2012年読んだ本まとめ【読書メーター】 下半期
2012年の読書メーター読んだ本の数:61冊読んだページ数:20629ページナイス:181ナイス感想・レビュー:28件月間平均冊数:5.1冊月間平均ページ:1719ページ■いっちばん (新潮文庫)いつも心に沁みますが…。「天狗の使い魔」一人ではないということは、こんなに凄いことかと思う。『ああ、仁吉と佐助がいる……もう大丈夫』こんな仲間にいつか巡り合いたいと思います。しっかし黄唐、かわいいです。カバーで更に!「餡子は甘いか」八助の器用さの裏返しが悲しい。自分にもそんなところあるから身につまされるなぁ。栄吉の涙→よくわかる。栄吉のお菓子作りが好きという気持ち、一生懸命さ見習いたいです。寅三郎の『お客さんからみれば修行にかかった時間など関係ない』その通り!不惑を超えたボクはまだまだその境地には達しない読了日:10月19日 著者:畠中 恵http://book.akahoshitakuya.com/cmt/23048009■さぶ (新潮文庫)栄二の物語なのね。でも栄二の考えが変わっていくさまはすごく良かった。みんなが支えているという言葉には開眼させられました読了日:10月8日 著者:山本 周五郎http://book.akahoshitakuya.com/cmt/22771202■ひとがた流し (新潮文庫)読了日:10月6日 著者:北村 薫http://book.akahoshitakuya.com/b/4101373310■静かな黄昏の国 (角川文庫)読了日:10月3日 著者:篠田 節子http://book.akahoshitakuya.com/b/4041959055■赤い月、廃駅の上に (角川文庫)予備知識なしで読みました。てっきりミステリだとばっかり思っていたのが、ホラー小説集だったのですね。読解力不足なのかどの話もちょっと消化不足気味。 どれも面白かったが、 「最果ての鉄橋」と表題作「赤い月、廃駅の上に」「テツの百物語」が面白かった。 「最果ての鉄橋」は解説にもありましたがまるで落語の「地獄八景亡者戯」を彷彿とさせられました。 「海原にて」はてっきりあの地震を受けて書いたのかと思ったけど、それより前の作品だったのには脱帽です読了日:10月3日 著者:有栖川 有栖http://book.akahoshitakuya.com/cmt/22642289■モノレールねこ (文春文庫)『ポトスの樹』と『バルタン最期の日』『セイムタイム・ネクストイヤー』が良かった。『バルタン・・・・』は泣けてしまったよ。でも、単発の短編集なので加納さんの連作で見せる持ち味が見られなかったのが残念読了日:10月1日 著者:加納 朋子http://book.akahoshitakuya.com/cmt/22587913■新世界より(下) (講談社文庫)読了日:9月29日 著者:貴志 祐介http://book.akahoshitakuya.com/b/4062768550■新世界より(中) (講談社文庫)読了日:9月28日 著者:貴志 祐介http://book.akahoshitakuya.com/b/4062768542■新世界より(上) (講談社文庫)読了日:9月27日 著者:貴志 祐介http://book.akahoshitakuya.com/b/4062768534■警官の血〈下〉 (新潮文庫)清二の章はプロローグにすぎなかった感じ。上巻で民雄の家庭はどうなっちゃうんだろうという疑問も和也の章に入ってかなり疑問は解消。一番シンパシィを感じたのは民雄なので和也との関係も含めいい駐在さんになっていたのにはほっとした。でも英雄のような最期は和也の章で悲惨なものに変わってしまったのが悲しい。恩田の一件は警官としてはいけないことなのだろうが、読者としては好感を持てた。ただ、和也の強引なやり方は共感できそうにもない。加賀谷が第一印象よりやり方はともかくきちんとした警官だったのにほっとする。謎は解決されている読了日:9月26日 著者:佐々木 譲http://book.akahoshitakuya.com/cmt/22457243■警官の血〈上〉 (新潮文庫)「道警」や「川久保」の警察小説シリーズとはずいぶん趣が違いますね。警察小説というよりは警官の大河かな 民雄の章、スリリング過ぎてのめり込んでしまった。二十歳前後であんな活動ができるなんて自分の青年時代を考えるとちょっとすごいという気もするけれど・・・・・・最後で清二の章からやっと繋がってきましたね。民雄の神経症はなおるのか?和也にどう繋がって行くのか?下巻が楽しみです。読了日:9月24日 著者:佐々木 譲http://book.akahoshitakuya.com/cmt/22410305■コンタクト・ゾーン〈下〉 (文春文庫)結局は上巻含め一気読みだけど、固有名詞がきちんと覚えられず読解には苦労しました。これから読むなら相関図作ることをお勧めします。アリフィンの行く末は意外だったなぁ。彼が一番の成功者かも????読了日:9月23日 著者:篠田 節子http://book.akahoshitakuya.com/cmt/22371852■コンタクト・ゾーン〈上〉 (文春文庫)軽すぎる金満日本の三十女三人組かと思えば意外にもそれぞれは悩みとか抱えてるし。工藤のような考えは理想なんだけれど、最期は本性が見えちゃったし。唯一無二の正しさなんてないことは理解していてもそうもいかないんだなぁ読了日:9月22日 著者:篠田 節子http://book.akahoshitakuya.com/cmt/22342870■操縦不能 (新潮文庫)面白かった! 「もう一緒に飛んでるよ」という江波の言葉にはグッときました。 望美のシミュレーターを必死に操作する姿がと、パイロットをあきらめたエピソード、それでもシミュレーターを操作しながら「やっぱりパイロットにならないでよかったんだ」という心情に達したところではちょっと涙・・・ でも、思ってたより緊迫感には欠けたかな? この著者の本、続けて読んでみたくなりました読了日:9月20日 著者:内田 幹樹http://book.akahoshitakuya.com/cmt/22295524■孤宿の人〈下〉 (新潮文庫)泣けてきた。ラスト近くでは(宮部作品ということもあり)ハッピーエンドを予感させられたけど、そんなに甘くはなかった・・・・でもほうは幸せになれそうなのがほっとした。加賀様が存外お優しい方なのがうれしかった。一番思い入れがあったのは渡部一馬です。児玉清さんの解説が秀逸読了日:9月18日 著者:宮部 みゆきhttp://book.akahoshitakuya.com/cmt/22256660■孤宿の人〈上〉 (新潮文庫)読了日:9月18日 著者:宮部 みゆきhttp://book.akahoshitakuya.com/b/4101369313■あかね空 (文春文庫)泣けた!第一部では筆のうまさにのめり込みつつも、まぁ家族の物語ねと斜に構えていたのですが、第二部で子供たちの視点が入ってくるところで脱帽。栄太郎は母親に、悟郎は父親にそれぞれわだかまりみたいなものがあったんですね。おふみさん、憎まれ役になっていたけれど、考えれば冒頭部分ではあんなに気のいい娘さんだったわけだし。でも、やっぱり悟郎と永吉に肩入れしちまうなぁ。新兵衛長屋の人たちの葬儀の様子に心打たれました。読了日:9月16日 著者:山本 一力http://book.akahoshitakuya.com/cmt/22194535■秋の花火 (文春文庫)読了日:9月15日 著者:篠田 節子http://book.akahoshitakuya.com/b/4167605090■無理 下 (文春文庫)読了日:9月13日 著者:奥田 英朗http://book.akahoshitakuya.com/b/4167711060■無理 上 (文春文庫)読了日:9月13日 著者:奥田 英朗http://book.akahoshitakuya.com/b/4167711052■無理 上 (文春文庫)読了日:9月12日 著者:奥田 英朗http://book.akahoshitakuya.com/b/4167711052■鉄子の旅 5 カラー特別版 四国&九州編 (IKKI COMIX スペシャル)読了日:9月9日 著者:菊池 直恵,横見 浩彦http://book.akahoshitakuya.com/b/4091883966■ちんぷんかん (新潮文庫)シリーズのお約束になっちゃってるけれど、やはり最終話「はるがいくよ」がサイコー。種の違いによる命の長さについて考えられちゃいました。兄やたちはやっぱり若旦那が大好きなんですね。 松之助兄さん、栄吉さんこの後も出てくれるかなぁ?若旦那の周りもだんだん変わってきますね。 松之助兄さんとのビードロ大事に持ってたんですね でも建て直したのになんで家の付喪神鳴家がいるのだ???可愛いからいいけれど読了日:9月8日 著者:畠中 恵http://book.akahoshitakuya.com/cmt/21971395■鉄子の旅 4 カラー特別版 西日本編 (IKKI COMIX スペシャル)読了日:9月6日 著者:菊池 直恵,横見 浩彦http://book.akahoshitakuya.com/b/4091883958■鉄子の旅 3 カラー特別版 東海編 (IKKI COMIX スペシャル)読了日:9月6日 著者:菊池 直恵,横見 浩彦http://book.akahoshitakuya.com/b/409188394X■鉄子の旅 2 カラー特別版 東日本編 (IKKI COMIX スペシャル)読了日:9月6日 著者:菊池 直恵,横見 浩彦http://book.akahoshitakuya.com/b/4091883931■鉄子の旅 1 カラー特別版 北海道編 (IKKI COMIX スペシャル)読了日:9月6日 著者:菊池 直恵,横見 浩彦http://book.akahoshitakuya.com/b/4091883923■月館の殺人 (下) 担当編集者「鉄子・・・」とおんなじカミムラさんだった・・・・・・テツじゃないのにかわいそう読了日:9月4日 著者:綾辻 行人http://book.akahoshitakuya.com/cmt/21855542■月館の殺人 上 IKKI COMICS読了日:9月4日 著者:綾辻 行人http://book.akahoshitakuya.com/b/4091885810■鉄子の旅 プラス (IKKI COMIX)とうとう読み終わってしまった・・・・・ キクチさん、ずいぶん成長しましたねぇ ご本人の文章を読むと横見さんって結構ふつーかもとか思ってしまいましたが これはもう応援BoxとDVDも買うしかない!読了日:9月1日 著者:菊池 直恵,横見 浩彦http://book.akahoshitakuya.com/cmt/21768297■鉄子の旅 6 (IKKI COMIX)読了日:8月31日 著者:菊池 直恵,横見 浩彦http://book.akahoshitakuya.com/b/4091883540■鉄子の旅 (5) (IKKI COMIX)読了日:8月30日 著者:菊池 直恵,横見 浩彦http://book.akahoshitakuya.com/b/4091883141■鉄子の旅 (1) (IKKI COMIX)酒井順子さんの「女流阿房列車」内相互乗り入れ企画で垣間見た「鉄子」本編もすごい!でも横見さんと一緒にいたら疲れるだろうなぁ読了日:8月30日 著者:菊池 直恵,横見 浩彦http://book.akahoshitakuya.com/cmt/21714901■鉄子の旅 (4) (IKKI COMIX)読了日:8月29日 著者:菊池 直恵,横見 浩彦http://book.akahoshitakuya.com/b/4091885446■鉄子の旅 (2) (IKKI COMIX)読了日:8月29日 著者:菊池 直恵,横見 浩彦http://book.akahoshitakuya.com/b/409188542X■鉄子の旅 (3) (IKKI COMIX)読了日:8月29日 著者:菊池 直恵,横見 浩彦http://book.akahoshitakuya.com/b/4091885438■同期 (講談社文庫)読了日:8月15日 著者:今野 敏http://book.akahoshitakuya.com/b/406277173X■うそうそ (新潮文庫 は 37-5)読了日:8月8日 著者:畠中 恵http://book.akahoshitakuya.com/b/4101461252■楽園 下 (文春文庫)読了日:7月19日 著者:宮部 みゆきhttp://book.akahoshitakuya.com/b/4167549085■楽園 上 (文春文庫)読了日:7月18日 著者:宮部 みゆきhttp://book.akahoshitakuya.com/b/4167549077■暴雪圏 (新潮文庫)ボクの感じとしては、前作「制服捜査」よりも面白く読めました。川久保さんの物語ではなく、吹雪に閉じ込められた街のクロスストーリーという構成が好感。前作みたいに川久保さんは活躍しません。佐々木さん、文章がうまくなった気がします(爆)違和感なく読みすすめられました。川久保さんが、町に慣れてきたのがよかったクライマックスの川久保駐在さん、カッコ良かったです(^^)d道警シリーズも面白いけれど、志茂別保安官シリーズも今後に期待。でも、一つの部署に長く居れない設定だから、あまり多くは続かないですかね札幌に帰った暁には読了日:7月17日 著者:佐々木 譲http://book.akahoshitakuya.com/cmt/20662855■バベル島 (光文社文庫)読了日:7月17日 著者:若竹 七海http://book.akahoshitakuya.com/b/4334743625■おまけのこ (新潮文庫)読了日:7月6日 著者:畠中 恵http://book.akahoshitakuya.com/b/4101461244▼2012年に読んだ本まとめhttp://bit.ly/urC42M