お別れ
洪水もひとまず落ち着き、水が引き始めています。働いているホテルに被害はなく、それでも部屋や結婚式のキャンセルがあったのでお客さんが減って仕事も減るかなーと思っていたのですが、建築関係の人、偉い人の視察などがホテルを利用するようでこれからの2ヶ月は忙しくなるようです。昨日はメディア関係やえらい人の護衛の人が着ていたようで、駐車場の車の中でじっと動かないでいる人がいてなんだろなーと不振に思ったのですが、どうやら車を見張っていたようですね。ブッシュ氏もシーダーラピッドを偵察に来るみたいですよ。たぶんこのホテルには泊まらないと思いますけども。ホテルの仕事に申し込んだときに始めて面接してくれて、実際に自分の上司になった人が今日付けでやめました。彼女がアイオワ大学の病院で勉強しているのでカリフォルニアから二人で来たんだ、って言っていました。自分も働き出してしばらくしてアメリカのサービスってこんなもんかなあ、と疑問を持ち始めたのですが、その人ももっといいサービスを提供したいけど周りの人は田舎だからこんなもんという感じであまり努力をしないし、そういうのに疲れたって言ってました。生活していければいいので、次の仕事はもうなんでもいい、掃除とかするのもかまわないって言っていました。それほどいやだったんだなー。たとえば同じチェーン店でも田舎と都会では接客とかに違いはあっても、商品の質とかサービスの早さとかそういうものは落としてはいけないと思うのですよ。でも一緒に働いてる人はそういうのを気にしないし、お客さんを平気で待たせて「ごめんなさい」って言えばいいという雰囲気で。彼女が卒業して医者になるまで後数年あるので、それまではアイオワシティにいるからまたそのうち会おうね、と言って別れましたがちょっとしんみりしました。