夜中に急にチョコッと手術となる。
昨日くらいから点滴の入りが悪く、体の向きによっては全く入らなくなってしまうことがありました。今晩も睡眠薬を入れようとしましたが、全く点滴が落ちません。看護婦さんがいろいろ管の向きを変えたりしましたが、やはりダメ。そこで宿直の先生がやって来て、胸に通してあるカテーテルの様子を見てみると、どうも管が詰まっているようです。ヽ( ´¬`)ノ先生が注射器で吸引してみたり、溶解剤を入れてみても、うまく通らないので、ついにはカテーテルを体から少し引っ張りだして、状態を見ることに!看護婦さんが「管を皮膚と繋いでいる糸の結びかたがきつすぎるのでは?」(専門用語を使っていましたが…忘れました)と先生に言ったので、先生が試しに結んであった糸の一部を切って、もう一度吸引してみると……おぉ~管の中が貫通しました~(^o^)/そして慌ただしくプチ手術の支度がなされ、ベッドの上に青い布(よく手術する時患部にかけるもの)が広げられました。私はずっとママの手をにぎってベッド脇にいたので、プチ手術現場をバッチリ見ることに~麻酔注射をカテーテルの脇にプツプツと打ち、釣り針みたいに湾曲した針を皮膚に刺して、カテーテルの管と皮膚を縫って固定するのです!(*_*)幸い麻酔がうまく効いて、ママはさほど痛くなかったようですが、針で皮膚を縫ったり、糸を器用に結んだりしている先生を見て、つい、「先生はお裁縫もうまいんでしょうね~」と馬鹿なことを言ってしまった私でした(^_^;)(先生は「研修医の時に練習した」と言ってました(笑))とにかく無事にプチ手術が終わり、点滴もちゃんと通って、今はママはスヤスヤ寝ています。よかった。