公共施設って何よ?
今井です。杉山さんの日記に粋なコメントをさりげなく残しつつ、たまっている仕事を横目で見ながら、えぇいと、日記を書いてしまいます。今度、このブログにも登場していた、(ん?過去形?)木村さん、山田さんと保育の研究会を立ち上げることにしました。いろんな角度から保育の専門性について考えたいと思います。で、4月に勉強会を開催します。テーマは「公共施設<みんなの場所・子どもが育つ場所>としての保育所」それではご案内を。・・・・・・・「2005年、夏。埼玉県下の保育所で、園児が園舎内で熱射病により死亡するという事故が起りました。今回の勉強会は、同じ地域の公立保育所の保護者でもある西川正さんにお越しいただき、事故のその後の経過なども触れていただきながら、保育所をはじめとした“公共”施設のあり方について考えてみたいと思います。たとえば、事故が起こった直後だから夏のプールは全面中止にした方が良いのか。また、あらゆるリスク回避のために、ケンカや怪我をいっさいさせないようにした方がいいのか…。現在、保育所の運営民間委託、あるいは企業の保育所運営の広がりによって、ますます「サービスとしての託児」が広まっているようです。けれど、そもそも託児と保育は、同じもの? あるいは違うもの…?西川さんは「私のだいじな場所」の中で語っています。「【託児】と【保育】の間では常に議論が分かれる。しかし、その“揺れ”を保育者と保護者がどれほど共有しているかが、子どもたちの生活環境、つまり保育の質を決めていく。“揺れ”こそ、よい保育所の証明だと思う」今回も、汐見稔幸先生にコメンテイターをお願いしました。【公共施設<みんなの場所・子どもが育つ場所としての保育所】について、一緒に議論をしたいと思っています。新年度のお忙しい時期かと思いますが、ぜひふるってご参加ください」 <保育者の専門性研究会世話人>今井豊彦木村明子山田麗子日時 4月25日(火) 18時30分~21時00分会場 子どもの文化研究所ホール 東京都豊島区目白3-2-8 JR山手線目白駅下車徒歩5分定員 30名(先着順)話題提供者 西川 正さん(NPO法人市民活動情報センター・ハンズオン埼玉代表理事)コメンテイター 汐見 稔幸先生(東京大学大学院教授)参加費 2,000円(講師料・資料代として)★参加費には参考資料代としてハンズオン埼玉でまとめられた、「私のだいじな場所」(1,000円)の代金が含まれています。すでに本をお持ちの方の参加費は1,000円になりますので、本をご持参ください。参加費は当日受付にて承ります。・・・・・・・「私のだいじな場所」は、以前このブログで紹介させていただきました。西川さんのお話し、汐見先生のコメント、自分も今からとっても楽しみです。参加ご希望の方は、メールで。hikotoyo101@yahoo.co.jpまで。お申し込みの際には、「私のだいじな場所」を持っている、いないを、お知らせください。ホームスタート報告会もよろしくね!で、次はいつ登場しようかな?