格差
14日に杉山さんが、格差社会について書いている。もっともだなと思いながらちょっとした芸能ネタで考えてみた。元モー○娘の解雇された、メンバー、一言でいうとお涙頂戴のことなんだが、興味深い。彼女は事務所を解雇されて、年上の男性と外国にいる。彼女の母親は19歳の時に、彼女を出産(なんと17歳で結婚して今38歳)母親はその後離婚⇒再婚⇒子供3人を出産再婚なので、彼女には父親が違う兄弟が3人いるということになる。おまけにすぐ下の弟は障害があるという。そして母親は2度目の離婚。家族の家計は、彼女一人の方にかかっていたらしい。自分を顧みれば、子供はたった3人、それも夫と2人で養っているわけでまったく甘ったれた状況。我が家の長女は18歳になろうとしているが、毎日家の中で受験勉強の名の元に堕落した生活三昧。とても彼女の足元にも及ばない。芸能ネタなので、話がかなり誇張されたとしても、12歳から芸能界に入って、母親を支え、家計を支え彼女の重責はいくばかりかと思う。彼女の例は特別かもしれないが、ちょっと周りを見渡すと私の周りには若くして結婚し,結婚生活に失敗し、子供を抱えて、必死に生きていいる人たちがたくさんいる。そういう人たちに支援の手はとどいているのだろうか?彼女達の大部分は、子育てをしながら、日々の生計をたてるだけだ。将来への職業展望など持てる状況ではない。こういうことを格差と呼んでしまえば一言だが、本当にそれでいいんだろうか?今日私はボランティアで、とあるセンターで法律相談を受けている。いつもながら離婚に関する相談が多い。養育費問題、生活費のための借金など、切実な相談ばかりだ。けれど、法律の範囲で解決できる事案はあまりにも少ない。