日常茶菓子[ちゃかし]事 #4
TV番組で元ホストの「城咲仁」が「アキバ系」とのトークバトルをやっていた。雰囲気から察するに、見た目がカッコいい奴と見た目がダメダメな奴とのバトルである。付加価値として、現実の女性にもてるか、否か。ということだ。 城咲氏は、終止、困惑気味であったが、「2次元の女性にしか興味を示さない、アンタらはおかしい。」 「現実の女性との恋愛もしなさい」みたいなことを言っていた。。オレから言わせてもらうと、「ホストでも、アニメオタクはいる。いないわけないよな。」「逆に、アキバ系でも普通に恋愛している奴もいる。どうなんだ?」この問いに答えてもらいたかった。お互いの立場を経験したことがない人たちが言い争ったところでお互いの気持ちが理解できるわけがない。 水掛論で終わるね。やっぱり、現実と2次元は違う。現実のよさと2次元のよさ、両方わかってこそ、いい漢(おとこ)になれるんじゃないのか。それは「恋愛」にとどまらずだ。「人は「現実」に飽きたとき、「二次元」に走る。」と言われている。オレはしょっちゅう走る。「現実」というのは社会に出て仕事することだったり、恋愛だったり、身をもって体験、体感することである。「2次元」にはインターネットも、パソコンも、、読書やゲームやTVを見ることも、音楽を聴くことも、当てはまる。「現実」は人間関係、「2次元」が人と物の関係ということだ。アキバ系の人間が、山の手線で乗り過ごし、池袋や渋谷へ行ってしまうと一瞬にして変わることができるかもしれないし、できないかもしれない。「2次元」にしか生きれない人間でも、「現実」に走る可能性はあるということだけ城咲さんよ、よーく覚えておくように。あんたも「2次元」にしか生きられない日が来るかもしれないぞ。