世界化学年
ほとんどの人が知らないと思いますが、今年2011年は「世界化学年」と定められています。キューリー夫人のノーベル化学賞受賞から100年目に当たる年として、国際連合総会で3年前に決めたものです。この年に、大規模な放射能汚染を引き起こすことになる未曾有の事故が発生したことは、実に皮肉な出来事ではありますが、ある種の運命めいたものを感じなくもありません。彼女らが成し遂げた偉大な功績を考えた時、今「化学」や「物理」に携わる人間に課せられた使命というものを、改めて感じずにはいられません。さて、その世界化学年の記念行事というのが、今年1年間を通していろいろ行われます。その一つ、サイエンスフェスタ 「青少年のための科学の祭典2011大阪大会」が世界化学年2011記念大会と銘打たれています。いろいろな実験や科学工作の体験なんかもありますので、夏休みの理科の宿題に困っている少年・少女にはおススメです。どうやってヘルプしたらよいのかわからないお父さん・お母さんにもw。