『アンダー・ザ・ドーム』 『新満洲國讀本』
すみません。週末、土曜日はシェル美術賞展2011 (~11月27日) と Plus The Art Fair (~11月20日) を見にいき、日曜日は 『アンダー・ザ・ドーム』 をずっと読んでいて、ブログの更新をまったくしてません。Under the Dome Stephen King 著、白石 朗 訳 (文藝春秋、平成23年刊)下巻、あと1章を残すのみとなっております。上・下巻あわせて2段組で1,300ページを超える長篇で、かならず映画化されるでしょう。というか、それを意識して書いた小説であることがわかります。これだけの長篇で、たるみがないし、同時進行のできごとを次々繰り出してくるので、先を読まずにはいられない。映画監督によって、どの場面を入れるかがぜんぜん変るはず。映画の競作があってもいいな。ところで神保町の中国書籍専門店で、実業之日本社 編、陸軍中将 荒木貞夫 監修の 『新満洲國讀本』 (昭和7年刊) を5,000円で手に入れました。北海道帝国大学の蔵書印が押してある。おそらく “焚書” の対象になったのが、間一髪 廃棄を免れ、神田の古本屋街に流れたのでしょう。当時の制度や表向きの状況、各国の主張がお手軽にわかる便利そうな本です。