ワークライフバランス考。~感謝をこめて~
ブログ再開。このところ、ワークライフバランスのリアルな実験をしていて、概要は、4つ葉ブログに書いた通り。大抵仕事というものは、1~2ヶ月先までのスケジュールが決まっているもので、9月中旬に実験を始めたときには、すでに、11月頭までに完了しなければいけないプロジェクトが決まっていた。で、それを遂行するには、ワークライフバランスなんてムリ!、という現実を認識する。ほんと、ブログも全然書いている時間無し。ブログより、睡眠。ブログより、ごはん。という暮らしだった。目標はほとんと達成できなかったけれど、(週末は絶対仕事しないとか、19時以降会議しないとか。笑)仕事量や働き方を、具体的に客観視できたことは大きな収穫。フローレンスの組織戦略につながるお土産も拾えたことだし、実験は大成功といえる。●何より、フローレンスを支えてくれている、ボランタリー・スタッフのほとんどが、わたしと同じように兼業生活であることを、シビアに、リアルに、捉え直すことが出来た。この場を借りて、心から深謝したい。彼らが自分の大切な時間をフローレンスに使ってくれる。フローレンスは、間違いなく、その貢献によって支えられている。本当に、本当に、ありがとうございます m(_ _)m...おかげさまでマスコミからの取材も多く、何かと華々しく見えがちなフローレンスだけれども、その光は、フローレンスという組織全体や、代表駒崎に当たりがち。しかしながら、そんなフローレンスを支えてくださっているのは、文字通り、縁の下の力持ちとして、惜しみない貢献をしてくださっている、コア事業である病児保育の現場で、安全な保育と心のこもったコミュニケーションをしてくださっている、23名のレスキュー隊員のみなさんであり、有給スタッフとして、現場の膨大なタスクを確実に遂行してくださっている4名の事務局スタッフであり、7名の学生インターンであり、9名のプロフェッショナル・ボランティア(社会人ボランティア)である。そのことを、胸に刻むことが出来た。そして、この気付きを、具体的なアクションに落とし込まなければ…と決意する。●まずは、実験を具体策に直結することができる、対スタッフ施策(事務局スタッフ・インターンズ・プロボラ)について。フローレンスは、彼らのモチベーションを削ぐような組織であってはならない。彼らの貢献に報いるプロジェクト・マネジメントをしなければ。人材配置は?仕事量は?仕事内容は?日々のコミュニケーションは?現実を振り返りつつ、まずは、理想の青写真を書いてみる。一足飛びには行けないけれど、ちゃんと、理想系に向かった組織づくりをしよう。そして、こまさんや、HRM担当のみゃりと相談しながら辿り着いた新しい施策は、こんな感じ。(すでにやってることは書いてないよ☆)========================▼マクロ視点:MBO(Management by Objective)←みゃりでかした!▽3ケ月目標と週報 個人的なVisionとフローレンスでのタスクの連動を、リアルに体感しよう☆▽タスクを通した成長(スキルアップ)をしくみ化しよう ・メンター制(学生インターン+プロボラ) 戦略的仕事脳をつくるためには、 視点力・(視点を繋げる)思考回路・(考えたことを実現する)技能の獲得が必須。 その3つをプロボラから学んで、デキる人への階段をのぼろう!作戦。 ・プロボラの横のつながりを強化☆▼ボトムアップ視点:オーバータスク禁止令▽コミットメント時間を客観値に 各週でフローレンスへの「コミットメント時間」を申告し、 みんなでそれを把握しよう!▽120%タスク 90%の負荷では成長しない。 しかし200%の負荷ではモチベーションが下がってしまう。 量と質の両方で、120%タスクを維持できるよう、マネジメントしよう。 確かに大変だけど、マネージャーはここに手を抜いてはいけない☆▽1task2persons体制 いつでも休めるように、そして、ナレッジをひとりの脳内に留めないように、 2人以上でプロジェクトを担当しよう!========================引き続き、個人的実験とフローレンス的実験を、同時進行しつつ、進化させていきたいと思っています。そして、レスキュー隊員(保育スタッフ)のみなさまへも、きちんとアクションを起こさなければ。。。至らないところも多いフローレンスですが、出来ることから一歩づつ、トライします。そして、改善しながら進化させていきたいと思っています。理想的なマネジメントに到達するには時間がかかるかもしれませんが、これからも、どうぞよろしくお願いいたします☆☆☆