テーマ:ワイン大好き!(30782)
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まだまだ続きます、7月のワイナロマで遊ぶ会のワイン、続いては最近すっかり認知度も高まってきたオレンジワインです。 ムツヴァネ・クヴェヴリ2016。生産者はギウアーニです。ジョージア東部、アゼルバイジャンとの国境に近いカヘティ地方のワイナリーで、一族としてワイン造りに携わってきた歴史は長いようですが、現ワイナリーが出来たのは2010年。伝統的なワイン造りと最新の技術の融合を目指しています。 本ワインは土着品種ムツヴァネを、素焼きの甕「クヴェヴリ」で醸してオレンジワインに仕上げています。価格は、2700円程度。 色は勿論オレンジ。やや黄色が優勢、と言った雰囲気でしょうか。 香りは、色の影響もあるでしょうがアプリコットを中心に、オレンジが加わるといったフルーティさをよく感じました。また、ハチミツやトマト、軽いパンプキンパイ(種付き)、ジャスミンティーと言ったようなものも。その他、リンゴジュースのような雰囲気もあるように思いましたが、ワイナロマと照らし合わせますと、アプリコットが勿論一番しっくりきますが、リンゴも中々で、成程そういったニュアンスはあるのかなと。 味わいは割りとバランス型。果実味は柔らかで太めの印象を受けるもので、アタックからしっかり感じられますが、その果実味と調和した酸がありますし、オレンジワインらしい渋味もしっかりあり、3者が上手く均衡している印象でした。ボディはミディアムライト。滑らかで丸い質感です。 会では、やはりトマトっぽさがカプレーゼに良く馴染みました。カプレーゼのトマトの香りや甘味とは勿論バッチリですし、トマトの青いニュアンス、バジルソースの青いニュアンスに、ワインのフルーティさの奥にある要素が噛み合い深さとなって感じられるといったような印象でした。 また、サラダの青い葉っぱ系の野菜ともいいですね。逆に、ラザニアにはやはり赤程の相性ではなかったかも。南瓜や金時人参など、色で合わせてみても面白そうです。 オレンジワインにも醸し方や品種の違いで色々なスタイル、個性がありますが、このワインは割と素直にアプリコットっぽさがよく出ているものだったかなと。その分、ワイナロマの出番もそこまで多くはなりませんでしたが、それでもリンゴっぽさを確認できたのは嬉しいところでした。 ギウアーニ ムツヴァネ クヴェヴリ 楽天内には投稿時現在、1か所のみ扱いがありました。ジョージア系品種の飲み比べ、なんて面白そうですね^^ にほんブログ村 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2019年10月04日 00時08分16秒
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