ロシアの貴婦人
寝ても覚めてもサンジ。口を開けばサンジ。サンジ,サンジと、一日中うるさい!と言われている私でございます。そのサンジ、オスと思い込んでいたのが、メスだったと判明。サンジでいいのかという話もありますが、もはや、変えるわけにもいかず、サンジのままでございます。職場の猫好きに写真を見せると、「あれ?これ、うちの猫と同じ。これ、ロシアンブルーだよ」「え?なにそれ、おいしいの?」とは聞きませんでしたが、なにしろ、そういう種類があるそうで、・毛は全身グレーで短毛長毛のツーコート。ベルベットのようなさわり心地。・目は明るいグリーン。・口角は上がっていて笑っているように見える。ロシアン・スマイルと言われる。・肉球は小豆色。・無口。・時として乱暴。この条件がそろうと「ロシアンブルー」なのだとか。「あの迷い猫がそんなたいそうなネコなはずは…」「足の裏見てみて。普通の猫だったら、肉球は黒。小豆色だったらロシアン・ブルー。」じっと足を見る…じっと…これは…小豆色なのか…?サンジ!おまえは、もしや…ロシアの貴婦人?ただの捨て猫、それもオスだと思い込んでいて、正直スマンかった…!あなた様は、ロシアの寒さにも微笑みをもって耐えうるベルベットの被毛をもった貴婦人であらせられましたか!ははーっ!…と、ひれふすアテクシ。フンと鼻を鳴らすだんなくん。「ただの猫だよ」いえ、これはロシアの貴婦人。サンジニア・サンジェージェワ。雪の女王の魔の手から抜け出して、私に助けを求めてきたの…‥‥と、ふざけてつらつら書いていたら、大変なことが!サンジを入れた部屋が中からロックされてるとだんなくん!どうしよう!きっと私が、ヨンが入ってこないように中からポチっとロックボタンを押してしまったまま、外に出てドアを閉じてロックされちゃったんだ!あああああ…。貴婦人を監禁してしまった!