新年会(ムサカの作り方)
隣の町の友人に誘われ新年会。はやっている風邪に負けないで出席できたのは夫婦3組。それも、だんなさんアメリカ人、奥さん日本人という組み合わせ+子ども達でした。英語と日本語どっちも大丈夫な人たち(私は英語はだめなのだが)だったので、とっても気楽な会でした。持ち寄りだったので、何を持っていこうか思案したのですが、ムサカにしました。ギリシア料理なんだそうです。特別な料理かと思えばそうでもなく、ようは焼いたナスの輪切りではさんだミートソースをキャセロールで焼くというもの。味を濃くすればアメリカ人の口にも合うし、子どもも大丈夫そう。和食は誰か他の人が作って行くだろうと思って決定。午後からたまねぎと格闘。大量のみじん切りでミートソースを作り、チーズ・クリームを作り・・・、と、結構楽しかったです。簡単に作り方を・・・。4人分(分量は適当に日本式に直しましたが、結構変えても大丈夫です。私は倍の量で作りました)・ナス 米ナスだったら1個。日本ナスなら4,5本かな・牛ひき肉(なるべく脂身の少ないもの) 450グラム・たまねぎ 2個・にんにく(みじん切りかすりおろし) 3~5片分・オレガノ 大さじ1/2・シナモン(好みで)・塩、コショウ・トマトソース 1/2缶・バターかマーガリン 大さじ2~3・小麦粉 大さじ1~2・ハーフ&ハーフ(生クリームか牛乳でもOK)1/2カップから1カップ・溶き卵 1個分・カット・チーズ(レシピにはパルメジャンの指定。でも、なんでもいいと思う)1/2カップ1 ナスを輪切りにして油を引いた天板に並べ焼き色がつくまで焼く。レシピにはオリーブオイルなどぬってから焼くとありますが、日本人にはちょっと油がきついと思うので、そのまま焼いたほうがいいような。焼けたら、薄く油を引いた耐熱皿にしきつめる。2 たまねぎをひたすらみじん切り。にんにくをいため香りを出してからたまねぎを炒める。3 牛肉を加え炒める。余分な油を取る。4 オレガノを振り入れ、トマトソースを加える。味付けに塩、コショウ。本場ではシナモンを入れるのだそうです。私はいれないで作りました。好みもあるだろうと思って。5 耐熱皿のナスの上に流し込む。ミートソースの上にナスを並べる。6 チーズ・ソースを作る。バターかマーガリンを鍋に溶かして、小麦粉を振り入れ少し炒め、ハーフ&ハーフ(/生クリーム/牛乳)を少しずつ流し込み伸ばしていきホワイトソースに。(私は簡単にソースを作るために、たまねぎのごく薄いスライスをちょっと入れて炒めてから、そのたまねぎに小麦粉を絡めるようにしています。そうすると小麦粉がたまねぎに絡み付いてだまができません。のばすのは牛乳にしました。カロリーが気になる)7 ホワイトソースに溶き卵を少しずつ入れてのばす。8 カット・チーズを加えてなめらかなソースに。味付けは塩とコショウ。9 チーズ・ソースを耐熱皿の一番上に流し込み、グラタンの要領でオーブンで焼く。出来上がり。なんだか、書くまでもない簡単なレシピですが、とても好評でした。特にアメリカ人だんな様方。日本人の奥さんにもナスが受けました。こっちのナス巨大だから、ちょっと使うの躊躇しちゃてあんまりナス食べることないんですよね。子どもさんにも良かったと思います。さて、他にどんな料理が並んだかといえば・・・、黒豆、なます、数の子、肉団子、エビフライ、スモーク・サーモンのピラフ、ポーランド風キャベツロール、ロースト・ポーク、セロリのいため物、手作りクッキー、etc,etc...すごいごちそう!結構洋風だったね。でも一番泣けたのは、手作り豆腐とカス汁でした!ううっ、やっぱり日本人・・・。手作り豆腐は大豆からという気合の入ったもの。すごい!味が濃い! 即、作り方を聞きました。こっちでも豆腐は売ってるけど、パックに入ってて賞味期限がやたら長いという怪しい物ばかり。あまり買いたくないんです。カス汁も、なんと久しぶりな!という感動。どこで酒かすを手に入れたかと聞けば、やはり1時間半以上走ったところにある日系スーパーであった・・・。うーん。・・・と、こんな感じで、ご馳走とおしゃべりで更けていった夜でした。(^^)でも、お酒を飲めないのが残念なのだ。