赤ひげを 作るもなくすも 我々ぞ!
情けない!東大医学部といえば医学部の最高峰である。一学年たったの100人しかおらんのだ。そのうちの25人が、外資のマッキンゼーに就活に行ったのだと!以前、代々医者の家の奥さんが息子も絶対医者に!と言うので、何で医者じゃないとダメなの?と聞くと、医者じゃなくてもいいけど、だったら、医者より収入地位名誉が高い職業教えて!そっちが楽ならそっちに行かせる~と言われ、大層鼻白んだことがある。これを地で行こうとしているのが、我が日本で最高の偏差値を持つ彼らなわけだ。ちょっと前には、大学入試に異変があり、東大に行ける子が東大志望から、医学部志望に変わって来てたけどね。兎に角、これでハッキリしたことは、東大医学部進学者のかなりの割合が、医者になりたいのではなく、医者だから得られる社会的メリットを求め、医学部に進学した、ということだ。勿論、よい生活をしたい!と思うのことは、悪い訳ではない。それがあるから、努力もすれば我慢もする。しか~し!彼らは曲がりなりにも国立医学部で学んだのだ。国立大学は授業料がどんどん上がって、今や文系はさほど私立と差がない。しか~し!理系は半額、医学部となるとエライ違いなんですけど。(一部の超難関私立医大は多少安いが、それでも普通の家庭では私立医大は無理)私立との差は10分の一位位でないの?貴重な税金を使って学ばせてもらっといて、医者にならず、お金儲けの匂いのする方にさっさと走るんかい?勿論、大学病院の閉鎖性、公立病院の疲弊、勤務医と開業医の勤務環境、収入差、等々、医療現場には問題が山積みだ。医者が足りない足りないというけれど、都会に開業医さんは沢山いるよ。開業医は勤務医ほど忙しくなく、逆に収入は多い。又、開業医と勤務医の労働環境と収入格差は甚だしい。開業医と勤務医の収入差は下手すると10倍位は当たり前。このあたりは勤務医の待遇改善を早くやらなきゃいけないね。開業医に甘い税制を変える、それがイヤなら、公立病院や救急病院にヘルプに行けばいくほど、税率を甘くしてあげる、とかいかが?国立医学部卒業後は自治医大同様、地方の過疎地に何年か奉職すべしと法制化すればよいのである。授業料も自治医大同様、タダにすればよい。こうすれば、田舎の病院に行きたくない高偏差値エリートは国立医学部に行かなくならないかな?そうなると若干偏差値が下がり、医者に成りたい志を持つ子は入りやすくなる。多少、偏差値が下がったとしても、エリートだから良い医者になるわけじゃない。きちんと勉強してくれればよいし、親身に看てくれる仁術が使える医者ならかえって結構じゃないか。授業料無料も、決して無理じゃないと思う。当面、税金が沢山かかったとしても、そのうち医者が増え、僻地にも必ず行くのだ。地域に密着して未然に病気を防げば、結果的に医療費や介護費は減るのだよ。病気になってからの医療より、予防医療。運動や健康管理をしっかりして、お年寄りに元気になってもらい、病院に妊婦さんや子供を見る余裕を作ろう!!二兆円ばらまきをやめろ~!!そのお金があったら、国立医学部授業料を無料にしろ~!(ただし、医師になったのち、10年程度は国の指示通りの地域医療に従事する!)