読了記録【ぼくらのサイテーの夏】
夏休みに罰掃除を仰せつかった「ぼく」と「栗田」が友情を育む話。 読了記録つけだして初めて野球の「や」の字も出てこない本です。 前に『バッテリー』をamazonで買ったせいか、送られてくるメールで紹介されていたのを普通に本屋で買いました。 もとは児童書ということで気楽に読めるかなと。思っていた自分は甘かった。 ページ数も少なくて、小6の「ぼく」の一人称で進んでいくので内容は難しくない。 でも、最近の児童書ってヘヴィ・・・。 カテイホウカイ、元エリートで引きこもりの兄、単身赴任、普通のコミュニケートの取れない病気の妹、母の別居・・・。 現代ちっくですね。初出95年らしいですが。 広島vs阪神。 前田の代走で東出君が出てから打者そっちのけで黄色い声援を送る俺と母・・・。