大阪お大尽?旅行
今回の京都・大阪の旅は親孝行旅行。 見た目も性格もやんちゃと正反対の優しい弟が、 大病を患った父を励まして、手術後やっと 旅に出る気にさせたのである。 この父は、大層わがままで強烈キャラ。 それが大病を患ったため、益々勝手気まま。 そのため、泊まるホテルをとった以外は、 父の体調と気分次第ということで、 その時まで何も決まっていない。 (とりあえず、やんちゃは京都で別件をすませ、 弟は大阪の下準備をしておいたのではあるが、 それは全く役に立たなかったのである,,,) 初日、弟のいる大阪で父と母を迎える。 母はやんちゃの母なので、 相変わらず能天気ラテン系、 「わ~、やんちゃ、久しぶり~!」と やんちゃに抱きつく、お気楽である。 父のために(スポーツマンだったのに、 長期入院のため足が弱ってしまったの) 歩かずにすぐタクシーに乗る段取りをしたのに、 「新幹線でずっと座ってたのに又座るんか?」 などと最初から勝手なことをほざく父、 これからが思いやられる・・・ ほどなく、ランチ予定の店に着く。 大阪北浜の「光林坊北浜」はおすすめである。 全室個室で、床の間付きの和室。 掘りごたつで足の悪い人も大丈夫。 食事は普通の日本料理だが、 懐石風にゆったり運んできてくれて、 大変落ち着いて過ごせる。 文句いいの父もここは居心地よかったらしく、 それなりに食がすすんだらしい、ホッ。 この日のメインは弟の家にいくことなので、 午後はちょっとだけ道頓堀を歩くことにする。 北浜から道頓堀もタクシー。 御堂筋は銀杏並木が色づいて美しい。 (写真はとりわすれ、残念) 道頓堀でおなじみのグリコ君やカニを見る。 どこへ行きたいか聞くと、 「夫婦善哉のとこはどこだね?歌にあるだろ?」 って、法善寺横丁か? どうってとこではないが、父が言ったというので、 ぞろぞろみんなで法善寺横丁に行く。 水掛不動尊に水をかけるのに手を空けたくて、 荷物を脇に置こうとすると弟夫婦両方から 「ちょっと、ちょっとちょっと!」とNG連発。 「ここは大阪ですから!」って、 大阪の人には悪いけれど引ったくり日本一は ダテじゃないんですな? このあと、吉本あたりをぶらぶらして、 これで大阪観光は終わりである。 その後、ホテルまでタクシーで荷物を預ける。 一段落したところで、又タクシーで弟の家に。 移動は、一日中タクシーに乗ってである。 こんな旅行は初めて。 (それも公共交通機関のない田舎じゃないぞ) 足の悪い年寄りと一緒だとまるで お大尽旅行である、ラクチンだ~!