ヒシ刈り新兵器
八鶴湖でハスに匹敵する困りものはヒシ。印旛沼でも平成の初め頃、船も通れないほどオニビシが大発生し、ヒシ刈り船で刈り取ったことがありました。その後、水質が悪化したことと関係あるかもしれません。八鶴湖のヒシはオニビシでなくヒシです。果実のトゲが2本です。これがもっと大きくて三菱ならぬ四菱になるとオニビシです。 ヒシは浮葉植物で湖底から根っこが伸びて水面に葉が広がります。上から見た葉っぱから下に根っこが伸びているので根っこを途中から切ってしまえば良いのです。 そこで考えたのがこれです。刃がのこぎりのようにギザギザしている稲刈りガマの刃を2本ボルトで留め、トラロープを結びました。ロープと結ぶネジは刃が自由に動くように隙間があります。ヒシに向かって放り投げ、そろそろ引くと根っこが切れるのと、根っこが抜けて引き上げられることで除去できます。ロープの長さにもよりますが、10mぐらいは安全に除去できます。