Sankei Express へのアドバイス
産経新聞社が11月1日に Sankei Express という若い世代向けのタブロイド紙を出す。新聞購読料に3,000円払いかねる学生さんでもとってもらえるようにという発想で、東京・埼玉・千葉・神奈川および京都市に配達区域を限定した。月の購読料1,680円。『日本の本領』1冊と同じ値段です。きのう産経新聞の記者さんと会ったとき、これの話が出て、「わたしもとりますよ」と言ったら、「産経新聞本紙と併読するというのは想定してないんですよ。けっこう内容が重なってます」と、おっしゃる。http://reader.sankei.co.jp/express/kanto.htmlわたしが申し上げたのは--海外出張して新聞を読むと、国際面のニュース写真がけっこう楽しめる。日本の新聞はページ数が少なすぎて、海外通信社が送ってくる膨大な写真がほとんど使われぬまま捨てられる。Sankei Express では、海外写真を多用して、「新聞の国際面」のイメージを変えてはどうか。編集は、日経の土曜の別刷りを参考にするといい。うちの娘たちがいちばんよく読む新聞は、日経の土曜別刷りだ。あの1面の「ランキング・コーナー」は、受ける。レイアウトは、雑誌感覚で。雑誌レイアウトのプロに参加してもらったらどうか。できたら、泉 幸男のコラムも作って!と言っておきました。