むしろ、母の誇りを表現したい。
4つ葉プロジェクトのブログに書いた話が、思いがけず反響を呼んでおり、わたしが感じた違和感について、もう少し整理してみようと思いました。●みなさんのTBを拝見していて、ぷくこさんやライチさんの考察にはなるほどな、、、と思いました。そのあたりの、産後のダメージに関わる実感に起因することは、体験のないわたしは妄想するしかないのでマコさんに筆を譲らせていただいて、(・・・と言っているうちに、マコさんブログアップされてます!素晴らしいのでぜひ☆)わたしはそもそもなぜ違和感を覚えたのか、というあたりを整理してみたいと思います。●非常に“広告屋”的な発想だけれども、「ママに見えない!」が褒め言葉になってしまうことの違和感について、“母”という言葉のブランディングの問題だと思ったんです。どういうことかというと、、、わたしも「えーっ!お子さんがいらっしゃるようには見えないですね!」みたいな発言をうっかりしてしまったことがあるけれども(反省;)、一般的に、その言葉にはどんな気持ちが込められているのかというと、見た目に若々しいとか、おしゃれだとか、だいたい、そんな感じのニュアンスだと思う。その意味で言えば、「お子さんがいるように見えないですね」という投げかけに喜ぶことは、ごく自然なことのように思える。でもね。だったら、「お若いですね」とか「とても素敵なお洋服ですね」でいいはずなのに、なぜそこに“ママらしくない”という言葉を引用しちゃうのか。このネジレが、致命的に痛い、と思うんです。当たり前だけど、“母”という言葉が持つ記号がどんどんネガティブになっていくわけで、これは“母ブランディング(笑)”としては、もったいない話です。で、その文脈で喜ぶということは、母自身が「母という言葉が持つ意味性」が傷つくのを加速していることになるわけで、やはり、まずいスパイラルだと思う。●きっと、みなさんそうだと思うんですけど、ほんとは、自分自身が母であることは、誇らしいことでもあると思う。きっと、キレイごとじゃ済まされないリアルもありつつ、文字通り“いろいろ”あると思うけれども、そーゆーのを全部ひっくるめて、引き受けている母とか、試行錯誤している母というのは、十分カッコイイわけです。だからもっとその“誇り”の部分を、積極的に“母”という単語に紐付けて行こうよと。笑で、その表層的な褒め言葉を超えた、ポジティブな紐付けをいろいろ考えてみたけれども、なんというか、“誇り”を体験していない自分の妄想では、超薄っぺらくて全然響く言葉が出てこないので(当たり前だ!笑)、どうしよっかな、、、と思っていたら、マコさんが見事にまとめてくださっていて、ほんとすっきりしました。では、わたしがいますぐ出来ることは何かといえば、ビジュアル的な視点でモノを言うなら、普通に女性に向ける褒め言葉と同じように、「お若いですね」とか、「素敵ですね」って言葉を使いたいと思う。もっと言えば、「ママに見えない!」といういらん慣用句をすっ飛ばして、そのまんまストレートに、「○○さんみたいなママになりたいです☆」って言ったらいい。これなら、誰にとっても自然な褒め言葉だと思うから。