Dr. HOUSE(HOUSE, M.D.) 2 #35 Skin Deep (5)
オープニングがどこかで見たようなファッションショーなので思わずCSIシリーズかとつっこみたくなりました。(笑) 15歳のスーパーモデルがヘロイン中毒で倒れ、そのステージパパが何か関係してるだろうと想像しましたが、「ママ」じゃなくて「パパ」だというところがミソでしたね。それにしても酷い父親だった~ そしてこのドラマ、いつも病気の名前を聞く度にそういうこともあるのかと思う程度ですが、今回は半陰陽という禁じ手を使ったのでさすがにびっくりさせられました。 字幕の説明だけだと判りにくいですが、人間には男性ホルモンと女性ホルモンと両方あって、始めは「女性」なのですが発生の途中でDNAによって決められた方の外性器に形作られるのですね。そのアンバランスが15万人に1人の割合で起こるということなら、世間で稀ではない事でなのでしょうね、今回の親子はこれで生き方を変えるのでしょうか。ちょっと考えさせられました。 身体に異常をもたらしたのは胎内に残った睾丸に腫瘍ができていたためで、手術で取り去ることはできてもアレックスが立ち直れるのか気になります。でもそれはこのドラマの範囲外? それにしても「商品」に手を着けるなんてどこまでもひどい父親でした。理解不能。 ハウスから父親がアレックスを虐待している事を聞いてキャメロンは義務として通報しましたが、結果的に「父親はこれで寝ることはなくなるな」というハウスの発言は非常にブラックでしたね。 一方、ハウスの脚の痛みは酷くなっている。その痛みのせいでイライラはつのる。キッズもハウスのいらだちに判断が曇らされていると指摘する。 あまり痛さにカディにモルヒネを打ってくれというハウス。初めて我々に見せる傷痕の酷さ。神経も再生していないらしい。さぞ痛いだろう、辛いだろう。(涙) そして本人は認めないが結局ウィルソンの言うように、痛みはステイシーを失った心の痛みから来ていたのですね。心が身体に影響するのも医療ドラマらしい。 うー、なんてかわいそう。こういうやさぐれた姿を見るとやはりきゅん!としてしまいます。 ピアノを弾くグレッグも良いわ~孤独が似合う男です。 でも、ウィルソンとMRIでじゃれ合う姿も悪ガキぽくてハウスらしいですけど。 クリニックの女性ホルモンが過多になった男性、その後どうなったのでしょうね。 コメントこんにちは yasishi さん 半陰陽という言葉とどんな状態なのかはだいたい知ってましたが、人間は始めは女性ということ知りませんでした。 というか考えてもみませんでした。 人間は女性として生まれて、優れた少数の人だけが男性に変身するという、不快になった小説を思い出してしまいました。 でも人間の成り立ち方を考えると、ゼロからの設定ではなかったのだなあ、と変な気分です(笑)。 書いてしまってからなんですが、コメントOKになったのですね。 (September 21, 2007 02:10:13 PM) yasishiさんへ josetangel さん コメントありがとうございます。いろいろと要領が悪いので手が回らない恐れがあり、こちらでのコメントを遠慮させてもらっていましたが、変更しました。どうぞよろしくお願いします。 > ゼロからの設定ではなかったのだなあ、と変な気分です 不思議な話ですよね。生命の神秘を感じます。そう言う部分では人間も「生物」ということでしょうね。 結局、性別とは何なのか考えさせられますね。どちらが偉いとか価値があるという問題とは関係ないと思うのですが。 今回あえてファッションモデルという女性の外見を売る職業を取り上げたのも意味深ですね。 (September 21, 2007 06:22:13 PM)