『力』をつけずして本当の自由はない
自由といっても自分が心のそこから「何を」したいと願っているか。自由とは遊ぶことではない。浪費することではない。時間があることではない。気分のまま、気ままに生きるのは「放縦」であって「自由」ではない。自由とは、いかに、自分自身を高揚させていくか、自分自身の目的に向かっていくか。その中にこそ、黄金のような「自由」がちりばめられ、光っているのです。「力」をつけずして、強くならずして、本当の自由はない。知力、体力、精神力、生活力、対人力・・・力があれば自由になれる。その最高の力が「精神の境涯」なのです。自由とは、自分の生きる価値で決まる。自分の心・境涯で決まる。自分自身を支配できた人こそが、本当の自由なのです。(希望の語らいより)