徒然草子

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• 人選ミス？

  　いや。　いくら「ファンタジスタ」の称号を得ていたとはいえ。　曲がりなりにもプロの飯を食ってた人だし。　むしろ『天性』だけでできてしまう人よりは適任なのかもしれないけれど･･･。　本日、久し振りに【週間ベースボール】を買いまして。　ぱらぱらと見ていたところ、気になったのが広告欄。【Hit＆Run】という実技向けの野球雑誌がありまして。　7月号（5/27発売）のテーマが「フィールディング」で。　特集記事が「初芝清のフィールディング上達練習法」で、　インタビュー記事が「新井貴浩」･･･。　失礼ながら。「え～！」　と言ってしまいました･･･。

  2006.05.24

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• 読了記録【ガンちゃんの世界一おもしろいプロ野球の本】

  著者　岩本勉　札幌旅行中に本屋で買いました。　その翌々日に札幌ドームでサイン会つきで販売したそうです・・・。タイミング悪い。　プロ野球を語るというか、ガンちゃん周辺の話でした。　で、やっぱりハムネタの方が「愛情」の所為か面白い。　わりとTVで既出の話もあるけれど、TVでは明かしてない部分もあったので、新鮮でした。　新鮮だけれども、ガンちゃん節は変わらずなので懐かしい部分もありました。

  2006.05.08

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• 読了記録【フルスウィング】

  　フルスウィング　著者：須藤靖貴　小学館文庫　野球フィクションの短編集。　あくまでフィクションだけれども笑える設定もあり。　万年Bクラスのチームを変貌させた白人監督とか。　本塁打55本記録をもつマルエイイーグルスの陽監督とか。　その記録を破るかもしれない奈良鉄のロバート･バラードとか。　メジャーの安打製造機田中大将（正しい読みはひろまさ登録名はタイショウ）とか。　打撃投手の生き様だとか（ビリケン打撃投手）、試合をアリバイに完全犯罪を目論む助っ人とか（ビーンボール）、本塁打日本記録のゴタゴタを皮肉ってみたりとか（56号）、ひとりの選手起用法で半生を棒に振ったプロOBとか（リリーズチョイス）、大学野球の両エースの愛憎（？）とか（ぐでんぐでん）、日本のプロ野球をクビになった投手の話（さよならのチャンス）です。　すいすい読めてなかなかに面白かったです。　56号の構成がとても新鮮。 　話は変わって。　G党に会った時、挨拶がわりに「いいかげんにしてください！」　と言う様になった。　何の効力も無い・・・。　というかG党を喜ばせるだけである。　そして彼らはまだ現状に満足していない。　ちょっと負けてくれたっていいじゃない。　かつて長嶋茂雄は「140試合勝つつもりの人」という報道があったが。　G党はそんな感じがする。　誰も負けようと思って試合はしないと思うけれど。

  2006.04.17

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• 読了記録【博士の愛した数式】

  　オカンに借りました。　映画にもなってるし、「たまには野球絡みじゃない本を読むのもいいかな」なんて思って読み出したら。　しっかり、ちゃっかり【野球絡み】でした･･･。　江夏豊なんか重要な役割を占めてます。　しかも阪神の江夏。　山際淳司に代表されるように江夏といえば広島のイメージが強い自分には新鮮でした。　博士は江夏豊が阪神のエースだった時分に事故によって記憶に障害を持ちます。「僕の記憶は80分しか持たない」　と映画予告でも言ってましたが。事故にあう以前の記憶は残っている状態です。　それよりも新しい記憶だけが80分しかもたない。　物語の基本舞台は1992年。　江夏豊はとっくに引退しています。　伝説の「21球」も知らずに、博士の中の江夏は阪神のエースのまま。　博士は南海の身売りも、阪急の身売りも、フライヤーズがファイターズになりながて北海道に移転することも、近鉄がオリックスに吸収合併されることも知らずに過ごします。　阪神の江夏ファンである博士にはどうでもいい事実ですが。　個人的には割りやすくて潔いと感じる「12」よりも、「11」という素数を博士は気に入るかもしれません。　　いつまでも自分のヒーローが色褪せないのは「ある種幸せなこと」なのではないかと思ってしまっただけです。　博士の置かれた状況はそれなりにつらいわけですが、ええ。

  2006.02.19

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• マサタカ出過ぎ！

  『プレイボール』のアニメに梨田昌孝（野球評論家・近鉄最後の監督）が「タイヤキ屋のオヤジ」として出演。顔も本人っぽい。　1回きりだと思ったら何回か出てきた。　今は強豪東実（モデルは早実？）との試合中だけど、墨谷サポーターとしてよく出演している。　タイヤキ屋仕事は？喫茶南風（タッチ）みたいなものだろうか･･･。

  2006.02.08

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• 勝手にイメージ勝手にショック

  「月刊少年ジャンプ」に「荒川静香物語」が載っているというので立ち読み。　子供の頃の静香ねえさんは元気溌剌活発だった模様。　それに違和感を感じました･･･。　静香ねえさんは演技中笑顔を作らない（長野のときは作れないって言われてました）人なので、別人のように思えましたですよ。　一人歩きしたイメージって怖いね。　人間の過去を否定したくなってしまう･･･。　心の第一声。「こんなの静かねーさんじゃない！」　荒川さん年下だけど「ねーさん」って呼びたくなる雰囲気があります･･･。　

  2006.02.06

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• 読了記録【おしゃれ野球批評】

  　球団について・選手について・球界について・ファンについて・審判について・テレビについてetc･･･。　十人十色の野球観を書き連ねた本です。　本屋で見た時は「ふざけたタイトルでふざけた表紙だなぁ」と思ったけれど。　真面目にふざけた感じがいいです！いや、割りとまともですが。　国語の教科書みたいに脚注があって、基本は選手の説明なのですが、執筆者視点で書いてあって。溢れる愛に笑いがこみ上げたりします。　最後に読んだ「かねやんブックレビュー」が強烈でその他の内容が霞んでしまいました･･･。　全く野球に関係ない記述ばっかなのに!!

  2006.02.02

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• にんげんだもの。

  　平等に接するなんてありえない。贔屓目持ってるほうが普通。『月刊ジャイアンツ』を立ち読み。　アンチアンチ言い続けていたくせに･･･。　新米野球解説者初芝清が、パウエル・豊田・小坂の新戦力について記事を書いているので読みたかったわけで。　パウエル・豊田に対するコメントと小坂に対するコメントに温度差が。　誰に対しても「いい選手。セでも通用する」という好意的意見なのですが。「対戦相手・投手」と「チームメイト・内野手」ではそりゃあ見る目も変わってくるでしょうが。　小坂褒めずぎですよ･･･。　まあ、こういうのを踏まえて考えたら。　現役時代を知っている解説者の解説ってなかなかに楽しみかもしれない。

  2006.01.28

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• 『同じ背番号をつけてもいいか？』

  　今は『野球小僧（白夜書房）』を読んでます。　持ち歩くのは恥ずかしいので家で読んでまます。　その中の『同期の桜(ライバル)――我が良き友よ！』と12ページにわたる記事の話。　著しくネタバレ必至。　館山昌平（東京ヤクルト）は入団契約の最中に、男・村田修平（横浜）に電話をかけたそうだ。　二人が日大出身なのはチェックしてたけど。　館山がヤクルトの「25」なのは知ってたし。　男・村田が横浜の「25」なのも知ってるのに。『同期で同じ背番号をつけている』ということには気付かなかった。　ちなみにソフトバンクの大野立詞も「25」で、決まったときには村田に電話を入れているそうだ。　あと、日大同期では横浜に堤内健「47」がいる。　この代が３年のときにブレイクして東都優勝。同期で４人プロ入り。　一つ下の「早大４羽烏」に比べて扱いがうすいのは向こうは東京六大学でこっちは東都だからでしょうか？「松坂世代オプション」ないのか･･･。みんな甲子園いってるのに･･･。　ちなみに早大４羽烏は・青木憲親　外野手　ヤクルト　日向高・鳥谷　敬　内野手　阪神　聖望学園(甲)・比嘉寿光　内野手　広島　沖縄尚学(甲)・由田慎太郎　外野手　オリックス　桐蔭学園(甲)　日大４羽烏・館山昌平　投手　ヤクルト　日大藤沢(甲)・村田修一　内野手　横浜　東福岡(甲)←当時は投手・大野立詞　捕手　ソフトバンク　東福岡(甲)・堤内　健　投手　横浜　宮崎日大(甲)　どっちにしろ下の２名ちゃんと出てこいという感じか･･･。　城島シアトル行ったからチャンスだ大野！「チームっていいなぁ、仲間っていいなぁ、ライバルっていいなぁ」と思う話でした。　団体競技やっとけば良かったと後悔。いや、向かないけど。　一応やってたけど。続いてない･･･。　やってたところで日大ナインのような良好な関係が築けたかも自分の性格上謎だ。『自分らの力だけではない。プロ入りできたのは同期の皆のお陰でもある』と日大4羽烏は契約金から出し合って、社会に飛び立つ仲間のためにブランド物のせみオーダースーツをプレゼント。すげぇ。　背番号揃えちゃったのも凄い（同じチームの堤内は無理だったけど）。　メインは村田と館山のライバル関係。　野球もそうだけど。　酒の席で「女より酒」と茶化された村田が「湘南ボーイの館山とは違いますから」と酒をかっくらえば、館山も「九州男児の血を引いてるから」と負けじと飲む。　先輩との思いでも競うように話し出す。引き合いに出された先輩は去年イースタンで完全試合をしたロッテの加藤康介（二学年上）。　館山曰く「殴られたとき、右手の振りが遅かった（加藤は左腕）」　村田曰く「試合で打ち込まれた加藤に『やる気あるんですか？』と言ってしまった」　野球の話は。　調子を落とした村田のために監督は館山にバッティングピッチャーをさせる。　館山のシュート回転するボールは村田の得意とするところなのでどんどん打ち込む。　館山のお陰で、村田の調子が上がる。　監督は館山に「高校では通用したかもしれないが上のレベルではそのままでは駄目だ」ということを教える。　村田のお陰で、館山は野球への取組み方がかわった（同期投手の堤内が先に勝利をあげたというのも発奮材料）。　など。　

  2006.01.21

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• 読了記録【運命の一球】

  　著者　近藤唯之　新潮文庫　前回の読了記録からコレまで全然本を読んでいないわけではないのですが･･･。　感想よりも個人的に重大なニュースが入ったり。　読んでいる最中には印象深いと思ったエピソードも読み終わると忘れていたり。　特に感想無かったり。　要は『この人サボってます』というわけで･･･。　今回も割りと読んでいる最中の方が「感想書きたい」って思ってたりしたんですけど。何故か読み終わるまで待ってしまいました･･･。　割りと最初のほうの話が印象強い。　段々刺激に慣れていってしまうのか･･･。　悲喜こもごもの短編集なんですが。　なかなかに役者が「濃い」わけで。＜もくじ＞　天国から地獄の一球：山田久志投手　職人と管理職：江夏豊投手「ベンチがあほやから･･････」の16文字：江本孟紀投手　正論は損をする：加藤哲郎投手　円城寺あれがボールか秋の空：ジョー･スタンカ投手　さよなら本塁打でさようなら：木俣達彦捕手　死球も強運：田淵幸一捕手　3年先を見つめた監督談話：古田敦也捕手　名称を切腹させた一打：大杉勝男一塁手　天才を消した怒鳴り声：三宅秀史三塁手　プロはプロを知る：長嶋茂雄三塁手　熱い想いに点火させた引退試合の本塁打：原辰徳三塁手　直感は命だ：中村紀洋三塁手　落球事件をきっかけにした本塁打王：宇野勝遊撃手　バント一本で1000万円：宮本慎也内野手　一生を決めた一言：永淵洋三右翼手　勝つと思うな、思えば負けよ：池田祥浩中堅手　たった一試合でレギュラーに：蓑田浩二中堅手　挫折を乗り越えてこそ一流：吉村禎章左翼手　人を生かす背中への一言：星野仙一監督　で。印象深かったのがエモやんとその次の加藤さん。　球界の風雲児。　好き勝手解説者。　たまに正論、大抵行き過ぎ。　そんなイメージの江本孟紀氏。　彼が何を言っても「あ～やっぱ“ベンチがアホ”の人だなぁ」　と大抵納得するわけで。　賛成できない意見でも斬新さは認めるし。　言いたいこと言えるっていいなぁと尊敬する部分もある。　エモやんは『言いたいことは言う』人。　だからその人が「言ってない」というなら言ってないんだと思います。（文中よりそのまま抜粋）「私は、マスコミが面白がって伝えた、あの言葉は言っていないんです。ただ腹が立ってましたから、意識してないうちに、（アホくさ）とか、（これでは野球はでけへん）とか、断片的に言っていたかもわからない。ましてや（ベンチがアホ）と（野球なんかやってられない）とを結びつけて、1行の文章にしたり、ひとつの言葉にしたことなんか、全くないんですよ」「監督批判でも球団批判でもない。試合途中で多少興奮していたこともあって（アホや）くらいは口走ったかもしれません。でもちゃーんとした、つながる話としては全くいっていないのです」　そんなエモやんに球団社長が話した内容は腹が立つほど「アホ」らしい。　加藤さんという人を知りませんでした。　ただ、あの有名な台詞は知っています。「巨人はロッテより弱い」　日本シリーズで３連勝したお立ち台で近鉄選手が発したこの一言に発奮し巨人が４連勝して逆転優勝。　球界史に残る発言です。　ただ、前章のエモやんと違って発言者まではチェックしてませんでした。　この加藤さん、こんなことも言ってました。「海のものとも山のものともわからない新人に、何で億の金出すのよ。そんなに金があるのなら、現実に汗水ながして働いているオレたちの、給料をあげてくれ」　野茂を獲得した時の話。　加藤さん正直で好感が持てますが。「正直者がバカを見る」と「口は災いの元」を地でいってしましました･･･。　その後の野茂の活躍は払った金額に見合ったものです。相手にはいい発奮材料になっているなぁ。　去年の日本シリーズで3連勝で日本一にリーチをかけたとき、お立ち台にいた22歳の今江は。「阪神は強い球団なので、気を抜かずに･･･」　というような優等生発言。　荒れたPL学園悲劇の主将はもともとイイヒトらしいという話もあるが（楽天の朝井が清原的で、今江が桑田的な感じ）。　でも、オフのテレビ番組では「実際のところはチョロかった」みたいに話してたからなぁ･･･。　今江、発言内容変わるのがなぁ（例：日本シリーズの第一打席で。試合直後「剛（西岡）が粘ってくれたから球筋が見極められた」；シリーズ後「早く打席回せって思ってた」）。イイコ悪い子どっちでもいいから本音通してほしいところ。タテマエ通すならとおすでそれを貫いて欲しいな。　なんか加藤さんの話が今江の話に･･･。

  2006.01.19

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• イガラシ！

  　ある種いつもの野球馬鹿話ですが。　五十嵐ではありません。　つまり亮太でもなければ英樹でもない（英樹はネタが古すぎるなぁ。横浜優勝当時のセットアッパーでついたあだ名がヒゲ魔人）。　ちばあきおさんの『キャプテン』という漫画の３代目のキャプテンです。　小さくて、実力者で、小憎たらしくて･･･。お付き合いしたくはないけれど傍から見る分にはこういうキャラは大好きです！　谷口・丸井・近藤･･･。歴代キャプテンも、その他の登場人物も基本的には苗字漢字表記なのに彼だけイガラシ。『キャプテン』のアニメがアニマックスで放映されていると知ったのが一昨日。　初代谷口（谷口２代目説もあるけれど･･･）政権を離れ、２代目の丸井政権になってました。　直情型の丸井を隣で諌めるイガラシ。　漫画でも大人びた子だなぁと思ってましたが。　アニメのイガラシは大人すぎます！　漫画にあってアニメに無いもの。『音声』　漫画なのである程度のデフォがあるとしても、イガラシの身長はクラスでかなり前のほう（前倣えでは前に倣わず腰に手を当てる役割くらい）と思われます。　今は第二次政権なのでイガラシは中学２年生。　イメージでは女の人が声をあてると思ってました。　とても勝手に持ったイメージですが。「イガラシ声変わりしてるー！」　というのが結構ショックでした。　ただでさえ態度・言動が大人びてるんだから声くらい可愛くあってほしかった。　３日目になってやっとイガラシの声に慣れてきました。　すると、イガラシの子供っぽい部分も見えてくる不思議。　イガラシの基本は「理攻め」。　でも、最後は情に流されます。　イガラシの頭脳であれば丸井も近藤も最終的には言い包められる筈なのに。　イガラシはそれをしません。　イガラシは「甘い」。　丸井に対しても近藤に対しても甘い。　特に近藤には甘い。　その甘さが命取り。　厳しさに徹しきれない。　だから、苦労する羽目になる。　痛々しいよイガラシ。　イガラシの声がショックだっというだけの話がズレてきた･･･。　青葉の佐野君（ライバル校のエース）の顔が記憶と大分違うのですが。　あんなふてぶてしくなかったような･･･。　この日記読んでくれている人の中に『キャプテン』読んでる人いるのかな？　増毛剤の所為で五輪出場資格剥奪の選手がいるようです。　ドーピングってこんなに厳しくする必要があるのでしょうか？「外見気にするのは五輪でメダル取ってからでいいじゃないか！」　って髪のある人の意見って残酷だと思う。　そんな簡単に言うなよと、。　違法じゃないけれど。「女王薬漬け」みたいな見出しは如何なものか某夕刊･･･。　悪いことしてるみたいだ･･･。　薬に頼らざるをえないほど、身を削りながらの現役続行。　そこまで悪いとは思ってなかった。　頑張れスルツカヤ！　十分すぎるほど頑張ってるとは思うけど。　

  2006.01.13

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• 読了記録【反逆の左腕】

  著者：川口和久発行日：2001年8月15日発行元：ネコ・パブリッシング　ひとことでまとめると。『左腕は変人！』　ちょっとした時差が面白かったですね。　この本がかかれた時点で現在渦中の石井一久氏はヤクルトにいました。　著者は「メジャーにいったら活躍しそうな左腕」に石井一久の名前を挙げています。　実際は周囲の期待ほどの活躍をすることはできませんでした。　今、楽天・日本ハム・ヤクルトから熱烈ラブコールを受けていますが、素人目では「そんなにお金出していいの？」と思います。　確かに、日本での実績を考えたらそのくらいの価値はあると思いますが。数年離れていた日本。　しかもパリーグなんて経験ないですよ。楽天の監督はかつての恩師だし、日ハムの監督はアメリカ人ではありますが。　しかし、何で本を読んでいると内容と少し被った事が現実に起きているのだろう？不思議だ。　川口和久氏の言うところの左のエースナンバーは「34」だそうで。　山本昌（中日）、星野伸之（阪急－オリックス－阪神）、湯舟哲郎（阪神－大阪近鉄）が背負っていました。昌さんは現在形で背負っておられます。　個人的には工藤に憧れてみんながつけたがる「47」が左のエースナンバーという気がします。　西武の帆足和幸は「34」を背負いながら「47」を望みました。　時代でしょうか？（2005年の選手名鑑より）西　武　34　帆足和幸　投手　左投げ左打ち　：　47　細川　亨　捕手　右投げ右打ち福　岡　34　吉武真太郎　投手　右投げ右打ち　：　47　杉内俊哉　投手　左投げ左打ち日本ﾊﾑ　34　吉崎　勝　投手　左投げ左打ち　：　47　菊地和正　投手　右投げ右打ちロッテ　34　川井貴志　投手　左投げ左打ち　：　47　井上　純　外野手　左投げ左打ちｵﾘｯｸｽ　34　本柳和也　投手　右投げ右打ち　：　47　宮本大輔　投手　右投げ右打ち楽　天　34　小池秀郎　投手　左投げ左打ち　：　47　ラス　投手　左投げ左打ち中　日　34　山本　昌　投手　左投げ左打ち　：　47　野口茂樹　投手　左投げ左打ちヤクルト　47　田中　充　投手　左投げ左打ち巨　人　47　工藤公康　投手　左投げ左打ち阪　神　34　橋本健太郎　投手　右投げ右打ち　：　47　佐久本昌広　投手　左投げ左打ち広　島　34　仁部　智　投手　左投げ左打ち　：　47　吉田　圭　外野手　左投げ左打ち横　浜　34　山田博士　投手　左投げ左打ち　：　47　堤内　健　投手　右投げ右打ち　「34」吉武・本柳・橋本の影響で中継ぎ右腕のイメージがついているけれど（個人的に）、左投手がメインな模様。金田正一が永久欠番で、現職の34が少なくなったので今となっては印象が薄いものと思われる。左腕エース的活躍は帆足くらいだ。「47」書き出してみるとエース級は杉内・野口・工藤といったところか･･･。野口は2005年出番がないけれど･･･。やはり「かねやん」のつけた34には及ばないのだろうか。帆足はなぜあれほどまでに47を熱望？　2005年ラインナップ見ると悲しくなってくる部分が･･･。

  2006.01.07

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• あたりくじは引かない

  　週刊ベースボールから2005年の総決算号がでました。　とりあえず買ったけれど、この間買ったプロ野球aiもまだ読み終わってないのでいつになったら読むのだろうと思いながらとりあえず写真だけでもとぱらぱら目を通しました。　巻頭星野仙一ってだけで心惹かれる･･･。　ベースボールマガジン社は付録としてカードがはいってることがたまにあります。　4種類中2枚とか、3種類中2枚とか。　で、いつも欲しい選手のカードが入っていない自分･･･。　付録なんていらないと思いながら、どうせならこっちの方がとも思ってしまう。　たぶん、その欲がいけないのだろうと思う。

  2005.12.06

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• 嬉しい悲鳴

  　ロッテ優勝記念号のスポーツ雑誌が結構出てきた。　処理しきれるか･･･。　とりあえず写真だけは見る。　･･････　MVPの今江さんがすごく悪役になっます！　なんでこんな写真なんですか？　そういや表紙は赤星だし。『SPORTS　Yeah!』って阪神寄り？　いや、そこんところは構わないけど。　今江の表情は悪者としかいいようが･･･。　まあ、そのうちじっくり記事を読みましょう。

  2005.11.02

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• 読了記録【頭脳のスタジアム　一球一球に意思が宿る】

  　吉井妙子　著　日本経済新聞社　刊　要約「野球選手は馬鹿じゃないぞ」という話。　好きを仕事にしているのは割りと大変だなぁと思ったり。　３時間のパフォーマンスの為には残り21時間も重要なわけで。　ああ、だから彼等は凄いのねー、と通勤時間の暇つぶしなので割りと適当な読み方をしている自分はろくな感想抱かないなぁ･･･。　先発投手（左右）・速球投手・クローザー・捕手・内野手・打者（左右）からそれぞれ一人を取り上げた８章構成。　えらい偏りを感じますが･･･。まあそこは置いといて。１【平成の怪物　松坂大輔（西武ライオンズ）】　　　生年月日を元にする占いだと同じ結果が出るんだよねこの人。生年月日同じだから。　　　リサーチャータイプ。　　　そらもの考えますわ。　　　高校時代とかに他の選手に「何でマツはスナック菓子食べたりコーラ飲んだりしててあんなけ投げられるんだろう？」と言われていたので、彼は「身体的才能に恵まれている」のだと思っていた。　　　無意識に頭を使ってしまうことも「才能」に含まれるよなぁ。　　　「シンプルなボールで抑えられる事が理想」と現在は結構球種の多い部類に入る彼は言います。松山千春が「コンサートで歌いも喋りもせずただ2時間じっとしているだけでお客さんを満足させたい」と言っていたのに被りました。　　　この人を好きだと思ったことはなかったけど、この考えはカッコいいなと思いました。２【全日本の要　城島健司（ソフトバンクホークス）】　　　球界の代表的捕手の座は城島になったようだ･･･。淋しい。　　　でも、言われるだけありますよ、この人。３【努力の三冠王　松中信彦（ソフトバンクホークス）】４【日本の左腕エース　和田毅（ソフトバンクホークス）】　　　この人は、その投球の解析で本一冊できちゃう人だからな･･･（和田の130キロ台は何故打ちにくいか）。　　　卒論も自分の投球に関しての人だからな（俺は理解することを放棄したけど）。　　　こういうテーマで扱われるのは納得。　　　城島の章とリンクするところがあって、その点ではこの本に出てくる選手に偏りがあってよかったのかもしれない。　　５【日本No.1ショート　宮本慎也（ヤクルトスワローズ）】　　　“将来、野球選手になりたいと思っている子供たちには、絶対に僕を目指して欲しくはないですね”　　　だから惹きつけられる。　　　カッコイイですよ。うん。６【スイング速度NO.1打者　和田一浩（西武ライオンズ）】　　　　イチローや松井秀喜を超えて、日本球界ではなく、日本人として最速のスウィングスピードを持っているようだ。知らなかったが。　　　　ひきつけて、詰まったかんじで打つらしい。知らなかったが。　　　　とりあえず、週末はプレーオフをチェック。でも天気が悪い。７【日本人最速投手　五十嵐亮太（ヤクルトスワローズ）】　　　　押さえの自覚を持ってからコントロール重視するようになったようです。　　　　すみません、未だに「ノーコンピッチャー」のイメージを持ち続けています。８【制球力No.1ストッパー　豊田清（西武ライオンズ）】　　　今や制球力No.1は小宮山ではないんですね。淋しい。　　　まあ、豊田はクローザー代表で入ってるので（と頑張って自分を納得させる）。　　　豊田の儀式の全容がわかります。　　　和田一と豊田はイメトレコンビ。偏りがあることにも理由があるんですね。　しかし何で野球選手は基本的に記憶力がよいのでしょう？【ドラフトねた】　日ハムが哀れになってきた･･･。　１順目の陽（福岡第一・第一志望はソフトバンク）には「よく知らない」と言われ。　３順目の木下（東邦・第一志望は中日）は「ドラフトされたことは嬉しいけれど複雑」とか、印象を問われれば「ピンときません。新庄さんがいるくらい」とか。会見中には涙も流したようですよ･･･。　別に日ハムが嫌われてるわけではないんだけど･･･。　

  2005.10.05

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• 読了記録【プロ野球歳時記　グラウンドにこんな奴らがいた】

  　内容はナンバーのバックナンバー。　古い話だと1990年からあります。新しいのは2003年。　記事のあとに現在（2004年）視点のコメントが入って。　懐かしさに浸れます。　ただ、懐かしすぎてわからない人がいます。なにぶん、野球に興味持ったのが98年以降なもので。　これに載るのはかなり有名人だと思うのですが･･･。　こんな感じに章が分かれてます。1st　inning　ベテラン2nd　inning　いぶし銀3rd　inning　武骨4th　inning　ドラフト＆ルーキー5th　inning　復活6th　inning　引退7th　inning　メジャーへ8th　inning　監督＆コーチ9th　inning　墓標Extra　inning　こぼれ話　著者の交友関係から話のいくつかに「東尾修」という名前が登場します。　凄く失礼な話『赤ら顔でいつもにやにやしているオッサン』というイメージしかなくて、好きではなかった（ちなみに現役時代知らない。内角抉る投球でデットボールが多かったというのも後付け知識）。　このオッサンの功績ってのが結構凄くて。　野球を見るにあたって贔屓チームよりも先にアンチチームを作ってしまって。　パの場合それがたまたま西武で。　なんせ天邪鬼なものだからＡクラスキープの西武が気に食わなくて。　だから東尾さんも嫌な感じがして。『赤ら顔でにやにや～』って表面しか見ないで。勝手に嫌ってて。　本当すみません。　森管理野球からの脱却を図って。　その中で結果も残して。　遊びごころがあって。　選手育てて。　東尾修、あんたは凄かった！　どうしても好きにはなれないけれど。

  2005.09.28

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• 読了記録【復権　池永正明35年間の沈黙の真相】

  「沈黙は金」なんて誰が言ったのか。　黙っていたってろくな事が無いじゃないか！　とまあ、割りと結構イライラしながら読みました。　八百長関係者は実名を伏せてアルファベットで表記してあるので記号嫌いのオイラとしては人間関係が整理し辛くて「偽名でいいから漢字の名前がいい。（仮）とかつけちゃおうよ！」とそんなところでもイライラしながら読みました。　去年も思ったけれどコミッショナーって役立たずだ。　お前が裁定済んだよ！逃げてんじゃねーよ！「黒い霧事件」という単語は知っている。　詳細は知らない。事件が起きたのは1969年。野球に興味を持つどころか生まれてすらいない。　なんとなくで理解してたのが、「野球賭博ってのがあって、元締めが選手に接触して、金を渡して八百長させてた。それに関わっているのがばれた選手は罰を受けた。その最も重い罪が『永久追放』」　金を受け取って実際に八百長に加担したら問題だろうけれど。　池永さんは八百長には関わっていないという。お金は恩ある人から無理矢理に押し付けられてしまった。手はつけていないけれど、返すことも出来なかった。　まあ、後半が問題らしい。　今ならば話はさほど難しくなかったろうけれど、昔のスポーツ界の上下関係考えたら先輩に反論って･･･できないよなぁ。　判定を下すお偉いさんはそこんところは理解してくれません。「貰うもん貰ったんだろ。じゃあ黒（に近い灰色）！」　池永さんの性格にも問題があったようで。「争いを好まない典型的Ｂ型」らしいです。今までＢ型には「自己中・人の話を聞かない」とのイメージを持っていたけれど、偏見過ぎてすみませんが。　他人のために自分を殺せちゃう人。　自分のために戦いきれなかった。　そんな、池永氏だから、周りの人も助けてくれたのかもしれないけれど。　　個人に対するイライラと、社会に対するイライラと、人間の温かさを味わえる1冊。　余裕で名球会ペース（通算103勝、5年で99勝）で勝ち星を重ねていた池永さんが、処分を受けずにバリバリ投げてたら何勝したのかと思うと淋しいものがある。

  2005.09.21

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• 読了記録【和田の130キロ台はなぜ打ちにくいか】

  　いつものことだが何が言いたいのかわからない読書感想。　彼は賢しい。　かわい気が無いくらいに――。　福岡ソフトバンクホークス・背番号21・和田毅。　彼を一言で表現するならば「努力の天才」。　松坂大輔・新垣渚のように150km/h台の速球を放る恵まれた肉体があるわけではない（久保田智之・藤川球児・加藤大輔あたりは今ではポンポンと150km/h台を放るけれど松坂・新垣は高校の時分からなので別格の感）。　高校時代には130km/hも計測できなかった。「熱闘甲子園」での扱いは「巨人桑田のようにボールに呟くイケメン左腕」だった気がする。　和田毅の特徴は。　バッターが「打てる」と自信を持って振りにいってもタイミングが合わない。　打ち取られた打者は自分の身に起きたことが分からずに首をかしげながらベンチに戻る。　バットは和田毅の投じる遅いボールの下を通過する。　ストレートの「キレ」やとか「伸び」というものが打者を惑わす。　才能は元々持っていた。　それが開花したのが、もとい、それを開花させたのが大学時代。　フォームを改造し球速を上げた。奪三振率の高さを売りに名前が広まった。　　しかし、努力は幼いころから。　すごいところは「効率の良い努力」が出来たこと。「納得できない努力」はしないこと。　その取捨選択の能力こそが、肉体が及ばない彼がもつ「天才的能力」なのではないかと思った。　プロになるくらいの人は「努力する才能」を持っている人たち（一般人はそこから放棄します）。　和田毅の持つ「努力の才能」は努力を「考えること」からはじまる。　遅咲きの「神宮のスター」は、今、当時のライバルたちよりも一歩先に立っている。【和田毅がスタンド組みだった時分にベンチ入りを果たしていた人たち】　法政・土居龍太郎（横浜ベイスターズ）　立教・多田野数人（インディアンズ傘下３Ａ）　慶応・長田秀一郎（西武ライオンズ）

  2005.09.02

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• 読了記録【プロ野球選手という生き方】

  「プロ野球選手を夢見ていた（夢見ている？）人へ送る、プロ野球選手の置かれる立場･環境解説本」ってところでしょうか。　現役やOBのインタビューも載っていてなかなか楽しかったです。　ロッテの露出が高いのもファンとしてはオイシイ･･･。（感想１）　しかし、個人事業主ってのは大変そうですよ。各所への営業が欠かせません。プレイを魅せることはもちろんのこと、先輩（球団・アマ時代関係者）にあいさつ、マスコミとの関係もうまく築き、ファンサービスもこなす。　人と接することが苦手な人は無理ですな。『野球しか出来ない』とか『野球が出来るだけで許される』とかそういう世界ではないですね。きっとそれが許されるのは学生まで。　野球というものが団体競技であるかぎりある程度のコミュニケーション能力は誰しも持ってるものなのでしょうか？（感想２）　寮生活が羨ましい。　家への上納金３万ぽっちで何不自由なく生活させていただいている自分が言うのもどうかと思うけれども。　月５万でその生活水準の高さは何?!　ご飯は朝晩出てくるし、お風呂は広いし（共同だけど）、洗濯物を干したままにできる乾燥室なんてついてるし、冷暖完備のトレーニングルームあるし。体が資本の職業なだけあるわ。

  2005.08.25

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• 読了記録【甲子園への遺言　伝説の打撃コーチ高畠導宏の生涯】

  　今より早い時は無い。　スポーツノンフィクションを呼んでいると「何で、もっと早くから知っていなかったのか」と後悔の念にかられることが多い。　その人に感銘を受けて、その人を見たいとか、応援したいとか思っても叶わない。もう彼は鬼籍の人。　バッティングの申し子のような彼は、28歳にして故障により現役生活を断念して指導者の道を歩んだ。　30年各球団を渡り歩き、58歳で高校教師へ転身。　プロ野球関係者が野球部を指導するには２年の間をおかなくてはならない。　高校野球指導の夢を持った彼は、教師生活の二年目、志半ばで癌に倒れた。　この人凄いですよ。（バケモノだ）と読んでいて何回か思いました。悪い意味ではなくて。こんな人がいるのだと。　野球好きと言ってもずぶの素人の自分はコーチに注目して観るなんてことはなかった。「絶対に敵にまわしたくないコーチ」というものが存在したなんて想像に及ばなかった。　選手の個性を尊重した指導。　奇抜とも言われる練習のアイディア。　各投手のクセを見抜き、その見抜き方まで教えられる。　プロの世界で生涯を終えることもできた。　しかし彼は夢を見た。それを追わんとした。　とにかく、スゴイ。　そのスゴイ人はもういない。　だから、取りあえずは彼のプロ生活最後の遺産（福浦和也・大村三郎）でも観に行くかな。早くても８月８日以降になるけど。

  2005.07.29

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• 一押し野球漫画。

  　いつの間にやら４回目。　早く単行本できないかなあ。　不定期に雑誌に登場する為、その存在も忘れてしまうけれど、掲載されれば心の躍る漫画がある。　野球モノでは現在No.1かもしれない（俺ランキング）。あまりにも不定期な為忘れてしまうけれど･･･。　今週のモーニング掲載の『スリーストライクス（ツジトモ）』が面白い！　舞台は架空のプロ野球界。「第一線でキラキラ光浴びて輝いてます」という選手ではなくて、ちょっと落ち目の選手や周囲の人間を描いているもので。生々しいけど胡散臭くて、泥臭いけど潔かったり。　

  2005.07.22

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• 読了記録【一生分の夏―いつも胸に甲子園があった。―】

  　まあ夏ですし、高校野球ネタでも。　夜も更けたので時間を見つけて感想を書きたい感じで。とりあえずこんな話がありましたってことで、目次の紹介。第一章　黄金のスコアブック　～星陵対箕島　延長18回激闘秘話～（1978～1979）　　　　箕島／尾藤公監督　石井毅第二章　北を離れた道産子球児　～駒大苫小牧の優勝メンバーたち～（2003～2004）　　　　駒大苫小牧／佐々木孝介　糸屋義典　鈴木康仁　香田誉土史監督第三章　Tomorow　never　knows　～不惑を迎えた中京・三羽ガラス～（1982～1983）　　　　中京／野中徹博　紀藤真琴　森昌彦第四章　劇画の中で生きる男　～なぜ香川はドカベン足りえたのか～（1983～1984）　　　　浪商／香川伸行　牛島和彦第五章　小さなエースとメガネの捕手　～二人だから紡げたもの～（1993～1994）　　　　樟南／福岡真一郎　田村恵第六章　15歳、一瞬の夏　～それからのバンビ坂本～（1977）　　　　東邦／坂本佳一　坂口慶三監督　森田泰弘第七章　刹那の決勝マウンド　～優勝投手という生き方～　　　　佐賀商／峯謙介（1994）　天理／本橋雅央（1986）　東洋大姫路／松本正志（1976～1977）

  2005.07.19

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• 読了記録【122対0の青春】【｢延長十八回｣終わらず】

  　共通点は「青森県高校野球」。　野球がらみってことで入手は例によって山下書店東京ドーム店。【｢延長｣】の方から読みました。「高校野球界伝説の名勝負」といったら、個人的にはリアルタイム高校生だった98年の｢PL対横浜｣だけど。オールドファンに語り継がれるのはこっち「69年松山商対三沢」。　当時の世相や、球児の生い立ちなどをからめて書かれているこの話、スターティングラインナップのページに栞を挟んでおいて何度も見返さないと誰が誰だかわからないというステキな作りです。「PL-横浜」の本を見た時より見返すことが多かったのは、その当時を知らない所為かもしれないけれど。　三沢のエースが大田幸司というくらいしか事前知識の無い状態（捕手の名前が小比類巻ってことは関東人にとってはめずらしい苗字なので知ってたけど、実は正捕手じゃなかったとかは読んでから知ったことです）。　それでも、ちょくちょく出てくる高校球児の名前にはっとしたり。知ってる名前が出てくるとゾクっとする。北国球児ってことでヤクルトの八重樫コーチは割りとよく登場。故オリックス三輪田スカウトの名前なんて出てきたときには鳥肌モノ。　当時を懐かしむことが出来ないので全部「へぇ～」「へぇ～」と新しい知識として読んでいた。新しい知識として読んでいても『時代は感じてしまう』。　松山商のスパルタとか、三沢OBの根性論とか。三沢という土地自体にとか。【122対0】　青森の話ってことで少し三沢に触れたり、大田幸司のコメントあったりして、「読む順番間違ってなかった！」と思った。　こっちの方がショックを受けた。　ショッキングなのは試合内容ではなくて、その後の野球部の頑張りでもなくて。「地域格差」　当時高校3年生。横浜高校の快進撃に酔っていた自分は部活を引退してお受験モードに入っていた。「たかが地方予選」がスポーツ紙のトップを飾ったことなど頭の片隅に追いやってしまっていた。　当時、自分はジュケンセイだった。　自分だけではない、友達もそうだった。「大学受験をするのが当り前の世界」に居た。　彼等は「就職するのが当り前の世界」に居た。しかも「就職しようにも地元にはあまり仕事が無い」、そんな厳しい世界に彼等は居た。　2冊とも青森モノで、2004年5月、7月に文庫化。「白河の関越え」について触れているのがなんともいえない。白河の関どころか津軽海峡越えてしまったよ。

  2005.06.29

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• 読了記録【私は負けない】

  　モニカ・セレシュという名前しか知らないわけで。そんなテニス選手がいたなぁということくらいしか知らないわけで。【スポーツ選手名語録】でセレシュのコメントもあって、参考文献のところにこの本の題名が書かれていた。それで頭の片隅に『モニカ・セレシュ』と『私は負けない』という単語が入りこんでいた。たまたまブックオフで見つけ、50円だったものだから即購入。まあ、読むまでには時間がかかったけれど。　モニカ･セレシュという名前しか知らない。そんなテニス選手がいたということしか知らない。自分が名前を知っているくらいだからそれなりの地位になった選手なのだろうといいことくらいしか知らない。　ティーンエイジで世界ランク１位になったことも。　そのせいで、過激な事件があっただなんて、まったく知らなかった。『試合中に背中を刺される』　誰も想像しないような惨事。　彼女の一言一挙動がマスコミの格好の餌食となる。それは、そんな悲劇に襲われた後も、襲われた後だからこそ、変わらない。　彼女を取り巻く環境は苛酷だった。　決して彼女は一人ではない。家族がいた。友人がいた。だからこそ彼女は復帰が出来た。彼女自身の強さもあるけれど。周囲の人間もまた強かった。　人間の強さには賛同と尊敬を。　しかし、読んでいてむしゃくしゃ（？）することがあった。「モニカ･セレシュはイイコ過ぎる！」　彼女は他人を肯定できる。　馬鹿じゃないかと思うほど素直に「彼女は素晴らしい」「彼は素晴らしい」と言い切ることが出来る。　それが、理解出来ない。　人間とはそんなに大絶賛するほど人格者だらけだろうか？と。　そう思う自分が歪んでいるだけなのか？と。　なかなかに自己嫌悪にも陥れさせてくれる一冊。　日曜に「俊ちゃん神様」発言をしている自分は、この本の影響を変な風に受けていたり。　セレシュを刺した犯人はシュティフィ･グラフの熱狂的なる信者だった。　神であるグラフがランク１位から外れた。「セレシュがいなければ･･･」これが犯人の思い。　まあ、いくら俊ちゃんが打たれようとも打った選手を刺すことは無いからさ。

  2005.05.20

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• 読了記録【小関順二の必殺ドラフト】

  　ブックオフは在庫がたくさんある本や回転の悪い本や時期外れの本は105円均一になる訳ですが（と、以前テレビで見ましたが）。　毎年移りゆくプロ野球の世界で99年をネタにしたこの本。元が1200円だったのに対して売値は550円。なんか高価い気しません？結局買ったのですが。　後ろのほうをパラパラっと見たら「石井祐也」という名前が目に付いてしまいました。「サイレントＫ」の異名を持つ中日のルーキーなのですが、強気の投球姿勢がお気に入りなわけで。『うわー、高校時代からドラフト候補だったの？！』という驚きとともに手にとってレジへ持っていってしまいました。　まあ、550円払った価値はあった思われます。　微妙に古いお陰で話がわかるというか。　なつかしー名前が（ＴＴ）。　何で今こんなにロッテが強いのかとか。　時の残酷さというか自分の残酷さがわかった。　なんであんな重大事件忘れてしまったのだろう自分。　今、新垣渚はホークスでバリバリ投げてます。彼が今の地位を手に入れるまでの過程を忘れてました。　当時、自分は死を選ばざるを得なかった三輪田さんよりも。新垣渚をかわいそうだと思いました。　被害者は新垣渚。甲子園最速記録を出しながら初戦で敗れ去った、意中の球団以外から指名を受けてしまった、頑なな態度が人の命を奪うことになってしまった、そんな悲劇のヒーロー。　それしか、見ていなかった。　新垣渚を、三輪田さんを、そうしてしまった体制にまで目を向けられなかった。　そんなときに、小関順二は色々と考えていた。発言していた。　すごい、と思う。　そして、今現在、ホークスの先発の柱に立っている新垣渚もかなりすごいヤツだよね。　話は変わって。　休憩室トーク。「どんな野球選手が好きなの？」「今は渡辺俊介ですねぇ」「それって芸能人で言うと誰に似てるの？」「難しいこと聞きますね。顔知りたかったら今日のスポーツ新聞に出てますよ結構」「なんで好き？」「めずらしいじゃないですか（かわいさに萌えたとはいえない･･･）」「変わり者が好きなの？」「（そういうわけでもないよなぁ）なんか、飄々とした態度もいいですよ。あ、でも強気投球の中日のルーキーの石井も最近いいと思いますけど」「じゃあ、相撲は？」「（横綱時代の曙とかお兄ちゃんとか･･･）」「力士はでかすぎて嫌か」「はぁ？」「太りすぎはなぁ･･･」「（ようやく合点がいく）好きってそーゆー意味っすか。選手としてかと思って答えちゃったじゃないですか」「じゃあ、誰がタイプなの」「え、じゃあ、小宮山悟･･･」「･･･渋いね」　話は変わって。　作業中に絡まれたよ。「ロッテは何で強いの？」「戦力の充実？」「どういうところがいいと思ってるの？」「あ、足ありますよ。投手のペース乱すから、それがいいかと。私の好みですが。でも、監督もそうやって掻き乱すの好きみたいですよ」「バレンタインっていいの？」「前にいた時も２位になりましたね」「やっぱ、監督かぁ。巨人も堀内やめてバレンタインにすればいいのに」「やめてくださいよ！冗談じゃないですよ！ってか巨人が外人監督使うとは思わないんすけど」「あー、ねー」

  2005.05.09

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• 読了記録【「ホントのウソ」の野球論】

  　秋田商業の監督さんの本です。　なんか、カッコエエこの人･･･。　人の上に立つべき人っておるんやなぁ。　構成は３章に分かれていたけど、内容は『高校野球論』と『技術指導論』。　目から鱗が落ちるものの。『オレがこれ知ってどないすんねん？』な感じですね。　指導者にお薦め。　プレイヤにもお薦め。　マジ野球ファンにもお薦め。　基本的にみんなにお薦め。　俺みたいなミーハーファンはよまんでええかも。読んでもいいけども、理解しきれない･･･。

  2005.05.02

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• 読了記録【現役続行　プレイボールは二度かかる】

  　野球選手に共通するもの。　馬鹿らしいほどに繊細で純粋な不屈の精神。　自分で言っててわけわからないけど、まあ、そんな感じです。　野球というものに魅せられて、取り付かれて――。　いやあ、すごいや。　感想言おうにも言葉が見つかりません。　こっちは、何も知らずに言いたい放題言っちゃうからな。「すみません」ってところか。一章　田口荘　折れない心～田口荘とその妻～二章　嶋重宣×小野仁　自らプレイボールを告げろ。三章　川崎憲二郎　７億５千万円の魂四章　阿井英二郎×丸尾英司　プロ経由アマチュア行き五章　代田健紀　他　最終試験六章　古田敦也　700日の雌伏七章　水上善雄　パ･リーグの男八章　西本聖　雑草の花が咲いた日九章　前田勝宏　160キロの十字架　田口が2Aまで落ちたなんてことも、嶋が単にポッとでの打者ではないということも、川崎憲二郎がどれだけ投げたかったのかも、代田が１年いなかったことも、古田がドラフトで涙を飲んだことも、西本がけっこういいヤツだってことも、知らなかった訳で。　水上・前田は「名前聞いたことあるかも？」くらいの認識で。　阿井さん、丸尾さんに至っては「すみませんが存じ上げませんでした」なくらいで。プロ経験者がアマチュアの指導者になるための期間が短くなったってニュースは目にしたことがあってもその当事者のことは知りませんでした･･･。　なので各話が新鮮でよかったです。　それをお気楽野球ファンの自分が知る必要あったかどうかもわからないけれど。　大学時代の古田の写真見て、「どこの金総書記だよ？！」と心の中で叫ぶ自分がいました。どこのって、金総書記は一人しかいないのに･･･。日本語おかしいよなぁ自分。

  2005.04.25

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• 読了記録【怪物たちの世代】

  （感想１）　オカアサン、オカアサン！アナタ『メジャー』とか『バッテリー』見て「このコ生意気じゃない？！」なんて仰いますが。現実の球児の方がスゴイですから！何かスゴイですから！（感想２）　甲子園には魔物が潜むというか、甲子園自体が魔物？（感想３）　無理な話だけど、全盛期を知っていれば江川が嫌いじゃないかもしれない。作新の江川を見てみたい。　――ホントに凄かったらしい。『松坂なんかと比べちゃあかんよ！』ってくらい突出していたらしい。大学以降は投球姿勢が変わられたそうで。（感想４）　今となっては全てが白々しい。　――ダルビッシュ君はイイコらしいですよ。（感想５）　その時代を生きたものとして。私にとっての最強チームは「98年の横浜」なのである。（感想６）　どれがいいでもない、どれが悪いでもない。･･･まあ、好みはあるけれど。　――野球留学とか、敬遠策とか。　タイトル『怪物たちの世代』ということで。・ダルビッシュ有世代・松坂大輔世代・明徳義塾世代・松井秀喜世代・桑田・清原世代・水野雄仁世代・荒木大輔世代・江川卓時代　平成の怪物さんや昭和の怪物さんは勿論、聞いたことある名前ばかりです。でも、水野がそんなに高校野球で名を馳せてたなんて知りませんでした･･･。知らなかった分もあって衝撃的でしたよ。　2004年の夏が始まる前にかかれた話で、一章の『白河越え』の表現が気になりましたね･･･。　怪物さん自体の話だったり、そのライバルの話だったり。　怪物の世代といいつつ、三章の学校名ってのはどうよ？とも思ったけど、それはそれで一時代。世代というには他に比べて長いような。松井にも松坂にもぶつかってるからな。優勝したのは更に後だし。　表紙イラストが三田紀房だった。どこかで見た絵だなーとは思っていたけど（思ったなら気付けちゃんと）。また高校野球モノ描かないかなぁ。『ドラゴン桜』も面白いけどさ。　

  2005.04.21

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• 読了記録【プロ野球　勝つための頭脳プレー】

  神村学園　　０００　０００　０２０　２愛工大名電　２０２　０００　３２×　９　予想通りの結果で。予想以上の経過で。　名電が勝つとは思っていたけどこんなに点をとるとは思っていなかった。　昨日はうまく打たせていたのに。二遊間なんか凄く良かったのに。　まあ、守備が関係ないところまで打たれちゃったからな。　名電勝ったからまぁいいか。　昨日の神村のセカンドがカッコよくて。　昨日のキムタクには痺れて。東出君の出番が無くてもしょうがないってくらい痺れて。　野球好きと言ってる割には素人で。　興味持ち出したの遅いから西武の辻なんて名前しか知らないくらいで。本読んでる最中にテレビ見ててセカンドが好守備したのって印象的で、余計に「辻って凄いんだー」と思ったわけで。　自分が何言ってるのかがわからない･･･。　読んだ感想というか読みながら思ったことは「結構技術書っぽい」ってことでした。　どこかで聞いたような話が経験を元に書かれているっていうのは納得しやすいかな。「仕事を楽しむ自分でいたい」ね。　最近中弛みしている自分を反省。　　

  2005.04.04

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• 読了記録【「スポーツ選手」名語録】

  神村学園　０００　２０２　１００　５星　　陵　０００　００１　００２　３市和歌山商　２１０　２１０　０００　６常総学院　　１００　１００　０３０　５神戸国際大附　００２　２００　０００　４駒大苫小牧　　０００　０００　０００　０　　　慶　応　００１　０００　１１０　３福井商　０００　１００　０００　１　事前情報を得ているわけではなく（雑誌を買ってるくせに読んでいない･･･）、勝敗予想を知名度で立ててしまうわけです。　そんなわけで本日の予想は全敗。　近年に見られる創部２年目の活躍を考えれば、ソフトや女子野球の実績もあるから上村でも納得？　常総の木内爺のイメージが強く残っているだけで、今は監督も違うし、市和商だってそれなりに実績あることを考えれば、納得？　苫小牧は予想というよりは希望だったわけで、納得･･･。零封はさみしいけど。　慶応意外にがんばっちゃってるじゃない！まあ、神奈川って全国に出るとそこそこ強いよねってことで納得？　これっぽっちもゲーム見てない自分がどうこう言えるはずも無く。　もうすでに決まりきったことに対してどうこう言えるわけでもなく。　パリーグの試合をテレビで見ている最中に眠りました。　年々自分の野球熱が冷めていってるような気がする。　もともと熱しやすく醒めやすい人が５年以上もひとつにはまってるってだけでも凄いのかもだけれども。　日記タイトルにある読了記録ですがあまり書くことないっす。　色々なスポーツ選手・指導者の言葉を綴ってある本です。　意外と石井一久がいいことを言っている気がしました。フジでアホキャラ売り出してなければもっと尊敬できたのになぁってところかな。　やっぱ中田久美はかっこいい、とか。　バラエティでしか知らない竹原慎二って凄い奴だったんだ、とか。

  2005.03.29

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• 読了記録【ボクを野球場に連れてって】

  　野球場グルメも味わわないといけないのですね。いつもその部分をケチってしまうからなぁ。人ごみ嫌いだし。なんでメシ買うために並ばなアカンのかと。　球場グルメも味わうべきですね。野球観るだけならテレビでいいわけで。　自分の経験としてあるのは甲子園でカレー食べたのと、札幌ドームで弁当食べたのと、横須賀スタジアムでカレー食べたくらいでしょうか。甲子園でアイスコーヒーを買うことがあってもかちわりを買うことがなかったり。　席についたら動かずに試合に集中してしまうのもあまりよろしくないのかもです。　そこに通う人々の地域格差だとかチェックしてみると面白いのかもね。　甲子園と福岡ドームはほとんど本拠地チームのファンだったとか、甲子園と大阪ドームは野次が凄かったくらいの特徴しか記憶にありません。　せっかく球場行脚してもあまり意味なかったのではと反省すると共に、また各地の野球場に行きたくなりました。　感想から入ってしまった･･･。　この本は「プロ野球関連コラム」「球場案内」「プロ野球の歴史」の三部になっております。　その第一部にあったのが「全国野球場ホットドック選手権」著者が食べて美味しい順にランクがついています。唯一食べたことあるのが東京ドームのホットドックは5位だそうで。その上のランクも下のランクも食べてみたい気になります。でもこの本97年発行なので、データが使えるのか･･･。　第二部なんて切なくなるもので。札幌丸山球場・宮城球場・西武ライオンズ球場・ナゴヤ球場・藤井寺球場・グリーンスタジアム神戸･･･。本を読んで行きたいと思っても、もう行けません。ＧＳはスカイマークスタジアムと言う名称に変更されただけでその実は変わらないのでしょうが、フランチャイズチームが違うし･･･。　第三部はどこかしらで読んだ話ですが。「女子高生にもわかるプロ野球史」と銘打ってるだけあってわりと面白おかしく書かれています。＞すぎもとさん様　漫画の消費量が変わりません。大人になれないようです。精神年齢15歳なもので。でも、週刊誌を買ってくるのは55歳の父ですが。　ロウソンに立ち寄ってみたけどナンバーありませんでした･･･。田臥はバスケット選手にしてはってところでしょう。バレーボールの高橋みゆきだって普通に外歩いてたら大きい姉ちゃんだし。

  2005.03.22

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• 母親と気が合わない

  　特に予定もない休日ということでぐうたらと前に読んだ事のある本を読んでいました。「バッテリー」の６・５・４巻。最初は６巻だけのつもりがさかのぼりだしてしまいました。好きなキャラが４巻以降の登場なのでその前までさかのぼることはなかったけれど。　何回読んでも泣きそうになります。　中学生に共感してしまう自分は、精神年齢それくらいということでしょうか。　それとも作者にあわせて50歳くらいなのでしょうか。50代半ばの母親に読ましたときに「こんな中学生ヤダ。ありえない」とか言ってたので、母親の方が普通の反応をしてるとしたら、やっぱり精神年齢は15歳･･･。　この話、2回表のノーアウト、２ストライク、１ボールで終わっちゃいます。続き想像し放題。試合展開をシュミレートしようとしたら、あまりにも情報不足だったので、情報を揃えようと４・５巻にさかのぼってみた。というのが今日のテーマだった筈が、打順すら揃ってない状況でなにをどうしろと？とあえなく断念。　しかしアンケートとってみたいなぁこれ。何点差でどっちが勝つか。　前日の話。　１８:００からＮＨＫ教育でやっている『メジャー』というアニメを見ています。　で、母親が言いました。「こんな生意気な小学生いやだ」と。　基本的に野球モノってのは自信家・生意気ピッチャーがいて成り立つのではないかと思うのですが。彼女はそれがうけつけられないようです。『バッテリー』のピッチャーなんてそれ以上だもんなぁ。そんなんでよく読んだよなあの人全６巻。　今度は『おおきく振りかぶって』でも勧めてみるか･･･。めずらしく自信無さ過ぎの投手で成り立っている話だし。＞すぎもとさん様　タラ・リピンスキー…。フィギュア好きの元同僚に聞いてもわからないそうです。　ソルトレイクの時にはもういなかったしな。　Ｓ先輩そんなこと言ってたんですか。　ナガノは４組のＨ谷さんが「ウチの母親が女子のケツばっか見てる…」と言ってたことしか覚えてないです。　今回打ちの姉はクワンの鼻の穴しか見てなかったけど。

  2005.03.20

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• 本屋の前を歩いたら

  　個人経営的な本屋では店のガラスに『最近発売された人気漫画単行本』の案内が張られている。気がする。　模造紙切ってマッキー（太字）で書いただけの。『テニスの王子様』とか『ツバサ』とか。　今まで「それが一体なんなのサ」と青年誌系ばかりに手を出す自分には関係ないと思っていたわけですが（好みがマイナーなもので大っぴらには宣伝されない･･･）。　安い宣伝（←言葉の用法間違っていると思う）につられて本屋に入ってしまった。　何につられたかといえば。『鋼の錬金術師　10巻』　9巻を買った時点で「（好きなキャラ出てくる気配ないし）もう、買わない」と思っていたのに。そう思っていたから前もって発売日をチェックしていなかったのが敗因かもしれない。『鋼の錬金術師　10巻』　の文字が目に入った瞬間、「へ～、出たんだぁ」と本屋に足を踏み入れ、購入･･･。　購入？　もう買わないって言ってたじゃんよ自分！　突っ込みいれても後のまつりってやつで。『あの宣伝効果ってこんなに凄かったんだ･･･』と今更ながら気付かされました。

  2005.03.14

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• 読了記録【Rookies】

  　３週間、土日のどちらかに漫画喫茶に行って読了。「掃溜めの野球部がある教師の着任により生まれ変わって純粋に甲子園出場を目指して頑張る話」　甲子園出場経験もあるものの、事件を起こして対外試合禁止、真面目に野球をやるものは退部、残ったのは野球をやる気の無い、不良。　その不良が生まれ変わって真剣に打ち込みだすというのだから、これを創部元年としたら、彼等も２年目で甲子園レベルの実力を身につけたということになる。昨日読んだ『男前』を彷彿とさせる話だ。まあ、こっちの監督は野球ド素人だったけど、生徒との信頼関係を築くことには凄く長けている人。　選手は１年でベンチ入りを果たしたほどの実力の持ち主が一人、中学３年間控えに甘んじていた野球が好き（不良にならなかったのに野球部に残った唯一の人）が一人のほかは「学校方針で生徒は何らかの部活に属さないといけないから入った」だけのような素人。　その素人の中に、やたら俊足なのとか、やたらバットスピードが速いのとかがいたあたりが漫画だ。　登場人物の名前がプロ野球選手の名前を組替えていてなかなか愉快です。作者阪神ファンですか？　野球モノはキャプテン・キャッチャー・ショートに弱い自分だが、今回はショートに関する印象がありません。キャッチャーの「気合・根性・ガッツ」っぷりがたまりません。

  2005.03.13

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• 読了記録【男前　泣いて笑って泥まみれ】

  『４万人の目撃者』より薄いのと、遠出して電車に長く乗っていたということで１日で読了。１３００円を１日で消化したと考えると勿体無いような気が。　智辮学園（奈良）野球部の初代監督からヤクザになって今は画家という山本集（あつむ）さんが半生を綴っています。途中関係者のコメントあり。＜感想＞「古き良き体育会の雰囲気が好き」と言いつつ、引きました。体罰が横行していたであろう時代に「しごき」で監督解任＆出場資格剥奪ってレベルが違いすぎます。引きます。現代人のついていけない世界。　それでも、彼等はキレイです。こんなに強い信頼関係は今の時代では到底築けないだろうなあと思います。羨ましいけど、真似できない。真似したくない。耐えられない。軟弱ものだから･･･。バットで殴られて「ありがとうございました！」なんて言えない、絶対。　遊学館（石川）・済美（愛媛）。近年、創部２年目で甲子園出場の快挙をなした高校です。シニアの有名選手を呼んで、名将を招聘して、環境も整えての２年目での出場。それでも、相当すごいことだと思いますが。　監督に野球経験があったものの、監督経験はなく、選手は素人、学校施設すら建設途中なのだからグラウンドなんて到底整備などされていない。　それなのに創部２年目には甲子園に手が届きそうな実力をつけていた。そんなウルトラＣがなせたのも彼等の純粋さだと思います。　そのウルトラＣを起こした指導方法は世間から理解を得ることはできずに、彼等は予選も戦えなかったのですが。

  2005.03.12

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• 読了記録【４万人の目撃者】

  　東京ドームシティの本屋に入ると財布のヒモが緩む。　さすが東京ドームシティというようなこゆい品揃えが素敵な本屋さんです。スポーツ関連商品が多いのです。　で、野球コーナーに行くとよくわからないままに本を買ってしまう。「落ちつけよ自分、あんま買い込むと鞄が重たくなって帰りが辛いぞ！」と冷静な自分が突っ込みを入れたところで興奮はおさまらずについつい買ってきてしまう。　前回水道橋に行ったのが２月２７日。　４冊購入。　通勤時間（片道10分程度）にしか読まないので進みが遅くやっと一冊読み終わったところです。【４万人の目撃者】　野球コーナーでみつけたミステリです。ノンフィクションもフィクションもまとめて一つのコーナーにあるのがあの本屋の凄いところ。『セネタースのベテラン四番打者が走塁中三塁ベース前で突然倒れて急死。　１観客に過ぎなかった検事がその死に不審を抱き――。』　な感じの話ですが、死んだ四番打者を無視して話が進んでいった気がしてアタイは楽しめませんでした。面白かったら、電車乗ってる時間以外も読んでるはずだし。　現代気分で読みはじめたら、実は古い話でそのギャップが愉快というか、ついていけないというか･･･。四番打者と容疑者が軍隊経験者だったりね。　短編の【肩の悲劇】の方が切なげで好きですね。モデルは沢村栄治だと思われ。

  2005.03.11

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