J.S.バッハ
おはようございます^^新しい年度が始まり、私もいよいよ3年生!!受験という壁を乗り越えながらも音楽を極めて行きたいです。さて、新年度1発目の記事は…バッハについてです。私は古典派以降の音楽ばかり演奏したり聴いたりしていたため、バッハの曲をほとんど知りませんでした。しかし録画したものを整理していたら坂本龍一さんの番組があって…。バッハのことを話していたので気になって調べてみました。一般に私たちが呼ぶ「バッハ」は「ヨハン・セバスチャン・バッハ」のことです。バッハは音楽家の家系に生まれたため、混乱を避けるために「J.S.バッハ」と呼ばれます。西洋音楽史上での存在の大きさから「音楽の父」という呼び名もあるのです。この「存在の大きさ」の理由に私は興味を持ちました。どのようにバッハは後世に影響を与えたのでしょうか?そもそもバッハは教会のオルガニストでした。その才能が認められて宮廷楽長となり、数々の名曲を作曲したのです。では、後世へ影響を与える技法の数々を曲を通じて見ていきましょう。゚*。,。*゚*。,。*゚*。,。*゚*。,。*゚*。,。*゚*。,。*゚*。,。*゚゚*。,。*゚*。,。*゚*。,。*゚*。,。*゚*〈室内楽曲〉ヴァイオリンとチェンバロのためのソナタ第1番 ロ短調bmollの切ない旋律が響きわたるこの曲…どのようにしてつくられたのでしょうか。それまで、チェンバロは伴奏専用として扱われてきました。しかしバッハは右手パートを作曲し、旋律楽器と同じくらい、もしくはそれを上回る重要性を与えたのです。こうして古典派の二重奏ソナタへの道は開かれたのです。ちなみに、バッハの場合のソナタというのは、「バロック・ソナタ」という古典派以後より簡潔な形をしたソナタのことを指します。大部分が緩・急・緩・急の4楽章からなる教会ソナタのスタイルをとるというのが特徴です。〈器楽曲〉・オルガン曲バッハは有名なオルガニストだったという話は先ほどしましたが、そのためかバッハのオルガン曲は、歴史上とても大きな重要性を持っています。そのオルガン曲の中でも最も有名なのは…。小フーガト短調やっぱりこれですよね。4つの声部からなっているフーガ形式の曲です。同じ行動をとる2声のそれぞれに8つの音符が現れ、前半4音で一気に駆け上がったあと、後半4音で一息に駆け下りるという手法が使われています。・平均律クラヴィーア集すべての長・短調が用いられた前奏曲とフーガからなる、鍵盤楽器のための作品集です。1巻と2巻があり、それぞれ24曲構成となっています。その中から1つ抜き出してみました。第2巻 5番 イ短調 前奏曲まるでトランペットのファンファーレのような出だしですね。よく聴いていただけると、古典派ソナタのような提示部、展開部、再現部が聴き取れることだと思います。古典派ソナタの元となっていると言えるのではないでしょうか?〈声楽曲〉バッハは人生の大部分を教会音楽家として過ごしたため、宗教的声楽曲も重要です。具体的な技法が今に受け継がれているというよりも、その音楽の壮大さ、精緻さ、大胆さ、精神性などが見習われているといえるでしょう。その中でもマタイ受難曲は、古今の宗教音楽の最高峰のひとつとされています。1727年にライプツィヒにて初演され、後世、メンデルスゾーンによって取り上げられました。これがバッハを一般に再認識させるきっかけとなったのです。゚*。,。*゚*。,。*゚*。,。*゚*。,。*゚*。,。*゚*。,。*゚*。,。*゚゚*。,。*゚*。,。*゚*。,。*゚*。,。*゚*ソナタ形式やフーガなどは古典派の時代になっても受け継がれています。バッハが作曲した数々の名作、生み出した技法…。バッハがこれらを生み出せた理由は小さいころの努力なのではないでしょうか。9歳のときに母を、10歳のときに父を亡くしたバッハは、オールドルフの兄ヨハン・クリストフの家に引き取られて勉学に励んだのです。こんなにも多くのものを生み出すということは、よほどの努力をしなければできないことでしょう。小さいころから努力し続けてきたバッハにとっては大きな努力ではなかったかもしれませんが…。私もバッハを見習って努力を続けていきたいものです♪では今日はこの辺で。読んでくださってありがとうございました^^