ベンツ
あれは、まだ蝉の声がBGMだった、夏の終わりの一日。とても人の好い、酒屋の親父さん、通称:みっちゃんの田んぼの稲刈りの日。私は、コンバインを駆る工場長の小間使いとしてその場にいた。工場長 「今日は、みっちゃん、ベンツで来とるで遅いんさ。」わたし 「そ、そうですか、あれは遅いですね・・・」 *ダンプ運転中に、噂のベンツとすれ違った。あ、来た。「 おお~い!!」颯爽と登場。どうやら、ベンツの荷台に直に籾を載せていったために降ろすのに手間取り、遅くなったようだ。今回は袋を持ってきて、用意周到。そして、米を運ぶ。おぉ!!奥方様は、ベンツに箱乗りだ!!工場長 「誰か行って降ろすの手伝ったれ」私 「うす」徒歩で移動する。ちょっぴり、早足。余裕で追いついて、後ろから激写!!(奥様は、自転車で先に行かれた模様)ほのぼのとした、田舎の昼下がり。追伸:先日書いた、ベトナムの元生徒との話の続き、私「いまは、雇えねぇよ」彼「・・・」私「じゃ一緒に、会社つくろうか?」彼「そうしよか」決定!11月にハノイで打ち合わせ。勝負開始は、来年だろう。