『芸術の秋』
今日の1枚はアール・クルー『ザ・べスト・オブ・アールクルー Vol.2』に決まり!ピカソの絵を彷彿とさせるジャケが、何ともアーティスティックだ!この方、昔から大好きなんだが、僕好みのジャケが少なくて何度か紹介を見送ってしまった。「ハート・ストリング」なんか何度聴いたかわからないけど、ジャケも重視する僕は涙を呑んで、見て見ぬ振りしていたのだ。だから、今回は満を持してこいつで勝負というわけなのだ。手抜かりなしの1枚と自負しております。(反論は受け付けません)ベスト盤で言えば、Vol.1がオススメかもしれないが、このVol.2も悪くない。たぶん、ジャケ買いではずしちまったよ!なんて事だけはないと断言いたしまする。(* ̄。 ̄*)ノ ボクチンはトニーさんかい!さてさて、気がつけば季節は秋。待望の芸術の秋がやってきた。(嘘w芸術と言えば、やっぱりヌード、いやアート。どちらでも構わないのだが、この時期、美術館や博物館に足を運ぶ事が増えてくる。僕は絵画では風景画がなぜか好きなのだ。それも、なんでもなさそうな風景が好きだったりする。なんでもある風景って何だ?と聞かれると困るけれど、特にこれでなくてもかまわないだろうが、これで良かった!と思わせる構図が好みだ。(???)百聞は一見に如かずという。具体的なものをお見せしたい。これはアンドリュー・ワイエスの『粉引き小屋』だ。そう!なんでもない風景だ。取り立てて、ワアワア騒ぐようなものではない。だが、じ~~っと見てると、静けさの中に詩的な香りが仄かに感じられないだろうか?なに?感じられない?やはり、僕だけなのだろうか?これで妄想、いや空想出来るのは・・。僕には、あの白い小屋の裏で手を後に組んだ、色白の少女が誰かを待っているように見えて来る。いや、正確に言えば、あの小屋の中でシエスタ(昼寝)中の僕を彼女は静かに待っている。(マテw