居ない方がマシ。居なければ諦めもついて、腹も立たない。上に悪態つきながら、倒れそうになって働いた方がいい。元傭兵くんは、そう思うのです。

  2010年12月21日

• 指ぬきが無いの．．．(--;)

  針箱を見たんだけど、愛用の指ぬきが無いの。どこにも持って行ってない筈なのに．．．。あれが無いと、うまく縫えないんだよね。仕方なく、指ぬきナシで縫ったけど、運針が遅いの何のってもう、ハァ。このごちゃごちゃの家の中から、小さな指ぬきを探すのは、プールに落ちた米粒を探すのに等しいもんで、どこかの手芸店で、革製の指ぬきを調達してこなくちゃいけない。あれが無いと、早く縫えない。縫い目も揃わない、ぐでぐで。だから、昨日、ちょっとしたモンなのに、すっげ時間かかっちまったんだねぇ、きっと。自分でも驚いた。あんなモンひとつで、こんなに違うんだ。いつもクセみたいに嵌めてたから分からなかったよ。指ぬき、出てこ～い！

  2010年12月21日

• 老健だよ～ん！【144：衣裳さんの苦悩】

  本日、作ったモノ。　　・頭巾（おじいが被るヤツ）　・旅支度の手に巻くのこれだけで、４時間半かかりまちた。考えながら手縫いで作っているからでち。オイラ、何作る時でも、いきなり布切るもんで、頭の中が間違っていると、大変な事になるですよ。羽織の袖を外して、ちゃんちゃんこ作った関係で、頭巾も同じ布で作らなくちゃねぇ、ってんで、また正絹を縫うハメに。時間かかるのよねぇ．．．。衣裳さん、絹縫う針も持ってるけれど、糸に合わせて、木綿針で縫いましたとも。絹糸なんて買う予算はありません、１００均の木綿糸です。古着を使ったせいで、全てが正絹。施設の舞台衣裳にしちゃあ、上等すぎて、皆が驚いていたけど、どうせやるなら、本物っぽくしたい。心配なのは、着物と言えば浴衣くらいしか知らない職員が多いから、汚れた衣裳を洗濯機で丸洗いされそうな予感がしないでもないけど、まあ、そこはそれ、「正絹だから」と注意を促して、後は知らないよ～って事で。洗う時は、オイラに打診してくれる事を祈る。昨日は、勤務終了後、布の山を漁って、帯と袴に使えそうな素材をげっちゅして帰る。取り敢えず、帯４本分と、野袴１着分だな。わりかし使えそうなところで、帯４本（兵児帯で代用に決定！）は出来たから、次の休みに野袴制作に取りかかるです。無論、てきとーに作る気満々。正式な作り方なんか知らないも～ん。って事で、当分の間、休日は全面的に潰れるなぁと思いつつ、縫い物好きだから、全然、苦じゃないけど、疲れるのは確か。おまいら、マッサージ代奢れや！と思いつつ、残りの、あれやこれを調達して作成して、職員とっ掴まえて衣裳合わせして、つくづく裏方向きだなぁ。経費の範囲で何かを収めるのも、大変と思わないのは、会社員時代にさんざんやっとるからに他ならないなぁと、何事も経験がモノを言うなぁと、この仕事に就いてから、そう実感するですよ。でもって、何故か小道具まで、作るハメになりそうなので、それくらいは、誰かに作って貰えるとうれしいと思っている、衣裳さんなのです。

  2010年12月20日

• 老健だよ～ん！【143：配役がっ】

  監督から、ストーリーとキャストの発表がありました。準主役が転がってきました。しかも、最後の見せ場でガツンとセリフを言わんと．．．。困った．．．演劇なんてした事ないもんで、ちゃんと言えるのか？エンディングも、オイラが歌うっす。はっきり言って、歌えません。取り敢えず、YouTubeを見ながら練習．．．む～ん。裏方の仕事もあるです。メンバーの中で、縫い物が出来るのは、オイラだけ。足りない衣装は、オラまかせ。今日は、時代劇の旅支度の仕方を爆裂調べました。着物の事は分かっていても、男性の旅支度のしくみが、よくわかりません。あの着物を捲り上げた時の始末って、どうなってるんだ？？？？？？？(@_@)えーと、たぶん、こうやって、こうなって、えー、こうか？角帯に挟むんだよね、腰紐みたいので縛ってる人もいるなぁ。後ろは、膝裏まで垂れてていいんだ。ふむふむ、そんでもって、頭に巻いてるのは、手ぬぐいだよね。どうやって巻くんだ？普通に巻いたら海賊だよなぁ．．．。髷の分が持ち上がるから、恰好がつくのか、って事は、ヅラの上から巻かないとダメかも。後は、手足に巻くヤツ作って、帯も作って。少ない予算で、５人分の時代劇衣装となると、フルセット揃えるワケにもゆかず、如何にもちゃんと着物着てる感じに見えるよう細工しなくちゃ。着物から見える襦袢部分は、着物に直縫いして、ウソつきのノリでいく。（ウソつきより酷い、襟しか無い^^;）ネットを見ながら、ブツブツブツと時代劇衣装を探るオイラ。大変だけど、モノ作りは、おもしろいから大好き。結構、楽しんでやっとります。

  2010年12月17日

• 老健だよ～ん！【142：時代劇の衣装を作る】

  同僚と買い出しに行く。休日なのに、施設行事の為、奔走する。ありがち。で、ウチの班は、時代劇をする事になった。何でまた、手のかかる出し物に決めたのか。じじばばの分かる劇と言えば、時代劇。って事で、着物やら何やらを調達に。実は新潟、リサイクル天国。エコが話題になる遙か以前から、「ＨＡＲＤ　ＯＦＦ」なる店があり、その中に「ＯＦＦ　ＨＯＵＳＥ」「ＢＯＯＫ　ＯＦＦ」があり、分野別に整理整頓された何でもあるリサイクルショップになっている為、非常にモノが見つけやすい。「ＢＯＯＫ　ＯＦＦ」に至っては、そこら辺の本屋より巨大で品揃えがいいときた。近頃は、ショッピングモールの一角に必ずあったりする。その中でも着物を扱っている店舗が、市内に２箇所あり、かなりの安価で売っている。ほとんどが、昭和初期のモノで、今、着るには、裄が足りなさすぎ～の、汚れ多しで、不向きなのだが、何かの材料としては、大いに使える。時々、そのまま着られる掘り出し物がある。今日も、適度に着古されてるけど、まだまだイケる、いい着物があった。そのまま着用可能、欲しかった。得に、男物のアンサンブルは、おススメ。ほとんど着用跡の無い、コレ新品じゃん？というモノが、バカみたいな値段で置いてある。それが、紬の割といい普段着だったりするので、誂える前に行ってみるべし。１班の予算は、５千円。普通のリサイクルじゃ、着物は買えない。しかし、ありました。信じられない事に、１０５円。かなりシミとかあるけど、劇に使うんだから、全然おっけー。遠目にゃ分からん。爆裂、裄も足りないけど旅支度にするから、短くても問題ナシ。単衣２着、袷１着で、３１５円也。はい、これで３人前。１人、おじいの役なので、ちゃんちゃんこが必要。これはさぁ、羽織の袖取って代用しようよ。２店目で、羽織紐まで付いた物を見つけ、３１５円也。うん、角帯は買わなくていいよ。適当な布巻いて、それらしく見せて、下のパッチみたいのは、レギンスで代用しよう。草鞋は、作ると大変だから、足袋だけでいいよね。みんな、祭りの時の足袋持ってるよね～。一番、肝心な、おじいの野袴だけど、んなモン、リサイクルで売ってないし、本物買うと高いから、適当に作ろうよ。と調達係２名は、結構、いい加減に事を運ぶ。時間を掛けてる余裕も無い。って事で、うわっつらの調達完了。帰ってから、羽織の袖を取って、大雑把にくけました。オイラ、着物なんて縫った事ないもんで、くけ方は、解きながら見て、その通りにやった。２、３目、表へ出ちゃったけど、ま、いっか。しかも、正絹を木綿糸でくけるバカで～す。だって、解いた糸が劣化してて使えなかったんだもん、くすん。解いてる最中に、ちょっと感動したよ。さすが昔のモノ、仕事が違う。丁寧に美しく、しっかりと、くけてあり、コテもナイスにあててあり、解くのも楽なら、縫うのも楽でした。１時間半で出来た、洋服より楽かも．．．。しかし、いや、参考になった。やっぱ、分解は、物を知る基本だね。今度、安い着物買ってきて、解いてみよっと。そうすりゃ、本で見る以上に縫い方が分かると思う。って事で、明日、これをメンバーに見せて、今後の事を打ち合わせて。たぶん、オイラが縫い物係にになると思うのでっ。オイラ、手縫いだから、大きな物は早く発注してねと念押ししとこう。しかし、久しぶりに縫い物したなぁ。みすや針、大活躍。←縫いやすい、針が勝手に滑ってく基本、モノ作りは好きです。

  2010年12月16日

• 「あぶぶ」が町にやって来た！

  遂に、オラが町にも「あぶぶ」が出来ますた。「あぶぶ」マニアのオイラ。会社員をしていた頃から、何かっちゅーと、利用していたんすが、勤務先が、ド田舎になってからこっち、コンタクト用品やら、歯ブラシ、リポＤなんぞを買いに行こうとすると、車で２０分くらい走らんとイカン状態で、月イチ「あぶぶ」が定番となっとりまして、かなーり残念で、でも、これからは、仕事帰りに寄れるようになって、うれしい限りでふ。ああ、念願の「あぶぶ」。会社員時代は、昼メシも「あぶぶ」で買っていました。何をどんだけ買おうが、ポケットティッシュを１個くれる。１００円でも１個、３０００円でも１個、１度の買い物で１個なのだ。解せない気持ちになるけれど、毎日、行くと、あっちゅー間に、ティッシュだらけ。社員のほとんどが、毎日「あぶぶ」を利用していたので、机の引き出しには必ず「あぶぶ」ティッシュ、誰でも使っていいティッシュの入った箱が、何箱にもなり、コーヒーを溢した時なぞ「ティシュ、ティシュ！」ではなく、「あぶぶっ！」と叫ぶと、ティッシュが出てくると言う．．．。愛して止まない「あぶぶ」こと「くすりのコダマ」。開店セール期間中は、大パニックになっとりました。ただでさえ安いのに、更に値引きで、偶然、シャンプーが無くなったもんで、夜勤明けに寄ってみたらまあ、そりゃあ大変。ポイントカードにハンコすら間に合わず、レシートに、後でスタンプ押すねって、お約束ハンコ押して終了、いや、シャンプー買うのに、えらい手間取った。ちなみにオイラの買ったシャンプーは値引きナシの商品でふ。ほとぼりが冷めた頃、また行きたいと思います。だって、ヴァームは、「あぶぶ」にしか売ってないんだもん。しかしなぁ、新潟に見切りを付けて、どこぞへ行こうと思った事も幾度となくあったけど、この歳になって周りを見る余裕が出てくると、周囲にこれだけの施設を抱えた土地って、あんまり無いなぁと思ってさ、市内に出て暮らせば、何でもあって便利なのは分かってるけど、新潟市の中心部でさえ、空気が悪いと思えちゃうくらい大自然の中にいるとさ、もうごちゃごちゃした所で暮らすのは嫌なんだよね。だってさ、内風呂まで、１００％掛け流し濾過なし、休憩所広い、レストラン美味しい、１日遊べる安くて大きな温泉、ドイツ系のワイナリーに牧場にジェラード、無料の足湯がそこここにあって、ちょっと行けばすぐ泳げて、山も近い、桜の名所、たくさんの野鳥、「あぶぶ」まで出来たとなりゃあ、益々、ココを離れられなくなっちまった。休日に、金もかからんで遊ぶ所が、ものすごーくたくさんあって、何処に行こうか迷うくらいだもんなぁ。自転車乗ってるとね、そう思うよ。若い頃にやる遊びなんか、東京にいる時、さんざんやったし、もう、そんな遊び方する気力無いし、夏の日に窓全開で虫の声を聞きながら眠り、鳥の声で起きるって生活はいいよぉ～。ここってば、働く所も無いし、給料もハナクソかってくらい安いけど、そんでも、何とかやっていける気がする。バリバリやってた頃は、マシーンだったもんなぁ、金だけはあった。くだらない事に、いっぱい使ったから、残ってない。今、お金無いけど、時間はある。時間がある方が、余程いいや。ぼーっと出来るって、ステキよ。と思うと、なんかもう、死んでもいいや、くらいに思える。地元の人達は、何でわざわざ、こんな田舎に引っ越して来たんだって言うけど、オイラはココが好きなのさっ。「あぶぶ」に寄って、夜勤メシ物色してから仕事行くもんね。今日も平和だといいなぁ。

  2010年12月01日

• 老健だよ～ん！【141：十二神将】

  ある日、職場に行くと、十二神将がズラリと並んでいた。う～む、こんな所にこの場違いな像は．．．。しかも「十二神将」とは、コレ如何に。オイラ、十二神将なんて、じっくり見た事無いもんで、昼休みに、よっく見ようと像の前へ。パッと見、今どきのモデラーさんが作った、軽い素材のレプリカ的なもんに思えたけんど、よくよく見ると、ちゃんと鋳造してあった。小っさい(50cmくらい)クセに、すごく重たい。触るなって書いてあるの後で気づいたし．．．。これってさぁ、実はとっても高いよねぇ、うん、鋳造してあるもん。魂込めて彩色までするとなると、結構な労力と精神力だと思うんですけど。しげしげと見ちゃいます。う～ん、１体欲しいなぁ．．．。いや、１２将揃ってないと意味ないんだけどさ、どれかひとつくれるって言われたら、やっぱ自分の護り将を貰うよね。くれるワケないけど．．．ボーナスがクソなんだから、この像つけろよ、とか思ったりして、おうちの周りに十二神将配置したら、カッコいいよねぇ、なんて妄想爆発。（オイラは妄想族）仏教とは縁遠い、同僚が、一体、何なんだアレは？と聞くので、とりあえず、自分の干支の像の前に、100円置いて、介護福祉士の試験に受かりますようにって、お願いして来い。と言っておく。干支の神様なのか？いや、そういうんじゃない。じゃあ、何だ？いや、何だと聞かれても、薬師如来を護る眷属で、眷属って？親戚みたいなモンだ。←乱暴な説明この手の像が大好きな２名（オイラ含む）を除き、全くワケわからん、金持ちの道楽と言い切る同僚たちを尻目に、ええモン来たと喜ぶ、極少数。毎日の激務に、ストレス溜まりまくり、イライラ募りまくりの中、これから暫く、この像を眺めて心を落ち着かせよう、毎日、見に行っちゃうもんね～。（毎日、見に行くのは２名だけ）調べてみると、将に対する干支の配置は、その寺で違ってたりするので、取り敢えず??羅大将の前に100円置いて、「オイラの腕を治してください」と．．．そんな事したら、その100円で、誰かがジュースを買うに決まってる。そのくらい仏教とは縁遠くなった現代人なのだなぁと、つくづく思うオイラである。

  2010年11月09日

• 老健だよ～ん！【140：地獄の夜が明ける】

  さあ、久々の地獄です。誰もが嫌がる全く動かないと評判のＮさんと一緒の夜勤。「厄日」と言われている。１人で夜勤する覚悟は出来ている。（満床だよオイ）そう、今日の夜勤は自分１人、誰にも頼れないから、がんばるぞ！と誰もが呪文のように唱えつつ、本当に１人でがんばる日なのだ。ほんと、がんばるよ。(--;)数日前から、出くわす同僚全てに、「大変だな、がんばれよ！」と励まされる。Ｎさんと言えば、まず、送りが終わるとすぐ消える。「お前の相棒、何処行った？」「さあ？」誰一人として起こさず、配膳が終わる頃、やっと現れる。いつもの事なので、誰も気にせず。食事が終わって臥床。寝かせに行ったきり、１０分は戻ってこないので、遅番と２人で、サクサク寝かせ、下善する。皆、分かっているので、職務を越えて協力してくれる。時間通りに終わらせて、遅番を帰す事が出来た。感謝！いつもＮさんと組んでいる運の悪い、Ｓ君が色々とアドバイスしてくれる。「休憩は絶対先に入った方がいいよ、何もしてないから取り戻せなくなる」「カルテは少ない方を預けて、自分が多い方書く」「オムツは予定より、３０分は早く入らないと終わらない」「そして朝は、死ぬ気で起こせ！」彼女の伝説は、すごい。一晩かけて、カルテを３冊書いてくれたとか、オムツ交換、がんばって３人やってくれたとか、起こしの時間になると必ずメシを食い始めるとか、その他諸々、尾ヒレ無しの本物だ。まあ、日勤帯でも、どこかへ消えて終わった頃を見計らって、戻ってくるのは常套手段なもんで、いないものとして仕事する日常なのだが、夜勤帯は１人の力が大きいもんで、５０％欠けてしまうのは、非常に苦しい。１人で効率よくこなせるように作戦を立てる。問題は、どうしても端折る事の出来ない、オムツ、体交と離床誘導だな。よし、まくっていくぞ、おー！案の定、動いてるようで、全く何もしていないＮさん。オイラが、チェック表を確認して計算して記録して、前半にやらなきゃいけない仕事をしている間中、ステーションのテーブルを拭いたり、それは丁寧に流し掃除したりしている。５分あれば充分終わる大きさなのに、何で１時間もかけて．．．。その後、２分あれば終わる仕事を３０分かけてやってくれる。う～ん、これかぁ、仕事が押せ押せになる原因は．．．。今、やるべき事をやらずに、やらんでいい事ばかりやっている。Ｎさんが夜勤の時、早番で行くと、半分くらい離床されてなかったり、全く誘導されてないのは、何でかなーと思ってたんだけど、皆の言う事が、よーく分かったかも。まあ、これも情報通りなので、気にしない。そんな事で、２人でやるべきところを、１人でやってる状態なもんで、オムツ交換前に、とっくに作り終わってるはずのおしぼりが、まだ手つかず。定刻通りにオムツ交換開始。しかし、１人の所に入ったまま、一向に出てこない。オイラが３人やる間に、１人も終わってないって、どーゆうこと？恐るべし、日勤帯と同じだ。２人しかいないのに．．．そして、情報の正確さに脱帽。こりゃ、終わらんわ、はは、ははははは。まくるぜ！オムツ交換終了、時計を見ると、２０分の遅延。でも、ま、５人やってくれたから、いっか。職員の夕食、だけど、どっか消えて戻ってこない。今、食わんと業務が押すぞ。２０分遅れて夕食開始。ラウンドして、体交して、ヤバイ、どんどん押してる。これか、これなのかっ。カルテに手を付け始めた時、休憩時刻。一抹の不安を覚えつつ、朝の手順をシミュレーション。よしっ、これなら１人でイケる、おやすみなさい。休憩から上がると、カルテが数冊残った状態にあった。おっ、やってくれたな、って事は、コールもほとんど来なかったって事で、ちょびっとホッ。まあ、普通なら、３０分程度で終わる作業量だけど、これも、延々書いてて、一向に終わらず、書き始めたら、全く動かなくなるらしいので、１人なら動かざるを得ないでしょうから、ま、残したまま休憩入って正解かも。朝のオムツ交換、利用者様には、誠に申し訳ないが、３０分早く開始する。無論、パットも大きいの当てたりして調整する。半分終わった所で、Ｎさん登場。なんちゅーか、早く始めてよかったねって結果で。しかし、やっぱり何故か押す。時間を気にせず、のんびりメシ食ってる人が居るからだ。自分がドンくさいと思ったら、考えて動けばいいのになぁと思いつつ、離床に入る。どんどん起こす、もう、腰がぶっ壊れてもいい、くらいの勢いで。すかさず誘導、Ｎさんが何処にいようが気にしない。なんなら食堂にいてくれて結構だ、くらいの勢いで。なるべく、顔を合わせないように動く。でないと、１人が食堂で見守ってないとダメだから、交互に動こうとか言い出すから。１００人近い人数を起こして誘導するのに、交互に動いてたら間に合わない。いつも朝は、見守り無しで、しゃかりきに起こして誘導。離床も誘導も日勤帯とは、順番変えてやっている。それが分からず、非効率な事ばっかしてるから、おかしくなるのよ！危ない人は、起こさないで後回し。余裕が出てから対応する、って、何故出来ない？昨日も嫌がる利用者に、しつこく冗談言って、肩をポンポンしたりして、怒らせたのに、自分は悪くないと言い張るし、困ったもんだ。早番がやって来る。「お疲れ様～、ほんと大変だったね、がんばったねぇ」と労いの言葉、ありがとよ。「Ｎさん、すごく疲れたって言ってたけど、あなたの方が余程疲れてるわよねぇ顔が全然違うもの」って、オイラ、そんな酷い顔してますかーっ！Ｎさんは、相変わらず、いつも通りな状態。でも、何とか３０分押しただけで、終わらせる事が出来た。それもこれも、いつも、最後の仕事をしないと評判なのに、ちゃんとやってくれたからだ。それには、カラクリがある。自分がさも動いてますと言うのを、主任に見せる為だ。そうなのよ、今日は主任が居る日でさ、夜勤者にあれこれ確認したりするもんで、ここぞとばかりに、いいように報告してました。はい、どーでもいいです。分かってる人は、分かっております。ロッカーで着替えていると、出勤してきた遅番が、どーだった？と聞くので、正直に答えてやると、「あはははは、少しは動いてくれたじゃん、よかったね」と言ってくれた。家に帰って、風呂に入ったらもう、意識が飛んでいた。洗濯物を干しっぱなしで、翌日まで寝てしまい、見事に雨に降られてやり直し。恐るべし、Ｎさんとの夜勤。想像以上に疲れてます。

  2010年10月12日

• 老健だよ～ん！【139：食べ物だらけの我が職場】

  お陰でオイラは、４Kg太った。ちゃばい、ひっじょーに、ちゃばい。これ以上、太ると膝にクる。弁当の時間に必ず誰かが配りモノをする。焼き芋、バームクーヘン、すいか。入浴介助後に、お菓子、サンドウィッチ。勤務終了後の饅頭。食堂の一角に、誰でも食っていいコーナーがあり、そこには、誰かが置いた何かがあり、ほぼ毎日、食い放題。駄物には、困らない。食べなきゃ、やっていられない。しかし、完全なるカロリーオーバー。このプロレスラーみたいな体型は、こういった食生活が作り上げていくのです。そうだよなぁ、相撲取りも、プロレスラーも、大食いして動いた結果の筋肉だから、力仕事ってなぁ、そうゆうもんだよなぁ。今現在、会社員時代のスーツはブカブカだが、腕だけが入らない。だから、空挺のフル装備背負っても、なぁ～んだ軽いじゃん、と思ってしまうんだな。（まあ、これで何十キロも歩け言われたら無理だけど、３０分くらい背負いっぱなしで隊員さんと立ち話くらい平気）上腕二頭筋を見てくれ的な体型になると、もう着物が似合わない。(--;)

  2010年10月09日

• 老健だよ～ん！【138：この薬は効くでがんす】

  今日は夜勤だ。相棒は、初バディのＧ君。どんなかなぁ、と思いながら出勤。臥床し終えた所で、ハラの調子が悪くなる。トイレに行くが何も出ず、腹をポンポン叩きながら戻ると、「どしたぁ、ハライタか？」「うん、なんだか調子悪いんだよね」その後、腹を押さえながらオムツ交換。記録、オシボリ作りと仕事は山積み。「タバコ吸ってきていい？」「どんぞ」相棒が出て行った瞬間、猛烈なさしこみが。。。トイレへ駆け込んで籠もる。頼む、コール鳴らんでくれっ。（脂汗だらだら）ガチャガチャッ。（←鍵開ける音）相棒が戻ってきた。「もしかして、オレ行ってる間、籠もってた？」「うん」「大丈夫かよ、薬貰って来いよ」「うん、一応聞いてみる」ウチの施設に、所謂、下痢止めは置いてない。下痢をさせても排便促したい人は多々いるけれど、下痢を止めなきゃならんような人はいないからだ。老人は、総じて便秘。今日のナースは、Ａさんか。ま、Ａさんならいっか。薬品棚をゴソゴソやって、なんだか、古い薬箱の中から出してきたのが、キョーレツな効き目で、１歩間違うと、うんこ出なくなるっつー薬。そんな薬あったのか、今は使ってないけど、経管用？そんなん飲んで平気か？まあ、取り敢えず、下痢止まるなら何でもいい。ごく少量、無味無臭、うん、オイラ、薬の形状は何でも飲めるよ。「うんこ詰まると大変だから、これだけな、止まんなかったらまた来いや」「うん、ありがと」戻って、飲んで、様子見る。「Ａさんがくれたって？、大丈夫かよ」と心配している相棒に流石に、変なモン出さないと思うと、不安を打ち消す。経管用って事は、水様便止めるヤツだと思うんだよね。効いた事ない名前だしさ．．．。「ごめん、今日は先に休憩入らせて」「いいぜ、オレ、後のがいいタイプ」と先に休憩に入り、爆睡すること、１時間半。下痢は治まっている。本当に止まったよ、すごい効き目だな。気怠い体を引きずりながら出て行って、何とかかんとか乗り切った。しかし、その後、３日もうんこが出なかった。はい、ピクリとも。あんなハナクソみたいな量でねぇ．．．。多めに飲まなくて、ほんと良かった。

  2010年10月02日

• 老健だよ～ん！【137：新装備導入】

  新しい腰ベルトを買った。この買い物は、非常に痛かったが、腰はもっと痛かったから。と言うのも、前に使っていたＣＷ－Ｘが壊れてしまったので、新しいＣＷ－Ｘを着用してたんだけど、これが体に合わず、どうしたもんかと考えてた所で、寄った薬局の試着コーナー。試したベルトが非常に良く、うっかり購入してしまったというワケで。医療現場で愛用されると謳うだけあって、腰椎、骨盤まできっちりサポートしてくれる。腹圧もかかって、なかなかいい具合。お陰で、移乗の際も負担が軽減して、誠によか塩梅。それはそうと今日のシフトは最高で、誰もが今日は、いい日だと宣うメンバー。抜くトコ抜いて、きっちりやれる人ばかりなもんで、非常にやりやすかった。オイラの辛辣トークも絶好調。久々に、ストレス無く働けてよかった。

  2010年09月28日

• 茨城県におりまふ。

  早速、近所のスーパーにて「ハートチップル」５袋を購入。絶対に、次の日が休みじゃないと食えないが、どうしても味わいたいた逸品である。夜勤明けのお楽しみとする。帰る前に、もうちょっと仕入れようかな。久方ぶりに、車で遠出したワケだが、深夜割引利用した割に、昔ほど疲れてないのは、たぶん夜勤明けに８時間寝たからと思われる。朝の６時に通りがかった福島県は、気温１８度で、すごく寒かった。ドリップ自販機で、ブラックコーヒーを買おうとして、うっかり砂糖入りボタンを押してしまふ。折角のドリップ台無し。(T-T)立ち寄ったＳＡで、朝食を。「かけうどん」を食べるつもりが「かけそば」ボタンを押してしまふ。その後、水を飲もうとして、お茶を汲んでしまいダブルパンチである。なんてこった、何ひとつとして、お好きなモノを食べられていない。仲良しのナースへの土産に、ダチョウの油で出来た石鹸を買う。どんなモンかな？茨城県は、新潟より涼しかった。

  2010年09月10日

• 「ファントム無頼」とオイラの青春

  http://www.nicovideo.jp/watch/sm1304099すんごい懐かしいモノを見つけてしまった。見ただけで、機種から装備から所属まで分かる自分が．．．。「Ｆ－４ＥＪ」と「改」の違いが言えますか？勿論ですとも！そんな事が言えても、生きて行く為には、何の役にも立たないんだと何故、気付かなかった、当時のあたし。二十歳までしか書けない、一生消えないＲＯＭに、すっげくだらない事ばかりを書き込んでしまったと、未だに思う今日この頃である。人は、二十歳までに書き込む事の出来るＲＯＭをひとつだけ持っており、そこに書き込んだ事は一生、忘れない。オイラが、未だに、Ｃ言語を覚えているのも、アニメソングを１００曲以上、歌えるのも、１９８０年代の自衛隊装備図鑑が頭に入っているのも、すべて、この消せないＲＯＭに書き込んじまった、お陰様。二十歳のお誕生日に貼られた、プロテクトシール。出来たら、この情報と中医学の情報を入れ替えたいのですが、誰か、プロテクトシールの剥がし方を教えて下さい。紫外線さえ当てる事が出来れば．．．。大事な青春時代を自衛隊に捧げてしまったバカが、ここにいる。

  2010年08月31日

• 老健だよ～ん！【136：陰謀と画策の果てに】

  近頃、ウチの施設は、大波乱である。と言うのも、先の権力抗争が終わって、○○派のバカ職員が一掃されたのも束の間、誰もが疑問を抱くよな人事で、更なる深みへとハマって行った。もう、ヘタなドラマ、真っ青！新しく主任になった人物が、とんでもなく問題アリで、それを担ぎ上げた、何でも自分の都合のいいように持って行きたい人達。要するに、自分は先頭に立たず、誰かを盾にして裏で操りたいちう、歴史上最もありがちな．．．。人間的にも優れた人の良い主任を追い落とし、全く実力の無い、しかも人間性に問題アリな輩を最高権力者にまつりあげ、よき相談役におさまってる図式は、見事なモノで、思わず、吹き出すシフト。ぐだぐだの体制。いや～、こんな世界があったのね。と、感心するばかりで、これからどうなっちゃうんだろうと思いつつ、人生の展開を見直そうと思っている今日この頃。ちうのも、近頃、皆が異様に疲れている。オイラもその中の1人で、夜勤明けなんか、帰って眠ったきり、翌日まで１度も起きずに爆睡しちまい、尚かつ全く疲れも抜けず、両手の痺れが何十分も取れないような状況。事ある毎に、小さな衝突を繰り返していた同僚は、遂にブチ切れ、大喧嘩の末、仕事を休んでいる。誰もが爆発寸前の状態で、オイラもドカーンと行こうとしていたところ。別の同僚から事の顛末を聞き、電話してみる。思ったより元気そうで、ちょっと安心。まともな介護が出来る、働きやすい職場に変えていこう。辞めるのは、ちょっと待って！一緒にやろう、見てて、絶対、変えてみせる。と言う、彼女のバイタリティは、すごいもので、お前が主任になれよ、と思わずにはいられない。オイラは、仕事をしながら勉強もしたい。しかし、このままじゃ、どうにもならない。オイラの持論「ホントのバカは自爆する」が、現実になる前に、オイラがキレるのは、間違いないので、共に戦うか、新たな道を行くか、決断の時である。

  2010年08月29日

• 中国語水準試験６級

  これ以上でないと、当校へは留学できません。と、書いてあった。う～む、そりは大変。オイラ全く中国語が出来ませんが．．．。一体、どの程度しゃべれて読み書き出来ればＯＫなのか？日本で仕事する中国人が持ってる、日本語検定合格者の語学力レベルなら分かるんですけど、それに匹敵するのであれば、結構、べらべらレベルなんすけど．．．。普通に考えて、大学の講義が理解出来なきゃ、どうにもならないワケで、聞くだけで、うっすら分かる英語とは違うワケで、ほぼ耳に馴染みがない言語下に於いては、ま、どうにかなるさ、とは言えないレベル。中国語を勉強してる人って、長年かけて頑張って覚えていくイメージがあるもんで、それが、おばちゃんだったら、一体、どんだけかかるもんかと思うと、目の前が暗く以前に、どうやっていいものやらと．．．二胡奏者の中国人に、耳は良いと言われた事があるので、ヒアリングは、ＯＫだろうが、しゃべる、読み書きは別物。英語だって、ばっちり聞き取れるけど、しゃべれないのは、聞く脳と、話す脳は別物だからに他ならない。本来であれば、赤ん坊の頃から大人になるまで、順次覚えていく事を、いい大人になってから短期間の力業で覚えようと言うんだから、苦労するんだよね。当の日本人だって、日本語を一生かけて覚えてるし、知らない事の方が多い。中国語が６級になるには、どのくらい苦労すればいいんだろう？この年になってもまだ、時間が足りない。

  2010年08月14日

• 

  ６年ぶりに涼しい我が家

  遂に我が家にエアコンがやって来た。ネットで本体、工事は地元の電気屋さんで、１０万かかってないところがミソである。この価格で、２Ｆ全体が冷えるわ、１Ｆのリビングまでもほのかに涼しい。でっかいの買っちゃったもんね。ＰＣ部屋、冷え冷え。これで、心置きなく起動出来る様になったでがんす。今年の夏は、特に暑いと思う。流石のオイラも我慢が出来なかった。あまりの暑さに、ＰＣの電源を入れるのも嫌で、何日も立ち上げず、家族のＰＣは熱暴走。年老いた猫も可愛そうってんで、いや快適だす。あまりの涼しさに、腹を壊しました。２８度で腹壊すって、どんだけエアコン慣れしてないんだ。まだ、ちょっと体がついてゆかんです。湿度が低いっていいわね。よく眠れます。って、エアコン無くても、ぐーすか寝てたけどさ。除湿されてるってだけでもう快適、べたべた感ゼロ。体冷え冷え茶をガブ飲みしなくてもよくなりました。

  2010年08月05日

• 老健だよ～ん！【135：バカ職員の被害は経費に換算したら、いくらくらいの損害か？】

  はぁ～、昨日に引き続き、目の回るような忙しさ。と、言い回しは、極めて普通ですが、まさしくその通りなワケで、それと言うのも、全く動かないおばちゃん職員が原因で、仮にＮさんとしよう。このＮさん、口だけは達者で、昨日は、どかーんと座ったきり延々、カルテ書き。かと思えば、ナースの協力で、何とか普通に回せているのに、他フロアから応援を呼び、如何にも采配しました的な感じで去ってゆき、自分はカルテ書き。応援に来てくれた職員は、何故、私呼ばれたの？と頭に疑問符で、事の次第を説明して謝るオイラと同僚に、ああ、あの人、と苦笑い。はい、全員分かっております。分かってないのは、主任だけ。或いは、分かっていて放置しているのか、謎です。Ｎさんの日常。起こさない、寝かさない、誘導しない、利用者見ない。その作業が終わる頃にやって来ては「ごめんごめん」と言うだけの日々。誘導しても、終わりの頃の楽な２～３人。自分の嫌な人には絶対、係わらない。だから何も分からないし、正確に把握できてない。のに、カルテ書くから、とんちんかん。長文なだけの意味不明な文章と評判です。加えて言うなら、丁寧語の使い方も間違っています。常に人のアラを探し、あげ足取って、嫌味言い、自分に都合のいいように主任にチクるのが仕事です。最も姑息なのが、主任が来た途端に、素早くさも自分が一番、動いているかの如く、仕事を始めます。一番、笑ったのが、主任が夜勤の時、遅番であるＮさん。いつもなら、どかんと座ったきり、１人の利用者だけを、のんびり食介して、ずーっと動かないのですが、さっと食介を終えたかと思うと、恐るべきスピートで臥床にかかり、どんどん寝かして誘導し、サクサク動き回って、時間通りに終わらせました。何だ、ちゃんと動けるんじゃん。と同じ遅番のオイラは、思いました。この人、単に頭悪いだけなんだ．．．。そんな調子なので、一緒に夜勤なぞになると最悪で、もう、１人で夜勤してるも同然。だから、当たった人は、何日も前から皆に愚痴りまくりです。「オレ、今月、一緒なんだよ」「ああ、気の毒に、がんばれよ」なんて会話が必ず聞かれ、Ｎさんの武勇伝が話されます。が、主任曰く、一緒に夜勤するの全然、嫌じゃないよ、普通に動いてるもん、て、じゃあ、ずっとＮさんと夜勤、やって欲しい。今日なんか、Ｙさんがアタリ日で、昨日から腐りまくってましたもん。険しく、ド暗い表情で、オイラの送りを聞き、諦めの表情。オイラが、「ごめん、何か見つけたら、よきに計らっといて(^人^;)」と頼むと「うん、出来る限り内密に処理しとく^^;」と言ってくれ、一安心ですが、顔色悪いよ．．．。だって、Ｎさんが、その勤務帯にいると、回るものも回らなくなるし、それが夜勤ともなると、死活問題。Ｎさんが夜勤の時、早番で行くと、半分も離床されていない。何も準備されてない。もう、びっくりする他ない状況が展開されていて、相棒が虫の息。「ごめんねぇ、ごめんT-T」と早番に謝るその日の相棒を「分かってるよ、大変だったね、ご苦労さん　後はやるから、やってるフリして座ってな、ほら今の内に茶も飲め」と言って、早番２人で後始末ってのが常で、もう、頭に来るを通り越して、呆れるのも通り越し、居なかったものとして扱う、なるべく係わらない、一緒にいない、と言うのが鉄則となっている。でもね、昨日の状態は、あまりにも酷かったもんで、つい、他フロアの上司に言ってしまった。状況をね、これこれこんなで、って、そしたら、何となく分かってるようで、頭のクリアな利用者からの評判も悪いって話してくれて、主任がどのくらい把握してるかを探ってみるって、まあ、どうなるかな。主任がＮさんに相談してるって話も聞くし、Ｎさんの話を鵜呑みにして他の職員を怒るって話も聞くし、ってかオイラ、誰に対しても態度が変わらないから、嫌われてると思うの。人によって態度変える人間、大嫌いだし、権力に諂うのはもっと嫌い。○○さぁ～ん、とか言って、すり寄っていかないからなぁ。そこらへん、自分でも世渡りヘタだと思う。仕事に関してのみだが、技術屋時代から、誰と仕事をしたら生き残れるのか？何をしたら生き残れるのか？自分と同等、もしくは、それ以上の実力のある人の言う事しか聞かない。ってので徹底して動いてきたから、コイツとツルんだら潰れるってのがニオイで分かるんだよね。それで２０年、メーカーだの研究所でやってこれたんだもん。仕事には困らなかったんだもん。ま、この件で何か言われたら、ガツンと言ってやるわ。と思いつつ、今日もムカッ腹を立てて帰ってまいりやした。同僚に対して、お疲れ様のひと事もなく、へとへとの人間に対し、あははと笑って嫌味を言うような人間をフォローしてやる程、オイラは大人じゃない。いつも同僚がリーダーの時、差し支えない程度に手伝ったりしてるけど、Ｎさんがリーダーの時、いっこもやってやらなかった。てか、フロアを回す為のに必死で、リーダーの仕事まで手伝っとるヒマないわ！何より、自分の仕事すら放棄してる人に、労力を提供するいわれは無い。ちう事で、明日は夜勤でよかった。早番だったら、悶死する所だったよ。

  2010年07月23日

• 老健だよ～ん！【134：深夜の攻防戦】

  夜勤明け、酒屋へ行く。ホワイトリカーと氷砂糖を買って、ホームセンターでビン購入。落ちそうになりながら、梅酒を作って寝た。昨夜は、約１ヶ月ぶりの夜勤。体が日勤仕様に戻っており、深夜になると眠くな～る。平和な夜勤でありますようにと祈りつつ、深夜、１人でフロアを守る。相棒が休憩中は、６０名を１人で見る事になるので、この時間帯に何事もないよう細心の注意を払うのだ。Ａさんが居室から出てくる。「薬くれよ」←睡眠薬「もう飲みましたよ」「飲んでないよ～」「飲んでますよホラ」今日の日付入り空袋を見せる。暫くじーっと見て考えて、「そうかやぁ、飲んだかやぁ」大声で歌を歌いながら居室に戻って行く。これを５分置きに繰り返す。頼む、静かにしてくれっ。トイレからコールが鳴る。行ってみると、Ｄさん下痢便まみれのパットを持って狼狽えている。「これっ、これっ、どうしたらいいろ　こんなんなってる、どうしよ」「ああっ、Ｄさん、そのままっ、そのままで」「初めてっ、初めてだ、こんなんなったの初めてだっ」←いつもです「はいはい、大丈夫ですよ、心配しないで、着替えましょう」リハパンから、パットを引き抜いたせいで、あちゃらこちゃらが便まみれ。頼む、引き出す前にコールくれ。Ｈさんからコール、ちょっと待って頂きつつＤさんを片付ける。ＷさんとＧさんから同時コール。Ｄさんを車イスに乗せ、Ｇさんの所へ飛んでいく。同時にコールが鳴った場合、より危ない方から対応だ。Ｈさん、トイレコールだろうけど、自力での起き上がりに時間がかかる。Ｗさん、たぶん、うんこ出たコールだろうけど、オムツ対応。Ｇさん、センサーマット、自分の位置がわからない、歩行もふらつきあり。Ｇさんをトイレ誘導しつつ、Ｈさんに声かけして、Ｗさんには手が空き次第と伝える。Ｓさんからもトイレコール、待って頂く。漏れると言いつつ、漏れる程溜まってないから大丈夫。１時間前にしたばかり、そんなにオシッコ溜まらない。まあ、伝えた所で、聞くような人達じゃない。多くの年寄りは、とにかく自分最優先。何度、お願いしても、コールを押し続けるが、より、危険度の高い方から対応させて頂くよ。なんて事をやっていると、あっと言う間に朝になり、相棒、起きてくる。２人で、４時のオムツ交換。ゴミ捨て行って、記録して、入れ歯準備、朝は爆裂忙しい。忙しいのに、コールじゃんじゃん。おしっこ、起こして、着替えるぅ～、顔洗いたい、新聞は？ＴＶつけてぇ～、電気つけて、カゴ取って。キーッ！！！となりながら、対応する。夜勤帯の介護職員２名って決めたヤツぁ、どこの馬鹿だ？こんなんで、いい介護が出来るもんかっ！！と、毎度、心で叫びつつ、朝の戦場は続くのだ。やっと食堂へ集めた頃には、眠気のピーク。眠い．．．．眠いよzzzz早番がやって来る。「来たよ～、あとはまかせて、食介しなよ」大抵の早番は、こう言ってくれる。オイラも早番の時は、こう言って夜勤者を座らせる。明けのこの時間が、どんだけつらいか知っているから、雑用はパスで、最後の大仕事の為に体力温存させてやるのだ。食介のスプーン持ちながら、オチそうになるのを堪える。食べ終わったら、最後の大仕事。下善、臥床、トイレ誘導、ポータブルトイレ掃除、夜間のお茶回収。入れ歯洗って、記録して、物品の最終確認。送り漏れないか、指揮権渡してああ、帰れる。ハラ減ったぁ～、しかも外暑っ．．．。家に帰って横になる。暑くて寝られない。マジかっ、今年こそエアコンがいるのか？大汗かきつつ、なんとか眠るが、マジ暑い、蒸し暑い、夏だもんよ。ああ、明けに心地よく眠れる季節が懐かしい。

  2010年07月02日

• 老健だよ～ん！【133：珍しいシャツ】

  それは、風呂場での事だった。誘導係だったので、上がった人いるかな？と風呂場を覗くと、「Ｔさん、珍しいシャツ持ってきて」と、声がかかる。「何だって？」「Ｙさんが、珍しいシャツじゃないと着ないって」「なんじゃ、そりゃ？」「てか、よく聞き取れないんだけどさ、なあＢちゃん、　珍しいシャツって聞こえるよなぁ」「確かに、珍しいシャツって聞こえます」「あたしも」ナースも頷く。「ええ～、どんなシャツだよ、持って来れないよ、　Ｙさん、どのシャツ持ってくればいいですか？」「はぁ～？」「どんなシャツ持ってくればいいですかぁ！」←かなりの大声「ああ～(^^)、めいやしぃさつぅ～、めいやしぃのぉ～、あふはずだぁ～」「．．．すぐ持ってきます(--;)」「なんだって？」「メリヤスのシャツだって」「はぁ？メリヤス？ 」「そんな風に聞こえないですよぉ～、　絶対、珍しいって聞こえるもん、　で、メリヤスのシャツって、どんなんですか？」「へ？知らんの？」「聞いた事ないです」「ああ～えーと、ほら、もこもこで、分厚い下着あるでしょ、Ｙさん愛用の冬の」「ええっ、あの真冬の？、あれがメリヤスなんですか」「そうだよ」「知らなかったぁ、アレ、メリヤスって言うんだぁ、　でも、そんなん着たら汗だくですよ」「だから、担当もセットしなかったんだと思うけど、　アレじゃないと着ないじゃない、持って来るわ(--;)」「あはは、よろしく～^^;」Ｙさんの居室まで、メリヤスを取りに行く。超寒がりのＹさんは、夏でも分厚いシャツに、股引、腹巻きまでしており、メリヤスを着ないと落ち着かない。そのせいで、体が痒くなろうが、湿疹が出来ようが、お構いなし。いくら説明しても説得しても、決して譲らない。何故そうなのか、皆が不思議がるが、オイラが思うに、先の大戦で、シベリアで酷い目に遭って奇跡の生還を果たしたせいじゃなかろうかと。だから、少しでも寒いと昔の惨状を思い出して、やるせないんじゃないか。しかし、なんだな、今どきの２０代はもう「メリヤス」って知らないのか。ちびっとショック、世代のギャップを感じるなぁ．．．。言葉自体知らなきゃ、どうがんばっても聞き取れないわなぁ。Ｙさんの箪笥を漁る。この日のオイラは、入浴誘導。入浴者の着替えの入った袋と共に、風呂の行き帰りを誘導する係だ。着替えは、担当者がセットする事になっているから、用意してある袋を入浴係に渡せばいい．．．はずだが、大概セットされてないので、誘導がセットして持って行くのが常だ。しかしＹさんの担当者は、マメらしく、きちんとセットしてあったので、そのまんま、着脱に渡したんだよね。いくら担当でも、初夏にメリヤスはセットしないし、体の事を思うと、いくら本人の意向と言っても、そうはならない時もある。Ｙさんが満足するモノが入ってないのも当然だ。箪笥にも入ってないじゃん。風呂場へ戻る。「Ｙさん、メリヤスのシャツは洗濯に出てるみたいで、　箪笥に入ってなかったですよ、今日は、これで我慢してくださいね」「．．．ほうかぁ、入ってはいほかぁ～、ふじゃすかたないな」渋々、長袖の綿シャツ（これでも充分厚い）を着込んで、ヨタヨタと脱衣所を出て行く。「おやつ食べてから、お部屋に戻って下さいね」「ほやつかぁ、そくどうか？（訳：おやつか、食堂か？）」「はい^^」無事完了。^^;しかし、「珍しいシャツ」とは．．．。どんなシャツやねん！ってツッコミ入れながら、暫く風呂場で笑いコケたし。揃いも揃って、真剣にＹさんの訴えを傾聴してたかと思うと、笑わずにはいられない。Ｙさん、「珍しいシャツ」を着ないと、ココから出ないって踏ん張ってたんだから、困ったよねぇ。それを持ってこなくちゃいけないオイラの為に、一所懸命、特徴なりなんなりを聞き出そうとしてくれてたってのも分かるし、優しい人達だよ全く。「珍しいシャツ」も「メリヤスのシャツ」も箪笥にゃ入って無かったけど、Ｙさんは、得意の鼻歌を歌いながら食堂へ向かって行った。色んな世代が居ると、ジェネレーションギャップが面白いね。

  2010年06月25日

• 老健だよ～ん！【132：８日ぶりに出勤すると．．．】

  職場は、大変な事になっていた。ノロ発生って、マジか！そんな気配、まるで無かったのに何故？すごく注意して、消毒も徹底してた。まあ、注意してたって出る時ゃ出るんだけど、発生源には、思い当たるフシがあった。それは、オイラが休んですぐ入所になった方、ノロの発生している隣町から来たんだよね。その人が来た４日後に、正面の食席に座ってたＳさんが発症。それまでは、誰も何ともなかった。もしかして保菌者だったか？という疑問が、沸々と．．．全職員に湧き上がる。しかし、入所した当の本人は、至って元気に、暴言暴力全開だそうで、いやはや大変な状況の所に復帰してしまったなぁと。でもなあ、何でそんな事前情報があるにも係わらず、入所延期しなかったのか甚だ謎だが、今のところ１名で、完全隔離中。対象フロアはピリピリしていた。オイラ、今日は認知フロア勤務だもん、正直、助かった。病み上がり、傷を負ってる身で、ハードなフロアは、ちょっと勘弁。で、諸注意事項多数で、暫くステーションに籠もって読む。職員の着衣、帰宅時の対処法。（無論、持ち出し一切禁止）全ての部外者の出入り禁止。靴から何から全て消毒。隔離部屋入退室時の防護衣他、諸々。休んでる間にあった特変、その他の把握。う～ん、さすが老人施設、把握しきれないくらいある。そうよねぇ、感染力の強いモンが発症したからって、その人の介護を止めるワケにはいかない。どんなに防護しようとも、注意しようとも、完全てのは、あり得ない、みんな感染覚悟で、対応してるのが現実だもんね。あまり知られていないけど、日々、色んな感染の危機に晒されながら仕事してるのが、介護士なんだよね。はぁ、認知フロアも相変わらずで．．．。流石に、８日も休むと、体が戻りきれず、異様に疲れて終わりました。

  2010年06月16日

• 

  老健だよ～ん！【131：オナラが止まらない】

  さて、本日４勤目のオイラ、なかなか疲れておりやす。病み上がり４勤は、ツライけど、オイラの代わりに夜勤に入ってくれた同僚の代わりなもんで、張り切って頑張りまふ。遅番くんの主な仕事は、力仕事。^^;リネン交換しつつ、居室中の畳を外に干す。この時点で汗だく。帰ってきた、クリーニング仕訳と配布。袋が重たいのココロ。（汗だく）直前起こし対象者を離床して食堂へ誘導。食事介助、トイレ誘導、臥床して、はぁ～。困った事に、今日のオイラは、オナラが止まらない。のべつまくなし、ブーブー出ちゃうのだ。誰も居なくなった隙にって、必ず誰か居るし、利用者さんの耳が遠いのがせめてもの救いか？入浴介助中も、出まくりで、いや、もう、どんだけ、ガスが発生するんだって感じ。ナースに言うと、出ないよりいいとかで、まあ、そうなんだけど、こうも出ると、やっぱ腸が戻ってないって証拠なんかとか、色々思ったりして。ブーブー入浴介助終了。オムツ交換の助っ人に入って、１０分休憩。ＣＣレモン500ml缶を一気飲みする。離床して誘導して食事介助、トイレ誘導、臥床、入れ歯洗浄、エプロン洗濯、風呂場マット干して任務完了。へろへろ帰宅。いつの間にか寝てた。オナラ止まって欲しい．．．。

  2010年06月02日

• 老健だよ～ん！【130：出勤致す】

  やっとこ下痢、治まる。まだちょっと、キツいけど出勤する。６日も休んでしまった。ラッキーな事に４日間は、自分の休日であった為、年休を３日取っただけで済んだ。それより何より、こんなに休んで体力的に平気か不安だったが、思ったより、力は衰えておらず、普通に移乗が出来る。鍛え方が違うようだ。認知フロアで勤務する。ここふた月くらいで、大分、入所者が減ってしまい、非常に楽。時節柄か、体調不良で入院退所が続出したのだ。まあ、歳も歳だし、いつ何時、何があってもおかしくない。亡くなった方もチラホラおり、あの大変さがウソのような平穏ぶり。正直なところ、１人減っただけで、かなり違うんだよね。それほど介護ってのは、手間暇かかるって事で、それが５人もいなくなりゃあ、楽ですよ、はい。重度の認知症ばかりを集めたフロアは、精神的にキツイが、人数が少ない分（４０名）、体力的には楽なもんで、病み上がりには、丁度良い。徘徊放尿癖のＢさんは、近頃、足元がおぼつかなくなり、非常に危険だが動けなくても徘徊止まらず。自分が歩けるかどうかも忘れたＦさんは、歩き出そうとして転びろそうになり目が離せず。何でも食べるＳさんは、新聞、おしぼり、皿、彼女の回りには何も置けない。その他、床をペロペロ舐めたり、服を脱ぎ始めたり、大声で叫んだり、暴れたり、両手にうんこ握っていたりと、まあ、いつも通りな認知フロア。平和だ．．．。いつものように、会話にならない会話をし、全く指示の入らない所を誘導し、オムツを替えて、業務をこなして帰りました。同僚達が、気を遣ってくれて、こうゆう所は、介護職でよかったと思うところで、万全じゃない時のつらさとか、こうしてくれたらうれしいとか、そうゆうの分かるだけに、お互い様が出来ていると言うのは、ありがたい。うん、これなら、いつも通りいけそうだ。

  2010年05月30日

• 入院していました(--;)【７日目】

  作戦が功を奏したのか、段々、下痢がマシになってくる。リンゴの力は偉大だ。基本は、自然治癒。己の免疫システムを信じるのだ。リンゴを食べて、眠って、納豆食べて眠って、ヨーグルト、カボチャ,ブロッコリー。反射区をいじって、胃腸関連の経絡に添って刺激。体ポカポカ、お腹ぐるぐる。動物はね、病気になったら、じっとうずくまって自力で治すんだよ。って、その通りです。ほんとに、その通りです。化学療法は、体へのダメージがデカすぎます。点滴をしていた所が、痒いです。点滴針を刺しっぱなしにしていた所は、なかなか治りません。皮膚の奥が、コリコリ硬くなってしまっていて、本当に治らない。職業柄、医療の発達する方向に、非常に疑問を感じる今日この頃。これでいいのか幸せか？常に思うようになりました。オイラは、心に誓います。ちゃんと死ねるように、努力しよう。まかり間違っても半端に生き残らないように。健康体でコロッと死なない限り、地獄を見るは必至。そんな事を思いながら、食べて眠って、これが正しい回復法。

  2010年05月29日

• 入院していました(--;)【６日目】

  上司から、勤務の段取りがつかないので、あと２日休めと言われたので、言葉に甘える。オイラが倒れたお陰で、皆のシフトを変更しているもんで、出られるようになっても、空きがない。不思議な世界だ。（それで助かってるが．．．）今日も寝倒す。水下痢止まらない。力も入らない。何日も下痢が続くと言うのは、思ってる以上に、体力を奪われる。フォークランド紛争に於いてのイギリス兵の気持ちをちょびっと実感する。（※分からん人は調べて頂戴）もう胃は、だいたいいい。普通のご飯を食べても平気だ。試しに、ヘヴィなおかず「ハムカツ」を食べてみたが、やっとこ１枚食べられたって感じで、まだ本調子ではないが、食事と反射区で何とかしようと思う。まずは、根菜類を中心に、ご飯を食べる事とする。納豆、ヨーグルト、カボチャ、リンゴと胃腸に優しい、体を温める、高タンパク。刺激物は我慢。同時に反射区や経穴をいじって、成長ホルモンが最大限に出る時間に熟睡してるように、と。腸は力の源だと、改めて思いつつ、作戦開始。

  2010年05月28日

• 入院していました(--;)【５日目】

  何か、どんどん悪くなってく気が．．．。入院してた方がよかったのか、いや、これでいいのだ。全く持って水下痢が止まらないので、近くの医者へ行く。本日までの経緯を詳しく説明する。ここでも、ロクに体を触りもせずに問診のみ。内科ってヤツはホントにもう、大嫌い！薬を貰って帰る。うどんを食べて、すぐさま寝る。体に全く力が入らない。あまり食べられない、気持ちが悪い。下痢止まらない。

  2010年05月27日

• 入院していました(--;)【４日目】

  あんまりよろしくないが、いつも通りに起きる。吐き気は治まったものの、水下痢は相変わらず。お腹がぐるぐる言ってる。でも全く痛くない。どーなってんだかね。職場に電話して、明後日から出ますと言ってから、おかゆをこさえて食べる。入院費が出たら、電話をくれる事になってるので、ちくちくしながら待つ。１０時前、以外と早く来た。ヨタヨタと出かける。はぁ～、ちょびっと体が熱いってこたぁ、熱出たかな。まあ、食ってないからな。点滴は、一時的に元気になっても持続力は無い。思ったより、ヨタヨタしている自分に、溜息つきつつ、こりゃあ、ちぃと動かんといかん。仕事に出ても使いモンにならなきゃ意味がない。って事で、地図を見ながら病院到着。未だ持って紙の地図愛用者。迷う事無く到着する。お会計は、スムーズで、３分とかからなかった。２時間待ち覚悟で出向いたもんで、助かった。金だけはしっかり素早く取るらしい。２日の入院で、３万円弱飛んでいく。オイラ、死んだ方がよかったかもしんない。３万円、オイラの３万円．．．でかい。医者の言うとおり、あと何日か入院してたら、えらい事になっとった。多少、フラフラでも早めに出て正解。また、がんばって稼がないとな。とりあえず、この胃腸を何とかしないといけないので、リフレクソロジーに寄る。胃腸を重点的にお願いしますって事で、自分でも経絡なんかいじる。即効性があるだけあって、胃痛、治まるる。（一時的にだがな）全身ダルダルだったので、野菜スープとリポＤ飲んで補給する。帰ってからも、ちくちくしながら過ごす。取り敢えず、明日１日休んで、気合いで出勤。体を動かすのは、思い込み。オイラは出来～る、オイラは出来～る、何でも出来～る。たぁーっ！！！技術屋時代も、これで乗り切ってきた。だから大丈夫。

  2010年05月26日

• 入院していました(--;)【３日目】

  朝、点滴が漏れており、左手がパンパンに膨れ上がっていた。あり得ねぇ．．．。大部屋に移してくれるって言ったのに、何の音沙汰もないし、誰も来ない。なんだかなーと思いつつ、来たナースに聞いてみると、通達されてない。午後もいい時間になってやっと、明日にならないとベットが空かないとか。だったら言ってくれ。いちいちナースコール押さなきゃらなんのか。忙しい中、下らない事でナースコールで呼ばれる事のつらさを知っているので、押さなかったアタシが悪いのかどうなのか．．．。まったく、どーなってんだい、何の説明も無く絶食だわ、点滴だわ。アッタマ来た。何時になってもいいからと医者を呼び出し、もう治ったと強引に退院致す。ここに居てもイライラは募るばかり、精神衛生上よろしくない。ワケもわからず、絶食療法で２４時間点滴打ってたって仕方ない。大分マシだし、個室に入り続けられるほど、金もねぇ。試しに、点滴棒転がして廊下を歩いてみたら、歩けるし、これなら、家で寝ていた方がマシです。元気をアピールしまくって、点滴も途中で抜いて貰って帰りました。会計が間に合わないとかで、後日。それはいいとして、何故か診察券が２枚。オイラが貰った診察券を見て、運ばれた日に、家族が１枚貰ったからカバンに入れといたんだけど、とか言う。どーなってんのココ。マジで不安。ほんとは、あと２～３日入院してなきゃならんらしいけど、いたくない。死ぬの生きるのってのじゃなれば、家にいたって同じだもん。食べられそうな物を買って帰る。

  2010年05月25日

• 入院していました(--;)【２日目】

  朝、ちょっとだけ眠る。まだ気持ち悪いが、昨日よりマシ。横になったまま、辺りの様子を伺う。よく目が見えないので、回りの様子は全く把握できず。（コンタクトしてないから）しかし、ここが割と新しい病院だという事は、なんとなく分かった。これじゃ体に悪いだろうと思う、一面の大きな窓（晴れたら直射だもん）と、個室と言う割には、トイレしか無い設備の悪さ、しかも変な造りで、狭くて使いづらい。ここも、「設計者出て来ーい！」か。(--;)部屋の説明しに来たナースが、愚痴ってく気持ち分かる。体調は、明らかに、胃がおかしい。吐きすぎて痛いのか、本当に痛いのかよく分からないが、左側肋骨のスキマのみが痛い。これは何なのだろう？吐いた原因は？ナースが来たので、何か軽い物を食べてはダメかと聞いてみる。水とお茶だけ飲んでよいとの事で、お水を貰う。気持ち悪いけど、すごく美味い。喉が渇いていたんだな。一晩中かけて、何本か点滴したから、水分は摂れてるけど、口から入るのと、血中に入ってくるのとは、まるで違う。人は、口から物が入らなくなったら終わり。どんなに医療が発達しようとも、回復の度合いが全然違う。って事で、ここは、強引にでも何か口にしたいところなのだが、絶食療法で２４時間点滴なんだとさ。何で？ナースが説明できないんじゃ、医者待ちかい。（外来中）昨日の疲れが出たのか、うつらうつらしつつ過ごす。熱も３８度出てた、道理でふらふらすると思った。しかし、医者来ないなぁ、状況とか色々、聞きたいんだけど。相変わらず、腹も痛くないのに水下痢は止まらず、吐き気は、いくらかマシになったものの、胃は落ち着かず胃酸が出てもんで、ヨーグルトでも口に出来れば少しは、治まると思うんだけども、何も食べちゃダメってんで、何でだよ、ああ、ツライ。何がツライって、自分の状況が分からないのが一番ツライ。説明してくれ～っ！夜になって、やっと医者が現れるが、何の説明もナシ。人の状態聞いただけで行きやがった。聞きたい事もあるんだよ、おーい。←力が入ら～ん赤血球が27,000まで上昇しとるちう事しか教えてくんないんじゃ、分からんじゃないか。何かのウィルスに感染って、何かってなに？お～い。眠ったりトイレに行ったり、水を飲んだり、うつらうつらして過ごす。

  2010年05月24日

• 入院していました(--;)【序章】

  元気に勤務して帰る。が、ちょっとお疲れ気味。なんか最近、疲れが抜けないなぁ、なんて思いながら夕食。食べ終えた時点で、胃の辺りに違和感がある。食べ過ぎってワケでもないのだが、なんか腹満気味ってーか、なんつーか、胃が動いてない感じ。早めに寝る。←２１時暫くすると、吐き気がしてきて我慢ならなくなり、トイレに。その後、便意、まあ、上が出れば下も出るわな。ここ何年も見た事の無いような、ものすごい水下痢。しかし、お腹は全く痛くない。それから、もう、どうにも止まらなくなり、吐いては、下痢の繰り返し。まさか、ノロ？疑うも、家族に異変ナシ。勤務先にもノロは、ナシ。一応、家族には、来るなと言い、トイレに閉じ籠もる。吐いたモノと下痢の内容物を確認してしまうのは、職業病。２時間以上経っても、一向に収まる気配が無いどころか、益々酷くなり、これだけの時間吐き続けて尚、未消化物が出てくるって事は、胃が働いてない証拠。と思いながら、胃の左側から腹部にかけて、突っ張るような痛みと違和感、どうにも止まらない吐き気で、もんどり打つ。深夜に差し掛かる頃、救急車両を要請。これは点滴しないと治らないレベルと判断、点滴さえしてもらえれば．．．。カバンに必要なモン入れて、ド根性で玄関まで這って行く。ほどなく救急車両、到着。この車両に乗るのは久しぶり。さて、この深夜に受け入れ先が見つかるか。あちゃらこちゃらに電話して、とてつもなく遠い病院へ搬送される事となった。マジかよ．．．。近くに病院は、結構な数ある。最短距離の病院まで、１０分もあれば着ける。次の病院なら１５分、その次なら１７分と、３０分圏内に５施設はある。でも医者がいない。受け入れ先まで、１時間近く走る。死ぬぞ。この受け入れ先を見つけて搬送するまでに要する時間、脳梗塞や心筋梗塞ならアウチである。命は助かっても、重い後遺症が残ってしまう。体力の無い、赤んぼもね。子供手当なんかより医療体制を作る方が先だろ、オイ。安心して子供が産めるって中には、医療体制も入ってる事を分かってんのか。心拍数は上昇し、血圧も跳ね上がるが、サチュレーションは保たれている、まずはヨシ。襲い来る吐き気と戦いつつ、ガーグルベースに顔を埋めながら、そんな事を思う。緊急車両に乗っても安心できない昨今。いっそ、死んだ方が幸せか。もう何も出ない中、吐いて吐いて吐きまくって病院到着。何が何だか、どうにでもしてくれ状態。病院のストレッチャーに、移ってからも吐きまくり、医者の問診に、途切れ途切れに回答。両脇をナースと検査技師に抱えられ、捉えられた宇宙人のスタイルでレントゲン撮影を試みるが、立位保てず撮影不能。←ガーグルベース抱えたまま横になったまま、撮影する。（最初からそうしろぃT-T）お約束の血を抜かれ、人様の迷惑にならんよう個室に放り込まれる。点滴開始。吐き気一向に、収まらず、水下痢止まらず、徒歩数秒のトイレに行けず、ポータ使用。あまりに酷いので、吐き気止めを注射して貰うが、その瞬間から、気持ち悪くて吐きたくても、オエッと出来なくなり、より苦しさが増す。胃がだらん、と力なく抜けた感じになり、全く吐けないのだ。もう吐くモンなんか何も残ってないので、少量の胃液と唾液しか出てこないのだが、それでも吐けるか吐けないかは、大問題だと、この時分かる。気持ち悪さと水下痢で、眠れず一晩を過ごす。

  2010年05月23日

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  老健だよ～ん！【129：受診で退所で研修で】

  つぅ～かぁ～れぇ～たぁ～よぉ～。本日、リーダーだったオイラ。何故、オイラはリーダー率が高いんだろう？下っ端だからである、そうとしか思えない。朝から受診で、強引にナースに連れて行かれる。はぁ？、受診の準備？そうゆうのってナースがする事になってるはずなんだけど、と思いつつ、あれやこれやと準備する。あれもやって、これもやって言い出すもんで、後は、自分でやってください。とフロアに戻る。ギリギリの介護職員で回してるんだから、出来る事は、人に命令する前に自分でやってちょうだい。いちいち言う事聞いてたら、回らなくなる。介護はナースの小間使いじゃないのよ。今日のナースは、口だけ達者で、全く動かないと評判の人。ベテランでも容赦せんぞ。ここいら辺が、オイラが生意気と叩かれる原因だと思われる。急遽、退所になった人の荷物をまとめる。ここでも、ちゃちを入れてくる。「まとめるのは後で大丈夫よ」なんて、軽く言ってくれるが、まとめてチェックするのはオイラだ。人がいるウチにやっとかんと、どんどん押せ押せになる。今、フロアは、まかせといても大丈夫。スキを突いて、午後イチでやる。やって正解、家族が、すぐ荷物を取りに来た。カンファもあって、ややこしい利用者さんで、時間も押す。別フロアのリーダーに、結果を伝えて、送ってもらうようにお願いする。慌てて帰って、離床、誘導、おやつ。既にチョット押しているので、まくって行くわよ。入浴、リハとバタバタ入れ替わる利用者さま。食べた終わったら臥床、排泄誘導。片付けは、ナースにまかせて、どんどん動く。「ねぇ、消毒薬持ってきてくれない？」自分で持ってこい！てか、使うと分かってて何故、来るとき持ってこない。一番、職員が居なくて忙しい時間帯、自分で出来る事を面倒がる人の言う事は聞けない。誰もが聞こえないフリで、誘導続行。オムツ交換に入るが、ナースが全く来ない。別フロアのナースが、助っ人に来てくれる。ありがたや～。それを見て、言った言葉が「じゃあ、あたしオムツ入らなくていいかな？」アンタが入らなくてどーする。(--;)来てくれた助っ人ナース、目が点になってましたが．．．。そして、呆れ気味に、入ってと言ってくれた。何も言えん。終わりきらない内に、離床の時間。まだ片付けも、リーダーの仕事も終わっていない。急いでゴミをまとめて、誘導に渡す。（←捨てる係）ワゴンを夜勤仕様にしなきゃだけど、リハ担当者に呼び止められ、評価の結果やら何やらを聞いて、方針も決めて、更に押す。「ごめん！離床して誘導終わったら、片付けるから」と言ったら「あ、いいよ、あたしらでやるから、行ってきて」「あ、ありがと(T-T)」もう１人の退所者の荷物をまとめて、チェック。既に、送りの時間。台車に乗せた、利用者さんの荷物一式と共に送りに出かける。個室だったから、所帯道具一式って感じの大荷物で、片付けに、えらい時間食った。←まだ、ベット回り残ってる。送りも書いてないっす。運のいい事に、何かやらかしてくれる人が居なかったもんで、最低限の送りで済んだ、ハァ。フロアに、帰って、ベットと備品を片付けて、明日の入浴者に、カード配って．．．日誌！日誌書いてない。やべぇやべぇ、忘れるトコだった。慌てて食堂へ行って、夜勤者さんに、挨拶して、後よよろしくです、あがりまっす。頭がクラクラする。この後の研修、行きたくねー。今日は、特にヘトヘトなのに、ツライなぁ、でも行かなきゃ。たっぷり資料を貰う。研修内容は、まあまあよかったが、これと言った収穫があったかと言うと．．．ない。研修なんて、そんなモンだ。言っちゃ悪いが、実践で得た事には敵わない。義務なのでまた、受けに行かなきゃね。行きたい研修を早めに決めておこうっと。って事で、帰宅。明日は、夜勤だねぇ。

  2010年05月19日

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