美意識とか自尊感情とか
amigoの石山です、こんにちは。最近頭の中によく浮かんでくることばは美意識とか、自尊感情とか、自己肯定感とかそういう言葉です。他者と比べて美しいとか優れてるとかはどうでもよくて、、、。自分自身や家庭、暮らす町、ひいては国(要はミクロからマクロまで!)に自分がどんな気持ちを持っているかって実は「肝」かも、と思うのです。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・先日伺った「全国子育てひろば実践交流セミナー@金沢」でもずっとそんなことを考えておりました。マツダさんも書いているように膝を打ちたくなるような面白い講演があったことはもちろんですが、分科会の会場やその移動中に目にする風景、何気なく会話する地元の人の言葉のなかに「美意識」や「おもてなしの気持ち」を感じることが多かったです。この街には自分の街の美しさ、連綿とつづく色んな“美しさ”を大切に思っている人が多いんだろうな~と思いました。愛する街だからこそ、客人をあたたかく受け入れる度量。美しいっていうのは、もちろん表面的なものだけじゃなくて様式的な美しさみたいなものだったり心意気だったり・・・。何百人もの参加者、何十人ものスタッフが関わるセミナーを仕切る実行委員長の橘さんの佇まいだったり、腹からでる声や言葉も私の深いところに響くものがありました。2日間の取りでもあった子どもたちによる和太鼓の演奏はほんとうに圧倒的だった。思わず涙がでてくる世田谷チームであった。(少なくともノゾミさんと私は泣いた!)全身で演奏する子どもたち、いくつもの太鼓の音の重なり合い。世界って実はシンプルなものなんだよね。言葉がなくたって、年齢が若くたって、カラダとリズムと音があれば、人の心は震える。それを表現できる「人間」ってすばらしい。日本文化は美しいんだよ、ね、と思うのです。肯定感に支えられる動きや言葉は達成度とか完成度とかにかかわらずエネルギーやメッセージがある、心に響くものになる。入り口はなんだっていい。酒造りからも太鼓からも子育てからも子育て支援からも本を読むことなんかからも・・・人は世界を知り、自分自身を好きになったり、自信がもてるようになるといいなと思う。児童精神科医の佐々木正美先生の話にもあったけど母校に誇りが持つかどうかは「卒業後の働き方」にも関係するのだそうだ。自分の親に対する気持ちは「自分」への気持ちに繋がるそうだ。ルールを守り、他者を思いながら生きる力、人を犯罪から思いとどまらせるのは「自尊心」だそうです。拠ってたつところへの気持ちが自分自身への気持ちに繋がる。自分には、自分が住む国には「誇るべきものがない」と思う若者のその根っこはどこにあるのでしょう。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・比べたり、競ったりするんじゃなくて自分のいいところも不安も痛みとかもひっくるめて「まぁそういうことで」と自分で風呂敷に包めれば、少しは元気みたいなものが湧いてくるでしょうかね・・・。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・想いだけじゃ生きていけないから、さてさて、頭を使い、手を動かし、足を動かさねば。あー、一日があっという間に終わってしまう・・・泣もう一つ金沢で美しいなと思ったものがあります。子育てコンビニ小林さんのアイシャドウ。すごく惹かれました。