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この家のライフスタイル

朝起きるとたいていジェリーは仕事に行ってしまっているか、これから家を出るところといった感じです。なので朝早く起きて朝ごはんを作ってだんなさんを起こす、ということをしたことはありません。何を食べているの？　と聞いたところサンドイッチを２つ作って食べながら運転しているとのこと。シャワーを浴びて、ラフな格好で出かけていきます。シリアルは・・うちではあまり食べません。なんだかあれは子もが食べるもの、っていうイメージがありますね。オートミールは体にはいいらしいですが、個人的には苦手です。ジェリーもあまり好きではないと言っていました。自分はお昼前に起きてテレビを見たり、風呂に入ったり、メールチェックをしたりします。前の日の食器を洗浄器に入れて洗います。手で洗ったほうが時間的には早い気もしますが。洗濯は靴下がなくなってきたなと感じたらすることにしています。乾燥機が壊れているので、洗ったらソファーのパイプや浴槽のふちなどにかけておきます。アイオワは乾燥しているのでわりとすぐに乾きます。オークションで売買したり、バイヤーのようなこともしているので郵便局にはよく行きます。あまりにしょっちゅう郵便局へ行くのでたまに「日本はいまクリスマスなの？」と聞かれたり。きっとなんの仕事をしているのか疑問に思っているでしょうね。フフフ。最近までは４時過ぎには仕事に向かっていたのですが、その仕事もやめてしまったので「そろそろ夕飯作んなきゃなあ」とか考えだします。5時になったらシンプソンズを見ます。大体再放送なので音声だけを聞きながら夕飯を作ります。うちにはレストラン仕様のガス台があるので同時進行でいろいろ作れます。大家の奥さんが長いことレストランで働いていたのでその影響ですかね。ロバート・デニーロとは家族のような付き合いだそうですよ。このころまでロキはずっとどこかで寝ています。あまり交流はありません。えさもあげないので遊んだりして仲良くすごしたりとかはないです。ルームメイトみたいなドライなふたり。6時から7時の間にジェリーが帰ってきます。たいてい昼食を食べ忘れているので（血糖値が下がって体に悪いのに）帰ってくるまでに作り終わろうと思っていますがたまに予告なしに早く帰ってきたりします。特に決まったスケジュールがないようなのですよ。フレックス？ジェリーは糖尿（１型）なので主食のほかになるべく野菜だけの一品とかスープとかおなかにたまるものを作っておきます。いつも今日の炭水化物はなんにしようかなあと考えています。「今日は炭水化物は何にする？」ってうちでは普通の会話なんですが。ほかの家では一体なんと聞いているんでしょう？　「今日はポークチョップなんだけど、これと一緒に何を食べたい？」みたいな感じですかね？　それとも作る人が勝手に決めるんでしょうか。うちではテーブルについてご飯はあまり食べません。そういうのはお客さんが来たときだけです。なるべく一皿に全部盛れるようにして、ジェリーは一人がけのソファーに座って、自分はコタツの上で食べます。日本みたいに小さな皿に一品ずつ出したほうが確かに食べる量は減るのかもしれません。日本人が太らない理由ってそれなのかも。食べ終わったらそれぞれテレビを見たり、ネットをしたり。ジェリーはゲーム好きなのでネットで友達とゲームをしたりします。寝る前ぎりぎりになったらロキに缶詰のえさをあげます。早くあげてしまうと食べきってしまって夜中にえさをねだられてうるさいので。12時過ぎくらいにぼちぼち寝ます。ジェリーは「結婚したからって自分の分の洗濯をしてくれなくてもいいよ」とかたまに言います。少し年上の人にも、自分が飲むついでだからコーヒーを運んであげたら「そんなことしてくれなくてよかったのに！　ありがとう」とか言われたり。アメリカ人の男の人は女の人に世話をされたことがないのかなあと思うことがたまにあります。お父さんやお母さんの世代はまた違うんだと思いますけど。とりあえず日常ではこんな感じだと思います。

2006.03.21

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りょうちゃん・・・

りょうちゃんからいろいろ詰め合わせが届きました。ドラえもんは感動編なので気を許して読むとうっと涙目になりそうに。年食ったなあ。離島戦隊サドガシマンて。調べたら楽天でも売ってた・・佐渡に行くたびにこれはだめだよなあ、と言いあってるアイテムを送ってくれてありがとうね！　キーホルダーだけは絶対に送ってきてはいけないよ（本気）。

2006.03.20

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新しい仕事

ザビアーから電話がありました。昨日も電話をくれて、ほかにもレストランを経営している人を知っているから仕事を探してあげるよと言ってくれたのですが、さっそくその話でした。聞くところによると新しいレストランができるようで、そのオーナーがぜひ会いたいと言ってくれているようです。飲食業は長いからなんでもできるよって言ってしまったので、もしかしたらキッチンに回るかもしれません。まあそのときは盛り付けに気合を入れて中国人にできないことをやってみせます。見ていろよ。昨日まで働いていたレストランで「弁当の向きはどっちが前になるのが正しいの？」と聞いたら「どっちでもいい」と言われました。んなわけないだろ。日本食なめんなよ。地元の居酒屋で働いてたときに、料理の配置や飲み物の渡し方などをわりと厳しく教わったので、そういうことをまったく気にしないウェイターと一緒に働いていると気分が悪いです。まあ、アメリカ料理はでかい皿に全部がのっかっているので、教わらない限りできるわけはないんですけど。でもビールのラベルをお客さんのほうにむけるくらいしろよ、とは心の中で思っていますが。できればそういうことをちゃんと気にする場所で働けたらいいと思います。というか、べつにレストランじゃなくてもいいんですよ。大学では地図を作る（GIS）を勉強して、その後はGISテクニシャンとして働いていたので、日本に関する知識を生かす仕事にこだわらなくてもいいかなと。ジェリーはいやだといっていましたが、自分は警察官と仕事をするのも面白そうだと思います（地図を作る仕事は意外と警察や犯罪学とかかわっているので）。ザビアーも来週でいまのレストランを辞めると言っていました。別なレストランからもっと待遇のいい仕事をもらったようです。これにはすごくびっくり。マネージャーの家にただで住まわせてもらったりしているので、恩があるのかと思いこんでいたんですが。さらにまだマネージャーには辞めると言ってないようです。意外とドライな。新しいレストランとザビアーの働くレストランはちょっぴりつながりがあるので、もしかしたらまた一緒に働けるのかもねえなんて話になりました。とりあえず近いうちにオーナーに会いに行きます。まともな人だといいな。

2006.03.19

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ひだまりの民

おどります。日本から荷物が届きました。やったー。友達がデザイン＆原型を担当したおもちゃです。日本ではコンビにでも売っていますね。ハワイでも限定版を見かけました。イリノイ州でも見つけたのですが、アメリカ版は顔がかわいくなかったのでやめておいたのです。買わなくてよかった。これと一緒にドナルドとひだまりの花も入っていました。引っ越す予定だからパッケージは開けてないけど光の当たるところにおいてあるよ。ありがとね。

2006.03.19

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ただいま。

いきなり仕事が入ったので５時にはアイオワに戻ることになりました。８時にモーテルを出られるのか自分でも心配でしたが（朝型ではないので）なんとか７時半には起きて、荷物をかばんに詰めて車に乗りました。がんばったー。もちろん顔なんて洗ってませんが。別にこんなに急ぐ必要はかなったのですが、ジェリーの実家でロキを拾わなくてはいけなかったし、それになによりもおばあさんに会ってから帰ろうと決めていたんです。そうと決めたら起きないわけにはいかないでしょう。いつもはぐずぐずぐだぐだとしているんですが。自分はじいさんとばあさんに育てられたので、老人には弱いです。お母さんから「おばあさんのボケが最近ひどくて一人で出歩いて知り合いの車に乗せてもらって帰ってきたりする」と聞いていたので心配していたのですが。人って変わってしまいますからね。おばあさんはいつもどおりのようでした。はいてる赤いヒールがかわいいと言われたので「３ドル！　いい買い物でしょー」と自慢してみました。得意のジャンクショップですよ。メイドインチャイナですけど。６５も年の離れたおばあさんとこういう話で盛り上がるのはいいことではないですか。残念ながらおばあさんはウォーカー（足の悪い人が歩くときに使うやつ）を使っているのでスニーカーをはいていますが。このまえはりょうちゃんとペアで買った（りょうちゃんはしてるのか？）シルバーのリングをほめられました。そういうところに気づく人なんですね。だんなさんを（ジェリーのおじいさん）亡くしたときに結婚指輪を外したそうです。指輪をプレゼントしたら喜ぶかなあ？今年で９４歳。アメリカ人にしてはかなり長生きですよね。イリノイ州から帰ってきたとたんに雪。すぐに仕事に行きました。今日から皿は洗わなくてよくなりました。

2006.03.16

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イリノイ州で！

SIUに行きました。まずは昔一緒にクラスをとっていたウクライナ人の友達ミコラと合流。この人はいつも寒がりで冬にはジャケットを３枚くらい着ているから、フェイナーホール辺りにいると発見できるかもしれません。夏でも半そでになった姿を見たことがありません。ウクライナは寒いのでは？昔クラスをとっていた教授と再会。いまではSIUで犯罪学　Administration and Justice（AJ）の学部長になったとか。「SIUに仕事があるんだけど」とジェリーが言ったとたん学部長の答えは「（戻って）来るな」とのことでした。この人は話し方が厳しく聞こえるので生徒はみんなびびりますが、フルタイムの教授なのにちゃんと授業を教えていて、本も出していてなかなかすごい人です。SIUで出会えてよかった教授はこの人くらいです。ロバート・レッドフォードを見るとこの人を思い出します。どうやら表向きはGISをのインストラクターということなのですが、内容はコンピューターラボの管理や雑用などひどいものだというのです。この人は回りくどい話し方は絶対にしないので信用できます。カーボンデールに住んでいる友達はみんな戻ってきてほしいと言ってくれましたが、この仕事が非常に怪しげなので内容を知っている人はみんな「やめろ」と助言してくれました。というわけでイリノイ州への引越しはなくなりそうな気配ですよ。いろんな人に会って駐車場へ歩いていくと見慣れた頭と後姿の人が。ジョン（元彼）でした。びっくりしたー。学校を辞めて国に帰ることにしたので知り合いに挨拶をするためにイリノイ州に来た、んだそうですが。なんて絶妙なタイミングですかね？

2006.03.14

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これからどうなる？

今週末SIUに行くことになりました。どうやらまじめに転職を考えているようです。学校は今スプリングブレイクなので学部の人と話をしに行くそうです。自分は高校のときから実家を離れているんですが、計算すると年に最低1回は引越しをしています。大学の時には年に2回の引越しの計算でした。ジェリーも１７のときに実家を出て以来1年に１回は引越しをしていたそうで、考古学の仕事についていたときにはプロジェクトごとに別な州の別な町に住んでいたそうです（モーテル暮らし）。そんなふたりが一緒になったので一箇所にとどまることがないといえばそんなような。さて、どうなるんでしょうか。人生波乱万丈ですね。

2006.03.09

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雷だから。

今日も雨です。雷雨なのでケーブル（有線）の画像が乱れています。ケーブルの意味があるんでしょうか。画像と音声がめちゃくちゃです。どこかに行こうかと思ったんですがガソリンが値上がりしていたのでやめました。週末が近づいてくるとこっそり値上がりするんで頭にきます。火曜日になるとまたちょっと値下がりしたり。家の目の前にガソリンスタンドがあるのですが、一番安い無鉛ガソリンで2.39ドル/１ガロン（約3.8L）でした。昨日まで2.29だったのに。なんだよー。先週まで2.19だったのに。中東から兵士が帰ってきてるのにガソリンを値上げする意味がまったくわかりません。石油産業は去年いままでで一番利益をあげたそうですよ。小学生のころに少年自然の家なんかに行って、キャンプファイヤーをするたびに「君たちが大人になるころにはガソリンはなくなってしまうから資源を大切に」なんて聞かされたことをしみじみ思い出しますね。それに対して高校のときの先生はこう言っていました「石油なんてどんどん使ってなくしてしまえばいい。そうすればそれに変わる技術を発見しなければいけないから」なるほどなー。

2006.03.08

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雨だから

雨。寒い日は何もする気がありません。買い物すら放棄です。そういうときはあるものを食べればいいのです。買い物は天気がよくなってガソリンが安くなったら行けばいいのです。ケーブル（有線）が止まっていました。どうやら支払いを忘れたようです。でもインターネットは不思議と生きていました。ネットで支払いをさせるため？　不幸中の幸いですね。テレビはなくても生きていけます。シンプソンズのDVDを見ながらメールチェックです。これを見ています。なぜだか寒い日は食べてもおなかがいっぱいになりません。そういうわけでブラウニーを焼きました。ジェリーが買い物をしてきてくれました。塩ゲットです。買い物に行かなくて正解でした。マヨネーズは忘れてきたようです。まあ、それはいいや。

2006.03.07

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Kick Back

今日はたいしたことはしませんでした。週末ずっと立ち仕事だったので、いままでそういう仕事をしてきたとはいえ久しぶりだったのかなんだか疲れました。長風呂をしつつ「ユーコン川１６０キロ」を見ました。今年はぜひカヌーに挑戦したいです。そう思っていたら夜にジェリーに言われたんですよ。「今年の夏はカヌーをやりに行こう」心を読まれました。夕飯の買い物に入ったのですが、塩を買うのを忘れました。結構前から切らしているのですがいつも忘れているのです。明日こそ買いに行きます。それからでっかいマヨネーズもね。

2006.03.06

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さて。

久々に雪が降りました。レストランは暇でした。日本語を話せるアメリカ人とスペイン語を教えてくれるグアテマラ人のザビアーが休みだったので話をする人もなく。中国人はあまり英語を話せないので、そういうときは仕方がないので洗浄機を磨くよりありません。職場の男の人は必ず「何か食べるか？」と聞いてきます。それもみかんと味付け卵とか、組み合わせの悪いものばかりありがとうございます。細く見えますが見た目よりずっと重いので（筋肉質）大丈夫です。誰も信じてくれませんでしたが。太らせて食べようという魂胆ですかね？　中国人ウェイトレスの玲が「自分は英語があまり話せないからほかでは働けない」と言うんですが、あんまりそういうことは関係ないと思うんですよ。英語がぺらぺらだけど学生ビザしかない日本人よりは、英語はあまりうまくないけれど市民権を持っている中国人がいたら、中国人のほうが有利な気がします。労働ビザをおろすにはお金がかかりますからね。それだったら中国人に英語を話せるようになってもらったほうがいいと雇い主も思うでしょう。新しい職場に行けばそこで必要な単語をそこで学んでいくわけだし、英語はその場その場で学んでいくよりない気がします。次は金曜日に来てね、と言われました。なんだか振り出しに戻る、ですね。どうやらもうひとつ仕事を探さなければいけないようです。

2006.03.05

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Dishwasher

仕事から帰ってきました。やってることは単純です。皿を洗ったり掃除したり。でもそんなことは予想していたことなので、まあどうでもいいです。店では中国人とアメリカ人とグアテマラ人が働いていて、なんとまかないつきです。得だなあ。今日のスープは美味しくなかったですが。暇な時間帯の時にはスペイン語を教えてもらうことにしました。知っているスペイン語はあるのかと聞かれたので　ノセ（I don't know)と言ったらなぜか大うけされました。今度は　オイェと呼びかけてみようと思います。体を動かすのはいいことですね。よく眠れます。ジェリーもずっと家にじっとしていてほしくないようで、早く仕事を見つけて外に出なさいと言っていたのでとりあえずよしとします。中国人からは大学を出てるのになんでこういうところで働いているのかと言われましたが、それは日本でも散々言われていたのでもうどうでもいいです。あまりにどうでもいいのでなんと、時給すらわからずに働いています。

2006.03.04

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経歴

昨日の夜いままでのバイトや小遣い稼ぎにやったことを数えてみたら５０以上あったんですよ。居酒屋の姉さんから、スーパーのマネキン、弓具屋さんで矢を作ったり、農務省に雇われてみたりね。かと思うと塾の先生だったり。全部書いたら履歴書に場所がなくなってしまうのでいつも抜粋していますが。不思議なことにベタなバイトほど未経験です。新聞配達とかコンビニとかファーストフード店とか。だいたい話の流れで「ミシン持ってるならすそ上げできる？　お金払うから」とか「髪切れるならシャギー入れてもらえる？　お金払うから」とか「泳げるんだったらスイミング教室手伝って。町からお金が出るから」とか。まるで町の便利屋さんですね。覚えてる限りの最初の仕事はヒューズを作ることでした。母親の内職の手伝いで、たしか１つ１円でした。細いガラスでできていて、２本の鉄線をらせん状に巻くだけなんですけど力を入れすぎると割れちゃうんです。発泡スチロールのケースに１００本ならべてようやく１００円。シュールだなあ。

2006.03.03

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おめでとう。

弟分の誕生日でした。去年は日本で一緒にピアスをあけたり、文句をたれながら同じバイト先で仕事をしていたなあと思うと、1年ってあっという間です。もう1年の６分の1が過ぎたんですね。どうりでぼくら大人になっていくわけです。引越しのことはどうなるかわからないのですが、するにしてもしないにしてもSIU（イリノイ州）での仕事は７月からの契約なのでそれまでになにかできることを探さなければいけません。というわけで。あるレストランの前を通ったら店の人らしい人が外にいたので「仕事ある？」と聞いてみました。「あるよ。金曜日から来られるの？」と言われました。微妙に何をするのかわからないのですが、とりあえず仕事なら何でもよかったので深くは追求しませんでした。レストランの仕事なんて知れています。金曜日は明日です。明日から仕事に行きます。

2006.03.02

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Make yourself happy

「SIUに戻ることになったらどうする？」と聞かれました。なんだか大学が嫌になってきているようです。ジェリーは大学のITとして働きつつ博士号を取ろうとしているのですが、TA（Teaching Assistant)の大学院生が時間通りに仕事に来なかったり、勝手に帰ったりしてしまうんだそうです。ジェリーは大学の教授ではないので生徒もジェリーを軽く見ているようで、それに対応しない学部にも呆れているようです。大学はとしてはたしかにレベルが高いのですが大学院に入学してしまうと生徒は何もしないんだそうで。大学院に入ったら自分のコミッティーというのを作りリサーチをしなければいけないのですが、それも自分で考えずに、教授が何か言ってくれるのをずっと待ってるとか。アメリカの大学は日本と比べて素晴らしいとか、クリエイティブだとか言われていますが、それは違いますよ。理系において言うのなら日本の大学生のほうがずっとまじめではないでしょうか。カーボンデールの大学にITの空きがあるようで、履歴書を送ってと言われたそうです。カーボンデールに戻れば給料は下がるけど家賃は安いし、何よりも授業料が免除になるので結局はプラスになるね、という話をしました。たぶんここにいるよりは早く博士号を取ることができると思います。それにしてもオリビアがSIUの大学に戻ってきたらいいのに、とつい先ほど言ってたばかりなので、この話が本当になったら大爆笑ですよ。自分としてはどこに住もうが大丈夫です（たぶん）。劇的に変わることは特に何もないでしょう。ジェリーが働きながら博士号をとれる大学があるなら、ジャンクショップとアジア系の食材が売っている店はインターネットで探せます。いつもジェリーは「君は自分のしたいことをしなさい」と言ってくれるので自分も同じことを言いたいと思っています。自分としては特別にしたいことがないので、住んでいるところでしたいことを探すしかありません。わがままに生きられる人は一生がんばってわがままに生きていくことをお勧めします。自分のしたいことやほしいものがわかっているってすごいことです。

2006.03.01

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おでんの日

晴れていたのでオリビアと日本人の友達を誘って湖へ行きました。まだ泳ぐ季節ではないのが残念ですが。天気がいい日にはちょっとでも外に出るに限ります。オリビアと弟分おでんの作り方を教えてほしいというので夕飯に作ることにしました。台湾人に限らず韓国人もおでんは大好きです。最初はおでんのもとで作ろうと思ったのですが、ちゃんとおしえてほしいということだったので昆布とかつおぶしから作ることにしました。だしをとって料理をするというと大変に聞こえるのですが、やってみると意外と簡単だったりするものです。おいしくできたので、やってよかったと思いました。昆布は偉大です。オリビアと友達が仲良くしているのでそれもうれしいです。オリビアはアメリカに来てかなり長いので英語は問題ないのですが、友達は１月に渡米してきたばかりです。でもいろいろ説明しようとがんばって話しているのでそれも良いです。自分もこういう時代があったのかと思うといまではすごく不思議で、たまに英語を話している自分がなんだか嘘みたいだったりするのです。言語を学ぶことにはストレスも多いのですが、その伝えたい、という気持ちと伝わった！　という喜びを繰り返していくうちにいつの間にか話せるようになっている気がします。そういうときが一番言語を勉強していて楽しいときです。うらやましいです。

2006.02.26

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理想像

アイオワを発ってからもう１０日になります。オリビアとミンスからはどうやったらそんなに理解のある旦那さんをみつけられるのだ、それともそんなに好き勝手してていいほどジェリーはあんたにぞっこんなのか、というようなことを聞かれましたが。別にどっちでもないです。またはどっちもです。そもそもビザの申請などで日本とアメリカに３年ほど離れていたので、１週間ほかの州に遊びに行くくらい良く考えたら大したことではないようです。結婚したから変わったことといえばミドルネームができたことと、クレジットカードが一緒になったことくらいです。こっちだってジェリーが友達のところに遊びに行きたいといえばいいよ、と言うに決まっています。結婚したからってお互いを所有（OWN)していることとは違うでしょ、とジェリーは言います。うん、そうですね。結婚も、誰かと付き合うということもどっちも相手をどれくらい受け入れられるかだとよく思います。自分はかなり許容範囲の広い人間だとは思いますが。相手の背が低くても、日本人でも、日本人じゃなくても、糖尿でも、スーツを着たことがなくてさらにいつもショーツでも、色弱でも、義足でも、パソコンの上にものがいっぱいでも、べつにいいです。アートについて語れなくても、映画について詳しくなくても、楽器を弾けなくても、マニュアル車を運転できなくてもかっこ悪くないです。理想が高いのはいいことだと思いますが、消去法のほうがもっと気楽な気がします。自分の理想は頭が良くてあんまり好き嫌いがない人です。どのみちつきあってみなければお互いのことなんてわからないですから。

2006.02.25

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Life is too short to bullshit

オリビアと再会。たいてい一緒にいるといろんな相談をされるのですが、この日の夜もそうでした。ミンスもそうですが、なんだか自分の身の回りの人は悩みや鬱でいっぱいです。そういう人たちばかりなのでなんだか自分には悩みがないような気さえします。ジョンとミンスはお互いにしょっちゅう落ち込んでいるのでふたりで人生や自分のあり方なんかについて語り合っているようですが、二人といたらたぶん自分は一緒になって泣き言を言ったりしないでしょう。片方が泣いてるときにこっちも一緒になって泣いてどうするのですか、と思うのです。たぶんジョンは一緒になって泣くタイプなので、ミンスはそれぞれを別々に必要なのでしょう。ミンスとオリビアからは強い子だと思われているようです。あんたらが悩んでいるときにこっちは慰めなくてどうするのですか。悩みがない人なんているはずがないでしょうよ。ああもう。悩むのは勝手ですし元気付けるのはかまわないのですが、そういう気配りがほしいものです。もちろん冗談ですが。ミンスからは「人には悩みがあるのはわかるけど、アイズはそれをうまく処理して生きているようにしか見えない」と言われました。言われるからにはきっとそうなのでしょう。でもそれは自分に足がちゃんと２つあるからでもなくて、永住権を持っているからでもなくて、それはどうがんばったって自分が世界で一番不幸な人間にはなれないってことを知っているからです。だから自分は大丈夫に決まっています。よくはわからないですが、好きでない人と一緒にいたり、愚痴をこぼして生きるには一生は短すぎます。

2006.02.22

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ARTIST

ミンスのクラスメイトと３人で夜中に宿題のディスカッション。テーマに沿ってストーリーを作れ、ということらしいのですが、あまりに漠然としすぎていていまいち内容がつかめません。なんでも先生は具体的な例を絶対に挙げない上にほとんど褒めないんだとか。アメリカ人のクラスメイトの子も先生は言うことも厳しいし何を求めているのかさえよくわからないと言っていました。１２時近くまでアートとは何かについて語ったりしました。ミンスは写真を撮ることは好きだけど自分はアーティストではない、と言っていました。たしかに絵を描いたり、写真を撮ったりするすべての人がアーティストだとは思いません。デザイナーとアーティストも違うと思います。ミンスは新聞社で働いていたのでどちらかと言えばジャーナリストに近いです。作品を見ても事実をとらえることは得意なんだろうと思いますが、いろんな物を組み合わせたりして写真を作ることはあまり好きじゃないようで、このクラスは苦労しているようです。卒業までに鉛筆を使ってアートを作りたいとミンスが言っていました。鉛筆をみんなに渡して、それぞれの痛みを書いてもらおうというプロジェクトだそうです。この前言ったPOSTSECRETというプロジェクトと似ていないこともないです。それだったらその鉛筆に痛みを書いてもらってそれを材料に何かを作ればいいであろう、と言ったらなるほど！　と言っていました。それからいろいろアイディアを練りましたが、それはいま秘密です。

2006.02.17

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おすすめサイト

今日Barnes&Norbleに行って本を読んできました。ＰｏｓｔＳｅｃｒｅｔというタイトルで、ここへ自分の今まで隠していた秘密をはがきで暴露しよう（匿名）というアートプロジェクトなのです。今回はバレンタイン特集です。

2006.02.15

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トリノオリンピック

オリンピックなんですね。正直言って興味がないです。アイオワ州に引越しの下見に来たときにパーキンズに寄ったんですが。ウェイターのおじさんが料理を持ってきて「Here you go, young Michelle Kwan」と言ったんですよ。髪の色と背丈以外はそんなに似ていませんが（さらにミシェルのほうが年下）アメリカ人から見たら中国人も日本人もおんなじく見えるんでしょうね。イリノイから比べたらここは白人ばっかりですし。おじさんのなれなれしさにはどうしていいかわかりませんでしたが。興味はないにしろトリノオリンピックと聞くとにやにやしてしまいますね。うちではオスカーもグラミーもまったく見ません。芸能関係に興味がないふたりと一匹が住んでいるので。たぶん週末に買ったガイ・リッチーのDVDを今夜は見ることでしょう。

2006.02.13

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まったく関係ないような話ですが。

寒いと思ったら雪です。久しぶり。こういう日はじっと家にいてフォトショップとかイメージレディをいじっているに限ります。プロフィールの写真を新しくしました。赤べこと真野鶴（佐渡）です。台所のガス代の上の棚に飾ってあります。いつも赤べこの耳に指輪をおいているので漆がちょっとはがれてきました。料理をするたびに指輪を外すのですが、そのあとはめ忘れるので結局ずっと台所に置いたままになっています。そういう理由でハワイに行ったときも指輪を忘れていきました。佐渡に行きたいです。冬に一度言ったことがありますが、正直言ってあまり記憶がありません。夏のイメージが強すぎるんですね。お祭りとかたくさんあるし。鼓童もあるし。花火もあるし。夏になると行かなければいけないような気持ちになりますよ。お金があったらきっと佐渡に家を買います。今年もいけますように。

2006.02.09

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Family guy/ファミリーガイ

テレビをつけたらシンプソンズが３エピソード連続でやっていました。１エピソード３０分だから1時間半分。今日はクリスマスとかハロウィンのエピソード集でした。そのあとはファミリーガイが３エピソード続きます。自分としてはシンプソンズのほうが面白いのだけど、ファミリーガイはアメリカで育ったら理解できるネタが多いらしくジェリーは面白いと言っています。そのうちファミリーガイを見て大笑いしている自分がいるんでしょう。まだそれほど日本ではメジャーではないかな。

2006.02.05

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Thomas the tank engine & friends/機関車トーマス

機関車トーマスを見ながら書いています。おはようございます。9時半に起きたらびっくりされました。いつも11時ころ起きます。「（自分が起きているからって）起きなくてもいいんだよ」とまで言われました。そういうわけではないんですが。いや、ふだん起きるとだんなさんはとっくに仕事に行っているので休みのときくらいはちょっと早く起きようかなという意識はちょっとくらいはあります。だんなさんはパソコンでゲームしているので放っといても大丈夫ではあるのですが。昨日作りすぎたパスタを食べていたみたいだし。この年になってトーマスを見るとそのほのぼのぶりが笑えます。トーマスが貨物を押します。ヘンリーも押します。しかし貨物はぴくりとも動きません。（ここで引きの画）ふたりとも、向かい合って押していたのです。爆笑。「そんなに面白い？」と聞かれました。こういうものをまじめに作るイギリス人の姿勢がよいと思います。同じ理由でモンティ・パイソンが大好きです。ストーリーの終わりにエンドクレジットが流れるのですが、よく見るとその隣にいるトーマスの目がちょっとずつ上下に動いているのです。クレジット読んでるみたいです。細かい。いつかイギリスに行きたいです。

2006.02.05

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新年

そうそう。すし屋で中国人が「新年快楽」と挨拶していました。今日は旧暦を使っている人たちにとっては新年です。メッセンジャーでミンスクと話して韓国も旧暦を使っているのだとはじめて知りました。台湾人の友達にもおめでとうと言いました。日本にも小正月はあるけど、西洋文化だけでなく自分たちの正月とか誕生日の数え方があるって不思議です。

2006.01.28

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風呂

最近は起きたら風呂に入ることにしています。シャワーでなく風呂であることが大事です。運がよいことにいま借りてる家のバスルームにはトイレと浴槽とシャワーがあります。これでバスルーム全体がタイル張りなら文句はないのですが。残念ながら床は木造でシャワーは１mX１m　の箱みたいなとこで浴びないといけません。浴槽の中で体を洗ったり頭を洗ったりするのは面倒です。衛生的な感じもしないし。しかしシャワーより断然リラックスできますね。寮に住んだらシャワーは共同のことが多いし、浴槽はないと思います。アパートか家を借りて住んでもルームメイトがいると、風呂場とトイレは一緒なので風呂場を長い時間占領するのはちょっと難しいです。それに何よりもお湯が足りなくなります。次にシャワーを浴びる人がたぶんつらいです。大学にいたころは日本人の友達と集まると温泉に行きたいねー、とよく話していたものです。最近はハリーポッター（英語）を読みつつ長風呂をしています。ハリーポッターシリーズはものすごく分厚いですが、読みやすいです。本をより読みやすくするポイントは映画をまず見てしまうことと好きな場所だけ読むということです。映画を見た後ならシーンを思い出せるのでわからない単語もなんとなく想像できます。もうひとつのポイントはなんとなくストーリーがわかる限りわからない単語をいちいち調べないことでしょう。こうしてお茶とかを飲みつつだらだらと風呂に入っています。面倒なので体と頭はせっけんで洗うことにしています。とりあえずはそんなにごわごわしていないです。

2006.01.26

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ドイル式

みんなでシャンパンを飲みました。この家ではなにかあるとシャンパンです。ドイルは酒を売るのが仕事なのでこの家にはいろんな酒があります（特にワイン）。アメリカはクリスマスは家族で、新年は友達と祝う感じです。クリスマスがあんまりに派手なので新年はどうでもいいのかとすら思います。クリスマスにお金をかけすぎなんですね、たぶん。あけましておめでとうございます。今年の目標は「絶対に心配をしない」ことです。われながらいい目標です。心配ばかりしてもしょうがないので。代わりに「絶対に何とかなる」と思うことにします。

2006.01.02

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韓国式

大学のときのルームメイトのミンスクのところに来ています。ただしくはミンスクの弟が住んでいるアパートにだけど。昨日は年を越す前に寝てしまいました。たぶん3人とも。起きたら二人ともよく寝ていました。よく考えたら自分の周りにいるアジア人はよく眠ります。ぐっすり長く眠れるという意味で。もしかしたらアジア人にはそういう遺伝子を持っているのかもと思いつつ、ひとりであんまし味のない白いせんべいをかじっていました。ミンスクが起きて韓国の雑煮を作ってくれました。海鮮雑煮でした。おたがいにそれぞれ予定があったので同じ時間にカーボンデールを離れました。13号をミンスクは南へ、自分は北へ。ウォールマートの前で別れました。正月から運転かよ、とも思ったのですが、フリーウェイはばりばりすいていて警察もまったくみかけませんでした。アルトンまでは無事にたどり着いたのですがジムの家に着くまでにたっぷり一時間はうろうろと迷いました。２時間で到着できるところを３時間以上かかったのでついたときにさんざんからかわれました。

2006.01.01

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