HOUSE 7 #152 The Fix
ゲストに「スタートレック・エンタープライズ」のリンダ・パークが出ていました。スタトレ後、他のドラマでも見かけましたがやはり固い役柄が多いですね。美しさも変わりませんが。真っ暗なトンネルの中で出口を探しているハウスに少し、光明が見えてきたように思います。ハウスは筋肉を失った右足の筋トレを始めていた。ミサイルを研究開発し、軍にデモンストレーションを行っていた科学者ウェンディ・リーが突然発作を起こして倒れる。ハウスは患者にはほとんど関心を持たず、ウィルソンと賭けボクシングをして負けたが、賭けた選手が八百長をしたと躍起になっている。ウィルソンは1日やるので、八百長だったのかどうか証明してみろという。ハウスは診断そっちのけでボクサーに会いに行き、金をもらってわざと負けたかどうか認めさせようとする。しかし、ボクサーは八百長を否定しここしばらく連敗しており、それに金を払うなんてバカバカしいという。その時ハウスはボクサーの目の異常に気付き、WPW症候群だったとウィルソンに告げる。もともと闘う状態にはなかったのだから試合は無効と主張するが、ウィルソンは納得しない。ウェンディのボーイフレンド、シーザーが病室を訪れ、彼女の前のボーイフレンドが毒を盛ったという。事前の検査で毒は検出されていないが、ハウスは改めて自宅を調べるように言う。すると、ウェンディの家には大量の空のビール瓶が並べられていた。ウェンディは自分ではビールは飲まず、友人のアートのために瓶を預かっていると答える。チームはアルコール依存を疑い、仕事上嘘を付くのが日常になっているのと考える。今は禁断症状が出ていると考え、とりあえずチームは治療を始めることにする。ハウスはボクサーを病院に呼んで検査をするが、心電図には異常がなかった。ボクサーはしつこく付きまとうハウスを煙たがり、帰って行く。患者が急に激しい腹痛を起こす。チームはハウスが姿を現さないままに診断を行うが、意見がまとまらない。フォアマンはポケベルに応答しないハウスを心配して、ウィルソンを訪ね、くだらない賭を辞めてハウスを勝たせてやって欲しいと頼む。ウィルソンはハウスがチームを信頼して、好きなことに没頭しているのだろうという。そして、カディと別れた直後にやっていたバカげたことに比べると、今は良くなって来ているという。患者が再び発作を起こし、手立てのないチームは急性尿路感染症と診断して抗生物質の治療を始める事にする。ハウスはボクサーのジムを訪ね、練習をしているボクサーに「勝たせてやる」といきなりエピネフリンを注射する。ハウスの診断は交感神経過剰亢進で、数秒で頻脈が起き簡単に倒れるはずだが、何も起こらない。患者は心臓発作を起こす。No.13が自宅にいるハウスを呼び出しに来る。患者に除細動器を埋め込む許可を得るのと、カディとウィルソンそれぞれに様子を見るよう、頼まれてきたという。ハウスが薬物をやっているのではないかというNo.13に、ハウスは痛みが増し、ヴァイコディンの量をこれ以上増やせなくなったと認める。しかし麻薬に見えた薬物は筋肉を再生する治験薬だという。筋トレもそのためだが、まだ治験はネズミでの実験段階だった。ハウスは治験薬の研究者を訪ね、薬の量を増やすためネズミの薬を盗む。心臓手術中の患者が膣や腸からも出血するようになった。チームは血液凝固異常の対症療法を行うが、患者は口の中じゅうにカンジダ症による口内炎ができ、激しく痛むという。薬の量を増やしても足の調子は今ひとつ変化がなく、ハウスは努力をやめようとする。心配するウィルソンに、ハウスは足が良くなれば人生もましになるかとがんばってみたが、辞めたという。ウィルソンは全てを脚のせいにするのかと問う。チームは患者が放射線の影響で急性骨髄性白血病になったのでないかと考える。隔離して造血幹細胞移植を行うというと、シーザーはウェンディは仕事で放射性物質は扱っていないと不安そうに答える。患者は地中貫通核弾頭を作っており、そのことをアクセス権のないシーザーは知らないはずだという。ハウスは腎臓の機能が失われていると考え、ボクサーに会い、水を大量に飲むよう命じる。しかしペットボトルを何本空けても、患者には変化は現れなかった。ハウスはついにウィルソンに負けを認める。ウェンディはこれまでの治療で熱と発作は治まったが、いまだに病名が定まらない。ウィルソンに負けて機嫌の悪いハウスはバーで酒をあおっていたが、客に絡んで殴りかかる。その時、ハウスは脚に変化が現れた事に気付く。患者のボーイフレンドも被曝しているとして、骨髄移植を勧めるが、シーザーは拒否する。そこでウェンディに毒を盛ったのはお前かと迫ると、シーザーは犯行を認める。ウェンディが男性関係で派手で、二股をかけたりしたので、スパニッシュフライと呼ばれる媚薬のカンタリジンを混ぜたと認める。カンタリジンは放射線被曝に似た症状をもたらす。ハウスは筋トレを再開する。その時偶然に首の後ろに杖をぶつけたことからヒントを得る。ボクサーの首筋の後ろを突くと倒れてしまう。試合で相手にクリンチされ、首の後ろにあるグロームス腫瘍が神経を圧迫したため、倒れたのだった。すでに手術をしてもうリングには上がれなくなったが、ハウスはウィルソンに金を払えと言う。先日からヴァイコディンをがばがば飲んでいたので、また依存症に戻るのかと心配していましたが、そこには戻りたくないというハウスの追い詰められた表情が印象的でしたね。まさか、ヘロインを打つまで落ちてしまったかと心配しました。そうではないが、自らを実験台にするとは勇気がありますよね。ちなみに、量を増やされたネズミは死んでいましたね。ハウスに何か副作用が起きるのでしょうか。(爆)ハウスがいないと右往左往するチームが情けないですね。ここまで何年もハウスの下で働いても、ハウスに代わる人材にはなれないのか。その代わり、番頭役のフォアマンがウィルソンやカディを訪ねて何とかしてくれと気を回すのが良かった。(笑)師弟愛という意味では、やはりハウス/フォアマンでしょう。No.13は人柄が変わってしまいましたね。爆弾ばかり作っているからカルマが巡って病気になったという発言も、先週と同じでかなりひねくれて感じられます。でも、患者は二股交際が平気な奔放な人で恨まれたとすると、あながち間違いという訳でもなかったわけだ。実現するかどうか判りませんが、ハウスが杖を捨てる日が来るとしたら、「Dr.ハウス」のフィナーレとしてふさわしいのかなと思いました。ところで、途中のCMでヒュー・ローリーとスティーブン・フライの「天才執事ジーヴス」のDVDが広告されていました。これ、みたいよー。(笑)【送料無料】DVD>天才執事ジーヴス(1)価格:2,310円(税込、送料込)